「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」15
1‘
美彩「ここが地上に続く道よ」
○「それであれがヒュドラか…」
美彩「そう…解毒薬がない状態での戦闘は正直勝ち目はないわ」
○「解毒薬は作れないのか?」
美彩「作れるけど材料は地上よ」
2‘
○「…仮に解毒薬があったとしてあいつに勝てる勝率は?」
美彩「そうね…貴方1人でに場合は40%かしらね」
○「美彩となら?」
美彩「…現状の武器なら50%」
○「美彩が入っても五分五分ってところか…」
3‘
○「なら1人でやるしかないか…」
美彩「なっ!?今の話聞いてた!?貴方1人じゃあ40%よ?!」
○「あぁ、聞いてたさ、美彩が入っても五分五分なら美彩を戦わすことはできない」
美彩「っ……」
4‘
○「さてと…いっちょやりますか」
美彩「待ちなさい!無理よ!」
○「かもな」
美彩「ならなんで!」
○「俺の帰りを待ってる人達がいるからだ」
5‘
美彩「なら私も!」
○「美彩には花奈がいるだろ?」
美彩「っ…」
〇〇はヒュドラの前に立つ。
6‘
○「悪いがそこを通らせてもらうぞ!」
ヒュドラ「ガァアアアア!!」
〇〇とヒュドラの戦闘が始まる。
○「はっ!黒石流一ノ型『一閃』!!」
凄まじい速さでヒュドラに斬りかかる。
7‘
“がきんっ!”
○「硬いっ!」
ヒュドラ「ぶあぁぁあぁ!!」
ヒュドラが口から毒の霧を出す。
8‘
○「ちっ…」
距離を取る〇〇。
美彩「っ!」
美彩は〇〇を置いて家の方に走り去った。
○「…ふぅ…さて…どうしたものか…この刀【黒鉄】ではやつの鱗に刃が通らん…しかも毒の霧で近づくこともままならないしな…」
9‘
〜〜〜〜〜
10‘
はぁはぁ!
逃げなきゃ!
私には守らなきゃいけない子(花奈)がいる!
なのに!
11‘
どうして!あの男に共闘を断られた時
悔しかったの!
どうして私は見ず知らずの男のために
こんなにも必死になってるの!
私には関係ない!
私は死ねない!
12‘
“バンっ!”
花奈「美彩!?そんなに息を切らしてどうしたの!?」
美彩「花奈!私の剣を!!」
花奈「大丈夫なの?」
美彩「あの人を助けないと!」
花奈「そっか…ならいこう!」
13‘
〜〜〜〜〜
14‘
○「はぁはぁ…」
やばいな…
万策尽きたな…
あのヒュドラ…回復スキル持ちだ…
15‘
なんとか傷をつけても即座に回復していく
○「俺もここまでか…」
ヒュドラ「グアァァァァァ!!」
ヒュドラが毒の息吹を放つ。
16‘
?「スキル『雷神の怒り』!!」
ヒュドラに雷が降り注ぐ。
ヒュドラ「があぁぁぁぁぁ!!」
○「どうして…」
17‘
To be continued
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