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(3)乃木坂警察署

1‘

今日は乃木坂交番の1日を覗いてみましょう

早速、デスクに座ってお茶を飲んでいる3人の警察官。

眞衣「暇だね〜」

みなみ「ですね〜」

2‘

眞衣「いい事だけどね〜」

まったりと椅子に座っている、

この脚が長いのが乃木坂交番のハコ長

新内眞衣警部補

3‘

そして、横のデスクでまったりしながら、

ふわふわしているのが星野みなみ巡査部長

さくら「いやっ!仕事全部、私に回してるだけですよね!?」

みなみ「そんなことないよ〜、今さくらちゃんがやっている仕事は刑事になるために必要な事だよ〜」

4‘

さくら「私は刑事になる気はありません!私は安全かつ!事件の殺傷事件の少ない交番勤務でいいんです!!」

眞衣「まぁまぁ、そう言わずに(笑)」

みなみ「そうだよ〜」

さくら「はぁ…」

5‘

ため息を吐くと、何かを思い出した遠藤巡査。

さくら「そういえば星野巡査部長は【警視庁警備部警衛課第九機動隊】いたんですよね?何で交番勤務に?」

みなみ「えーっと、アネモネにいる〇〇さんから…あ、〇〇さんっていうのは、警視庁乃木坂警察署刑事課特殊犯罪対策係の中村〇〇警部のことね♡で!その〇〇さんに推薦されて機動隊に入ったんだけど〜、元々乃木坂交番にいた美月ちゃんとかがアネモネに引き抜かれて欠員が出たから異動させてもらったの♡」

6‘

眞衣「私としてはそのまま出世コースを進んで欲しかったんだけどねー」

みなみ「だって機動隊って大変なんだもーん!まだ交番勤務の方がらくー♡」

さくら「あはは…何とも星野部長らしいですね…(苦笑)」

談話をしていると交番の入口から声がする。

7‘

?「おーい、いるー?」

さくら「はい!何でしょうか?」

?「あれー?ハコ長いる?」

さくら「あの失礼ですがどなたでしょうか?(心:うわぁー、身長は高いなぁー)」

8‘

〇「ごめんごめん、僕は警視庁乃木坂警察署刑事課特殊犯罪対策係の中村〇〇です」

さくら「けっ警部⁉︎しっ失礼しました‼︎ハコ長は中にいます!(心:僕?女性の方なのに、珍しい…)」

〇「ん、ありがとうねー」

そう言って、中に入っていく〇〇。

9‘

〇「おっ!まいちゅん、新人に任せきりで偉そうだなぁ〜」

眞衣「おっ、〇〇じゃん(笑)どうした?」

〇「いや、張り込み終わって、通りかかったから、お見上げを持ってきたんだけど」

眞衣「その紙袋は⁉︎乃木坂商店街の福満堂の羊羹!!あざっす!!」

目を見開いて、〇〇に詰め寄る新内。

10‘

〇「あ、みなみちゃん、悪いけどお茶淹れてくれる?」

みなみ「はーい♡」

眞衣「私も!」

みなみ「ハコ長は自分で淹れてください」

眞衣「なんでよ!淹れてよ!」

11‘

いきなりの事態に固まっているさくら。

〇「んー、君って遥香ちゃんの同期かな?」

さくら「えっ⁉︎あ、はい!!そうです!!遠藤さくら巡査です!」

〇「そっか、まいちゅん……新内警部補にいじめられてない?大丈夫?」

12‘

眞衣「何でよ!私はいじめないよ」

〇「えー、信用できないなー、さっきもさくらちゃんが出てきたし〜」

眞衣「それは違うじゃん!!」

〇「まぁ、なんかあったら連絡してね?」

13‘

電話番号が書いてある紙をさくらに渡す〇〇。

さくら「はい!わかりました!!(笑)」

眞衣「んんっ!いい笑顔!いい笑顔だけど否定しよ〜!そんな事ないですって、否定しよ〜!」

みなみ「あ、お茶淹れました〜」

14‘

〇〇「おっ、みなみちゃんありがとう!」

眞衣「誰も話を聞いてくれない…私って……」

さくら「あははっ……(苦笑)」

苦笑いするしかないさくらであった。

15‘

○「ほら、さくらちゃんも食べよ?」

さくら「は、はい!!」

眞衣「それより、モグモグ…最近どうよ」

○「アネモネ?んー、普通だよ〜」

16‘

さくら「かっきー…賀喜巡査はどうですか?」

○「うん、しっかりとやってくれているよ〜!ペアは確か…美月だったかな」

眞衣「え、美月で大丈夫?」

みなみ「美月ちゃんってどんな子?」

17‘

○「小悪魔、あざとい、センスがちょっとダサい」

さくら「…それって警察官ですか?」

みなみ「キャバ嬢じゃない?」

○「れっきとした警察官だよw」

18‘

眞衣「賀喜さんに変なこと教えてないといいんだけど…」

○「まぁ、やる時はやる子だから、それより、交番はどう?」

眞衣「こっちはいつも通りよ〜」

さくら「でも、最近では不審者の目撃情報がありますね」

19‘

○「そっか、、僕も暇な時にパトロールしてみるよ」

眞衣「助かるわ」

○「…おっと、そろそろいくよ」

みなみ「えぇ〜、帰っちゃうんですか〜?」

20‘

○「またくるよ」

さくら「お菓子ありがとうございました!」

○「うん、どういたしまして」

眞衣「お疲れ〜」

交番を去る〇〇。

21‘

さくら「綺麗な方でしたね…」

みなみ「確かに、〇〇さんは綺麗だよね〜」

眞衣「もしかして、〇〇のこと、女だと思ってる?」

さくら「え?女性ですよね?」

22‘

みなみ「ふふっ、〇〇さんは男性だよ〜♡」

さくら「・・・えええええええ!?!?!?!?」

眞衣「まぁ、女性にしか見えないよね〜」

さくら「あれで、男性…」

23‘

To be continued

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