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(終)乃木坂警察署

1‘

奈々未「いい?合図したら突入して左右に展開!」

美彩「了解!日奈、遥香、美月、一実、美波は私と右に展開」

奈々未「左には私と鈴木、西野、与田、生田、堀は右に展開」

全員「了解しました!」

2‘

“バン!!!”

奈々未「警察よ!!その場で動かないでじっとしてなさい!!!」

構成員1「け、警察だ!!!!撃て!!!」

“ダララララララ!!!!”

銃撃戦が始まる。

3‘

美月「流石に本拠地だけあって多いですね」

美彩「多すぎるわよ!!」

日奈「〇〇さん…」

一実「大丈夫だよ!」

遥香「追加で来ました!」

4‘

“パンパンパン!!!!!”

敵の構成員の数は少しずつ減ってきた。

奈々未「美彩さん!先に行ってください!」

美彩「了解した!日奈!一実!行くよ!」

2人「了解!!」

5‘

〜〜〜〜〜

6‘

男「くくく、本当に強情だな」

〇「っ…」

“ドンドン!!”

男「な、なんだ?!」

“バンっ!!!”

7‘

美彩「動くな!!」

衛藤達が部屋に突入してくる。

日奈「〇〇さんっ!!」

〇「日奈…」

3人の目の前には腕を拘束され、服が破かれて、

誰がみても強姦されたであろう中村がぐったりしていた。

8‘

一実「っ…!このっ!!」

高山は警棒を取り出して、男に走る。

男「くっ!」

男もナイフを取り出して、応戦するがすぐに高山によって気絶させられる。

9‘

美彩「〇〇!!大丈夫!?」

〇「あははっ…しくっちゃった…」

日奈「ひどい…こんな…」

中村は身体中切り傷でいっぱいだった。

男は中村を犯しながら切り傷をつけて拷問をしてたのだ。

10‘

一実「美彩…行こう」

美彩「そうね、〇〇…歩ける?」

〇「うん…僕に拳銃を…親玉の所に行こう」

日奈「無理ですよ!?こんな体で!」

美彩「今は下に行って、仲間と合流しないと」

11‘

〇「それじゃあ、逃げられてしまう」

一実「でも!」

〇「お願い!」

美彩「…わかったわ」

日奈「美彩さん!?」

美彩「その代わり、無茶はしないこと!」

12‘

〇「わかったよ」

一実「では、私が先頭で日奈は後方に行きます!」

美彩「〇〇は私が連れて歩くわ」

〇「ごめん…」

美彩「あなたの無茶は今に始まったことじゃないもの」

〇「はは…そうだね」

13‘

〜〜〜〜〜

14‘

“ドン!ドン!”

美彩「やっぱり多いわね!」

“ジャララ”

コルト・パイソンのリロードをする。

一実「こっちは終わりました!」

15‘

日奈「ここですね」

親玉がいるであろう部屋の前に着く。

〇「くっ…」ガクガクッ

美彩「足にガタがきてるじゃない!」

〇「大丈夫…援護くらいできるよ」

16‘

一実「私が扉を開きます!」

美彩「日奈は扉が開いたら、中に閃光手榴弾を!」

日奈「はい!」

一実「いい?1、2、3!」

扉を開ける、高山。

17‘

“パンっ!”

“ぐわああああ!”

中から悲鳴が聞こえる。

美彩「突入ー!!!」

18‘

衛藤の掛け声で樋口と高山が突入、

数名の構成員と親玉を制圧。

〇「これで…」バタンッ

その場に倒れる中村。

19‘

〜〜〜〜〜

20‘

ー数日後ー

〇「毎日来なくても大丈夫だよ?」

美月「いえ!来たくてきてるので!」

遥香「果物剥きましょうか?」

21‘

〇「申し訳ないよ〜」

美波「遠慮しないでください!」

祐希「そうですよ!遠慮しないでくだい!かっきー剥くのは得意なんですよ!」

賀喜が剥いたリンゴを食べてる与田。

七瀬「あんたは遠慮しい!」

22‘

絢音「お身体のお具合はどうですか?」

〇「うん、傷自体は治ってきたよ」

美月「それにしても、〇〇さんに手を出すなんて!その男、死刑です!!」

美彩「病院で騒がない!」

23‘

“ごつん!”

美月「いったぁぁあ!」

麻衣「〇〇さん、お疲れ様です」

一実「お疲れ様です!」

日奈「お疲れ様です!」

24‘

〇「お疲れ様、どうだった?」

麻衣「全部吐きました」

白石は親玉の取り調べであったことを全て話す。

どうやらトゥルーは北原元巡査部長には警察の秘密を暴く組織と言っていたが、

実際の所はこの国に密輸する為に、警察官の存在が邪魔だったらしく

騒動を起こして、そちらに対処してる間に密輸を実行する作戦だったらしい。

25‘

〇「これで一件落着だね」

麻衣「ですね、それで復帰後の件なんですが…」

〇「うん、それは美彩を推薦するよ」

麻衣「やっぱり受けてくれないんですね」

〇「僕は現場が好きだからね」

26‘

美彩「ん?なんの話?」

〇「美彩をアネモネの係長に推薦するって話」

美彩「…は?ちょ、待って?どういうこと?」

麻衣「これはまだ発表してないからここだけの話にして欲しいんだけど、どうやら所長はトゥルーからお金をもらって情報を流してたみたいなの」

27‘

〇「それでそれが発覚して、逮捕されて、空いた所長の席に日村副所長が就任することになった」

美彩「どうりで突入に反対だったのね…それで、私が係長になる話となんの関係が?」

麻衣「それで今回のトゥルー壊滅の功績で私が副所長のなるのよ」

美彩「だから私が?〇〇は?」

〇「断ったよ、僕は現場が好きだからね」

28‘

麻衣「そういうことだから頼むわよ、衛藤係長」

美彩「…なんかむずむずするわね」

祐希「よっ!衛藤係長!」

“あははははは!”

29‘

〇「ふふ」

“ガラガラ”

奈々未「あんた達〜、廊下まで声が聞こえてるわよ〜」

未央奈「お疲れ様です!」

絵梨花「お疲れ様です〜!」

30‘

ある警察署にあるなんでもありの警官達

これは警視庁乃木坂警察署刑事課特殊犯罪対策係…

通称【アネモネ】の警察官達の日常である。

31‘

END

32‘

この作品はフィクションです。

実際の団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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