「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」28
1‘
俺が精神世界から戻ってきた日から
周りが過保護になった気がする。
○「飲み物でも飲もうかな…」
絢音「私がとりますよ!」
○「あ、ありがとう」
絢音「どうぞ!」
2‘
水を受け取る。
○「お風呂でも入ろうかな…」
奈々未「私が背中を洗ってあげる」
一実「私はま、前を洗うよ!///」
七瀬「ならななは頭やな」
○「お風呂はいっか…」
3‘
美彩「はぁ…みんな、過保護になる気持ちはわかるけど、度がすぎるわよ?」
奈々未「自分を棚に上げないよ」
ボディタオルの準備をしていた衛藤。
美彩「……」
○「はぁ…俺は訓練場に行ってくる」
4‘
七瀬「なな達も!」
○「そろそろ、仕事をしろ!」
一実「そうよね…そろそろ仕事に戻らないと…」
奈々未「…わかったわ、でも無理しちゃダメよ!」
○「わかってる」
5‘
絢音「行きましょう」
美彩「そうね」
部屋を出ていく橋本達。
○「俺もいくか」
6‘
ーーーーー
7‘
○「ふぅ…はぁ!はっ!」
素振りをする〇〇。
桃子「素振りですか?」
○「大園さんか…そうだよ」
桃子「 隣でいいですか?」
8‘
○「もちろん」
桃子「ありがとうございます」
隣で素振りを始める大園。
桃子「はっ!少し質問してもいいですか?」
○「いいぞ」
9‘
桃子「〇〇さんの剣術はどこで?」
○「俺の剣術は家に伝わる剣術だ」
桃子「そうなんですね」
○「俺からも質問だ…君達、剣牙隊の剣術は見覚えがある…どこでその剣術を?」
桃子「これは剣牙隊に伝わる剣術でこの国の建国からあります」
10‘
○「そんなのか」
桃子「初代国王が使っていた剣術とも言われてますし、その仲間が使っていたとも言われていますがそこは曖昧ですね」
○「そうなのか」
桃子「桃子も質問いいですか?」
○「なんだ?」
桃子「次のお嫁さん候補は?」
○「ゴホッゴホッ!」
咳き込む〇〇。
11‘
桃子「大丈夫ですか?!」
○「だ、大丈夫だ」
桃子「それで候補は?」
○「い、いや…そんなのはいないが…」
桃子「そうなんですか?てっきりいるのかと」
12‘
○「大園さんの中で俺はどういう人間だ」
桃子「桃子でいいです、〇〇さんには不思議な魅力があります」
○「そうなのか?自分ではわからんが」
桃子「まぁそれでいろんな方に求婚されてると思いまして」
○「残念だが、求婚は絢音以来されてないよ」
13‘
桃子「そうなんですか?んー…なら桃子が立候補してもいいですか?」
○「おやじを揶揄うんじゃない」
桃子「揶揄ってませんよ?むしろタイミングがないだけで他のみんなも求婚したいと思ってると思いますよ?」
○「あははっ、それはないだろ」
桃子「まぁ、桃子は本気なので考えておいてくださいね?では」
訓練場から立ち去る大園。
○「は、はぁ…」
14‘
ーーーーー
15‘
○「ローアイアス!」
スキルを発動する〇〇。
○「発動はするが…“あの”日奈を具現化させるのは無理か」
スキルを解除する。
○「麻衣に会いにいくか…」
16‘
ーーーーー
17‘
“コンコン”
麻衣「入れ」
○「失礼する」
麻衣「あら、〇〇じゃない、どうしたの?」
○「最近会えてなかったからな」
麻衣「それできてくれたの?」
18‘
○「最近調子はどうだ?」
麻衣「調子は大丈夫よ」
○「お腹は?」
麻衣「4ヶ月目だから、まだ平気よ」
○「そうか」
麻衣のお腹には俺との子供がいる。
俺が眠っている間に妊娠が発覚した。
19‘
○「無理はするなよ?」
麻衣「えぇ、そのうち〇〇には王務をしてもらうわ」
○「わかった」
麻衣「私もそろそろ王務が終わるから散歩に行きましょ」
○「そうだな」
20‘
To be continued
ありがとう!