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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」39

1‘

ー白狼隊VS朱雀ー

“キンキン!!”

奈々未「はぁ!やぁ!」

朱雀「面白い!面白いぞ!女!!」

朱雀と一騎打ちで、戦ってる。

2‘

“総隊長が、山下中級騎士によって、刺されたぞーーー!!!”

純奈「はぁ!?」

佑美「どうして…」

美波「美月が…?」

珠美「意味がわからンゴ」

3‘

動揺を隠せない面々

その中で、橋本は…

奈々未「はあぁあぁあ!!」

“キンキン!”

朱雀「はっ!だから言ったろ?“王”が危ないって!あはははは!」

4‘

奈々未「そうね」

冷静な橋本。

“キンっ…キンキンっ…“

朱雀「あ゛ぁ!?」

奈々未「私は私の責務を果たすだけ」

5‘

朱雀「はっ!見た目通り、冷てぇ、女だな!」

佑美「っ!隊長!王の所に!」

奈々未「佑美!」

佑美「…!?」

奈々未「私達の“王“はどういう人?」

6‘

佑美「……強い人です」

奈々未「私達の“王”は女王を…仲間を置いていく人?」

佑美「いえ…置いていきません」

奈々未「なら、信じなさい…あの人を…」

7‘

佑美「はい…(心:私はバカだ…1番に〇〇のところの行きたいのは、隊長なのに…)」

朱雀「さっきから、ごちゃごちゃと!早く、戦おうぜ!もっと、俺にお前らを痛ぶらせてくれよ!!」

奈々未「ふぅ…」

橋本の体が光り始める。

朱雀「いい魔力だ!いくぞ!!」

8‘

〜〜〜〜〜〜

9‘

ー王の間ー

“バン!”

美月「女王よ!大丈夫ですか!」

麻衣「おぉ!どうした?山下騎士よ!」

美月「女王が魔物に狙われてると聞き、馳せ参じました!」

10‘

麻衣「そうか!ご苦労!」

麻衣に近づく、山下。

美月「お側でお守りします…」

麻衣の後ろに立つと、懐から短剣を抜く

11‘

麻衣「其方…美月じゃないな?」

美月?「っ!?くっ!死ねぇぇ!!」

山下は短剣を振り下ろす。

“キンっ!”

12‘

しかし、一本の剣に阻まれる。

美月?「なっ!誰…だ!?」

横を見る。

美月「よくも、私の姿でやってくれたわね!」

そこには本物の山下がいた。

13‘

麻衣達から、距離を取る美月?

美月?「お前!どうしてここに!!お前は途中で襲わせたはず!!」

美月「あんな、奴らに負けるわけないでしょ!」

美月?「しかし、なぜ!女王にバレた!」

麻衣「〇〇が美月に刺されてたと報告があった」

14‘

美月?「バカな!伝令が来る前に、ここに到着したはず!!」

咲月「残念でしたね…私はあなたより早いのですよ」

麻衣の影から、菅原が出てくる。

美月?「なっ!?」

15‘

咲月「私は許可されて影と影の間を移動できるスキルがあるんですよ」

美月?「くっ…ならここで死んでもらう!!」

“バサっ”

美月「それがあんたの本当の姿なのね」

16‘

バルシャ「私は朱雀様の配下!クー・バルシャ!」

美月「私の姿であの人を刺した報いを受けなさい!反逆の刃…我は叛逆する!クラレント・ブラッド・アーサァァァァァァ!!!!」

赤い閃光がバルシャを襲う。

“ドッガアァァァァァアン!!”

17‘

煙が王の間中に舞う。

麻衣「美月よ…」

美月「やばっ!」

室内でスキルを使ってしまった山下。

あの威力じゃ、部屋が無事では済まない…

18‘

蓮加「セーフ!」

しかし、山下がスキルを放つ前に、岩本のスキル、

ロード・キャメロットが発動して、

部屋の防御力と耐久力を上げていた。

蓮加「美月さん!場所を考えてください!」

19‘

美月「ご、ごめん…それより、なんでここに?」

蓮加「総隊長に頼まれました!」

麻衣「〇〇は無事なのか?」

蓮加「はい!今は深川隊長が回復してくださっています!!」

麻衣「そうか…よかった…よし!悪いが、美月!蓮加よ!すぐに戦場に戻って、皆に加勢してやってくれ!」

20‘

美月「御意!」

蓮加「御意!!」

咲月「女王よ…私はどうしましょう…」

麻衣「ふむ、咲月はこのまま、余の側で護衛を頼む」

咲月「御意…」

21‘

To be continued

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