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(7)乃木坂警察署
1‘
パンパン!!
ダダダダダダダッ!!
ガガガガガガ!!!
○「応援来て、早々なんでこんなことに?!」
2‘
美彩「知らないわよ!!怪しい車があるって、通報があったから近くにいたPM(警察官)が職質しようとしたらいきなり撃ってきたって!!」
○「相手は何人!!」
美彩「3人!!」
絶え間なく銃を乱射してくる為、音がうるさい。
3‘
○「てか、ここ日本だよ!?なんでこんなに撃ってくるの!!」
美彩「知らないわよ!!M60機関銃なんて持ち出してきてるし!!あいつらまるでランボーよ!!」
○「じゃあ、こっちはターミネーターでいこう!それで弾を跳ね返して!!」
美彩「冗談じゃない!!身体中蜂の巣にされておしまいよ!!」
4‘
○「どうする?僕、梅ちゃん達に1人で行くって言っちゃったよ!!」
美彩「……合図したら犯人の車両のタイヤ撃てる?」
○「前輪?後輪?一つ?二つ?」
美彩「前輪で一つ!!」
5‘
○「了解!!」
美彩「今よ!!」
相手の銃撃が止まるタイミングで合図が来る。
〇〇はその瞬間に壁にしていた車両から、
体を出して前輪のタイヤに銃弾を撃ち込む。
6‘
パシュ!!
その音と共に前輪に当たりパンクし車体が一瞬ぐらつく。
美彩「終わりよ!!」ドンドンッ!!
美彩は愛銃のコルト・パイソンでM60を撃ち抜く。
相手のM60に当たり壊れる。
それを合図に〇〇が犯人車両に突っ込み3人を制圧。
7‘
____
8‘
____
9‘
〜二週間後〜
パンパン!!
ダダダダダダダッ!!
ガガガガガガ!!!
10‘
○「なんかデジャブ!!」
美彩「ここ日本よね!?こんなことが頻繁にあってたまるか!!」
○「しかもこの前より人数が多くない!?」
美彩「美月!!一応、犯人に警告して!!」
11‘
美月「犯人に告ぐ!!抵抗しないで投降しなさい!!!あなた達は公務執行妨害、銃刀法違反、殺人未遂、器物破損罪に問われます!!刑を軽くするためにも速やかに投降しなさい!!」
犯人「ウルセェええええ!!!!!」
パンパン!!
ダダダダダダダッ!!
ガガガガガガ!!!
12‘
美月「うにょおおおっ!!!!」
拝啓…お母さん…
私は死ぬかもしれません……
遥香「どどっどうしましょう!?」
13‘
美月「お、応援まだですか!?」
○「もうすぐ来るよ!!それにしてもGAU-8 Avenger(アヴェンジャー)って!!なんてもん使ってんの!!!!」
遥香「GAU-8 Avenger(アヴェンジャー)って?」
14‘
美月「GAU-8 Avenger(アヴェンジャー)ってのは、GE製の30mm ガトリング砲なの!!"Avenger"とは英語で「(正義に基づく)復讐者」を意味していて!アメリカ空軍のA-10 サンダーボルトIIなどに搭載され、アメリカ軍の航空機搭載機関砲のなかで最大・最重そして、攻撃力の点で最強を誇り、主に対戦車攻撃に利用され、強力な30mm弾を高初速・高サイクルで発射できるの!!」
遥香「そっそうなんですか……」
山下巡査長の迫力が……
15‘
美彩「美月、銃火器マニアなの」
遥香「あ、だから…」
一向に銃撃が止まない。
乗ってきた車もボロボロになってきた。
すると警察装甲車が犯人と私達の間に止まる。
16‘
“キキッィィィ”
絢音「お待たせしました!!」
この方はアネモネのメンバーで鈴木絢音警部補…
高山部長と同期
鈴木警部補が車両から各個人の専用銃火器を渡してくれる。
17‘
中村・89式5.56mm小銃(自動小銃)、
衛藤・H&K MP5SFK(短機関銃)、
山下・Kel-Tec KSG(散弾銃)、
賀喜・モシン・ナガン(狙撃銃)、
鈴木・P90(短機関銃)を使用する。
18‘
○「ナイス!絢音ちゃん!!各員、犯人に発砲を許可します!!敵を無力化!腕の一本や二本やっちゃって!!」
美月「了解っ!!」
ダンダンダンダンッ!!
美彩「なるべく、足元を狙いなさい!」
パパパパパパンッ
19‘
遥香「うぅっ……」ガタガタッ
絢音「大丈夫?無理しなくて大丈夫だよ?」
遥香「が、頑張ります!!」
パンッ
20‘
賀喜が犯人の腕を撃つ。
犯人A「うっ!」
犯人の1人が倒れた事により、
ガトリングガンの銃撃が止まる。
それを機に中村達が犯人の制圧にかかり、
犯人達はすぐに捕まった。
21‘
ーアネモネ・会議室ー
麻衣「お疲れ様です」
○「えー、皆さんに集まってもらったのはある事を話すためです」
日奈「あること?」
22‘
麻衣「最近多発している、警察官を狙った発砲事件の事です」
○「係長、ここからは僕が」
麻衣「お願いします」
○「係長からお話があった通り、最近では何故だか警察官を狙った事件が多発してる、我々の中にも襲われた者もいる」
ホワイトボートに書き出していく。
23‘
美波「はい!」
○「どうしたの?」
美波「組織ぐるみの犯行でしょうか?」
美月「それは調べたところ、その可能性が高いわ」
24‘
一実「ではなぜ、警察官を?」
○「それはわかってませんが、警察官に恨みのある組織の犯行だと思われます」
絢音「それは数が多そうですね……捕まえた犯人達は?」
美彩「全然、ゲロ(自供)んないわ…」
25‘
麻衣「美彩でもダメか…」
祐希「犯人の衣服や毛髪などを鑑定しましたが、名前どころか住所、生まれもわかりませんでした」
七瀬「犯人達の組織はプロやな」
26‘
○「まとめると犯人達は組織ぐるみでかつ、訓練された者達ばかり…日本では扱っていないというか、存在し得ない銃火器を海外から違法に持ち込めるパイプ、それにその銃火器を揃えられるほどの資金…かなり大きな組織ね」
遥香「そんな」
27‘
麻衣「ということで、事件が解決するまではプライベートや捜査では2人1組で行動してもらいます、組み合わせは中村警部と鈴木警部補…それから…」
2人1組の組み合わせは中村&鈴木、
衛藤&高山、西野&与田、山下&賀喜、樋口&梅澤
美波「あれ?白石係長は?」
28’
麻衣「今回限りですが、限定的に私の妻の沙友理が現場復帰します、これはかなり特例な事ですが、緊急事態の為、認められました」
絢音「沙友理さんかぁ〜、久々だな」
一実「だねー」
○「まぁそういうことだから気をつけるように」
「「「「「はいっ!!!!」」」」」
29‘
To be continued
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