(9)冴えないマネージャーは乃木坂46の最強ボディーガード
1‘
奈々未「まずいわね…」
一実「何この数!!」
玲香「過去最多の人数だね」
絢音「どうしてこんな急に…」
史緒里「どうしますか?」
聖来「と、とにかく!警察が来るまで持ち堪えましょう!」
2‘
野外ミニライブリハーサル中に
突如として現れた襲撃者達。
その数、100人。
乃木坂46の護衛マネージャーは5人
警護スタッフは10人。
3‘
後ろには乃木坂のメンバー達。
⚪︎「っ…(心:まずいな…どうにかしてここを離れたいが…)」
ここで急にいなくなると怪しまれてしまう。
襲撃者1「いくぞ!!」
“おおおお!”
4‘
一実「いくよ!」
“了解!!”
両者の戦闘が始まる。
一実「はっ!」
木刀で襲撃者達を薙ぎ払っていく。
5‘
玲香「ふっ!」
相手を投げた後に鳩尾に一撃を入れる。
史緒里「連撃・正拳中段突き!!」
襲撃者達の腹部に正拳突きをお見舞いする。
6‘
聖来「ふんっ!」
一本背負いで敵を他の敵に投げる。
絢音「やぁっ!はぁっ!」
相手の手首を捻って、頭から地面に叩き落とす。
7‘
玲香「はぁはぁ…全然減らないじゃん!」
聖来「こっちのスタッフ達も限界が近いですよ」
奈々未「私も戦うわ!」
絢音「それはいけません!」
奈々未「どうして!」
8‘
一実「奈々未、あなたの体は持たないでしょ?」
奈々未「っ…」
“きゃあああ!”
史緒里「!?」
メンバーの方で叫び声がする。
9‘
襲撃者4「殺してやる…殺してやる…」
そこにはナイフを持った襲撃者がいた。
奈々未「なっ!誰か!メンバーを!!」
橋本の叫び声も虚しく、
襲撃者4はメンバーに向かって走り出した。
10‘
和「…え」
メンバーと襲撃者4の間に只野が入る。
⚪︎「くっ…しくった…」
腹部から血が流れてる。
すぐに近くにいた警護スタッフが襲撃者4を制圧する。
11‘
奈々未「すぐに医務室に!!」
只野はスタッフに連れられて医務室に向かった。
絢音「〇〇さんを!」
一実「許さない!」
只野が刺されたことにより、怒りを見せる鈴木と高山。
12‘
茉央「ぐすっ」
さくら「うそっ…」
美波「そんな…」
純奈「やだ…」
みなみ「っ…」
13‘
メンバーの中にも動揺が見られる。
奈々未「ばかっ!そんな戦い方したらすぐにバテちゃう!!」
橋本の言う通り、すぐに息切れをしてしまう2人。
一実「はぁはぁ…」
絢音「はぁ…はぁ」
14‘
そんなとき鈴木の背後でバットを振りかざそうとしてる襲撃者3。
史緒里「絢音さん!危ない!」
絢音「えっ!きゃ!」
“ブロンブロン!”
その時、会場に重く低いエンジン音が鳴り響く。
15‘
パラディン「そこまでだ!」
音の発信源を探すと、そこにはバイクに乗ったパラディンがいた。
奈々未「どうして…」
“マスクドパラディンだ!!!”
“逃げるぞ!!!”
16‘
襲撃者達が撤退していく。
“ピーポーピーポー”
そのタイミングで警察のサイレンが近くで聞こえる。
パラディン「すまない!遅くなった!」
17‘
史緒里「い、いえ!助かりました!」
奈々未「パラディンさん!こっちに来てください!」
橋本がパラディンの腕を引っ張って、裏に下がる。
美波「……」
18‘
ー控室ー
奈々未「どうしてでてきたんですか!!」
パラディン「それは…」
奈々未「さっきお腹刺されましたよね!?」
パラディン「ええ…」
19‘
腹部から血が滲み出てる。
奈々未「医療スタッフになんて言ってでてきたんですか!」
パラディン「医療スタッフは俺の事を知ってる」
奈々未「…そうでした」
落ち着きを取り戻す橋本。
20‘
パラディン「っ…」
急に膝をつくパラディン。
奈々未「〇〇さん?!」
パラディン「大丈夫です…」
21‘
奈々未「すぐに医務室に戻りますよ!」
⚪︎「ええ…」
控室を出て、医務室に向かう2人。
それを後ろから見る梅澤。
美波「パラディンが〇〇さん…」
22‘
To be continued
23‘
この作品はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
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