(14)乃木坂警察署
1‘
美月「〇〇さん!」
奈々未「山下巡査長!」
美月「〇〇さんが!」
遥香「煙が凄すぎて、見えません!!」
建物を見つめる警察官達。
2‘
すると…
⚪︎「ごほごほっ!」
煙の中から中村が出てくる。
美月「〇〇さん!」
⚪︎「ごほっ!大丈夫!被害状況を報告!」
3‘
警官1「12名が爆発に巻き込まれ重傷!23名が軽傷です!死傷者は出ていません!」
⚪︎「すぐに救急車を呼んで!奈々未ちゃん!麻衣ちゃんに連絡して、すぐに対策室に戻るように伝えて!」
奈々未「了解!」
⚪︎「美月は美彩に連絡!」
美月「了解です!」
4‘
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5‘
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6‘
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7‘
麻衣「〇〇さん!!」
“バン!”
⚪︎「おかえり、麻衣」
麻衣「怪我は!?」
奈々未「落ち着いて、大丈夫よ」
8‘
⚪︎「それより、アジト3カ所全てがもぬけの殻だった」
美彩「そうだね、偽の情報だったわけだ」
⚪︎「それにしても、なぜ僕の場所だけ爆弾が仕掛けられてたんだ?」
日奈「というと?」
⚪︎「警察を殺すことが目的なら、3カ所全てに爆弾を仕掛ければいい、それなのに仕掛けられていたのは1カ所」
9‘
一実「確かにそれはおかしいですね」
七瀬「爆弾を調達できひんかったんやない?」
絢音「それはないでしょう」
祐希「どうしてですか?」
美波「そうですね、そもそもガトリング砲を用意できる組織が、爆弾を用意できないってことはまずありえない」
10‘
考え込むアネモネ達。
⚪︎「まぁ、何はさておき!七瀬と絢音は刑事2課に行って、ネット上で手かがりを探して!美波と美月は地域のPMに怪しい建物・人物がいないか聞いて!与田ちゃんと日奈は科捜研に行って、現場の検証を要請!美彩と奈々未ちゃんは公安のデータベースで組織に関する情報少しでもいいから探って!」
各員「了解!!」
一斉に動き出す。
麻衣「本当に病院に行かなくても大丈夫?」
11‘
⚪︎「今から行くとこあるから、そこに寄った帰りに病院によるよ」
麻衣「そうした方がいいですよ」
⚪︎「僕はもう出ちゃうけど、麻衣は1人で行動しないで、外出するさいは誰かをつけてね?」
麻衣「はい、わかってます」
⚪︎「じゃあ、いくね」
12‘
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14‘
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15‘
麻衣「少しでます、着いて姫てもらえますか?」
ジャケットを羽織る。
警官2「了解しました!」
警察官2と外出する白石。
16‘
警官2「白石警視、どこに行かれるんでしょうか?」
麻衣「少し気になることがあって、1番最初に警官が襲われた場所に」
警官2「あそこにはなにもありませんよ?」
麻衣「いいのよ」
17‘
現場に着く。
警官2「ここで襲われたようです」
麻衣「襲われた警官は1人だったのよね?」
警官2「帰宅する途中だったようです」
麻衣「ん?帰宅途中?」
18‘
警官2「はい、この道を帰宅途中の北原巡査部長が襲われました」
麻衣「……」
警官2「どうされました?」
麻衣「いえ…」
考え込む白石。
19‘
麻衣「あの…うっ!!」
“どかっ!バタン…”
警官2に話しかけようと、
振り向くと誰かに頭を殴られて気絶する白石。
20‘
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21‘
⚪︎「ん?」
純奈「どうしたんです?」
⚪︎「…いや、なんでもないです」
純奈「組織の人間がどうやら、警察内部にもいるようです」
⚪︎「だから、作戦が漏れていたのか…」
22‘
To be continued
23‘
この作品はフィクションです。
実在の人物や団体などとは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品内での表現・行動なので実際に行っても、
一切の責任は取りかねますのでご了承ください。
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