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(6)ザンビ〜if〜

1‘

ー食堂ー

奈々未「……」ジッー

⚪︎「あの…麻衣さん」

深川「ん?どうしたの?」

⚪︎「いつまで手を繋いでいるのでしょうか?奈々未さんからの視線が痛いです」

2’

深川「…嫌なの?」

しょんぼりする深川。

⚪︎「い、いや!そういう訳じゃないですが!そ、その!ご飯が食べにくくて!」

深川「んー、しょうがないから離してあげます」

⚪︎「ありがとうございます!」

3‘

奈々未「で?何でそういう状況に?」

俺は朝の出来事を説明した。

奈々未「あははははっ!そういうことね!あっちの世界の七瀬は積極的だね!」

大笑いをする奈々未。

4‘

⚪︎「笑い事じゃないです!俺だって男なんですから!少しは気にしてほしいです!」

七瀬「ななは気にしないで?」

⚪︎「ひっ!!」

〇〇の後ろから耳元で喋る七瀬。

それに驚く〇〇。

5‘

奈々未「七瀬、おはよう」

七瀬「おはよう!ななみん!!」

奈々未「しーちゃんとかずみんと楓もおはよう」

一実「おはよー!!」

6‘

白石「おはよう!」

楓「おはようございます!」

続々とメンバーが食堂に集まる。

⚪︎「はぁ…女性陣が増えて俺の肩身が狭くなっていく…」

7‘

深川「そう?みんな〇〇くんのこと頼りにしてるよ?」

⚪︎「それはありがたいんですが、でも男1人というのも寂しいというか…男手は必要かもと思いまして」

白石「それって、〇〇くん以外の男性をこの学園に入れるってこと?」

⚪︎「まぁそうなりますね?そのほうができることが増えると思います」

深川「それは賛成できないな〜」

8‘

⚪︎「どうしてですか?」

深川「それって、その男性が善人って前提だよね?」

⚪︎「え?まぁ…」

深川「もしもその人が私たちを襲ってきたら?」

⚪︎「襲う?」

9‘

七瀬「つまりはなな達を犯す奴だったらって話やな」

⚪︎「え!?いやいや!こんな時にそんな奴いますかね?!」

一実「いるかもね…こんな時だからこそ好き勝手する人は・・・現に私達が男性数人に囲まれていた時に助けてくれたのは〇〇くんだよ?」

⚪︎「そう…でしたね…でもその理屈なら俺はいいんですか?」

10‘

深川「〇〇くんはいいんだよ!」

一実「そうそう!」

奈々未「そうだね」

白石「イエス!!」

11‘

未央奈「彼氏だし!」

七瀬「旦那やしな!」

楓「〇〇さんは少し自覚した方がいい…」

⚪︎「自覚?何のですか?そんなこと言うなら皆さんも自覚持って、行動してください!」

12‘

奈々未「自覚?なんの?戦闘の?」

⚪︎「違います!戦闘に関しては言うことないです!俺が言いたいのは皆さんは可愛いですから俺に無闇にくっついたり!俺の部屋に入ったり!薄着でいるのはやめてくだい!」

〇〇がそう叫ぶと食堂にいたメンバーが一斉に〇〇を見る。

⚪︎「み、皆さん?」

13’

白石「可愛い…?」

一実「私達が?」

⚪︎「は、はい!」

未央奈「〇〇くんから見ても?」

14’

⚪︎「も、もちろん!」

深川「どのくらい?」

⚪︎「それはものすごくです!」

赤面をする〇〇。

15‘

奈々未「ふ〜ん…」

楓「……」モジモジ

七瀬「子作りしよ!」

⚪︎「しませんよ!」

朝からげっそりする〇〇。

何故だかみんなの機嫌が良かったのは言うまでもない。

16‘

To be continued

17‘

この作品はフィクションです。

実在の人物や団体などとは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品内での表現・行動なので実際に行っても、

一切の責任は取りかねますのでご了承ください。

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