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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」26

1‘

絢音「ここは…あれ?ここは…」

見たことない風景…

でもこの世界の知識は頭に入ってくる…

確か、生駒様によるとこの世界から出るとこの世界の知識は消えるらしい…

2‘

絢音「それにしても他のお2人はどこに行ったんでしょうか…」

どうやら奈々未さんと七瀬さんとは別々にこの世界にきてしまったようですね

絢音「それにしても…〇〇さんは…どこに…“ドン”…きゃ!」

○「あ、すみません」

絢音「っ…いいえ、お気になさらずに(心:〇〇さん…私の事を知らない人みたいに…)」

後を追わないと!

3‘

〜〜〜〜〜

4‘

奈々未「ここが〇〇の精神世界で故郷なのね…それにこの世界の知識が入ってくる」

〇〇の家に行けばいいのかしら?

なぜだかこの世界にきてから嫌な予感がしてる

橋本は得た知識で〇〇の家に向かう。

5‘

〜〜〜〜〜

6‘

七瀬「〇〇さんの精神世界…ほんまにこの世界の知識が入ってくるんやな」

それにしてもここは〇〇さんの会社?

〇〇さんは会社にいるんだろうか?

自身に身につけてる腕時計を確認すると18時を指していた。

七瀬「もう家に帰ってるな、向かおう」

7‘

〜〜〜〜〜

8‘

奈々未「ここか…ん?あいつはだれ?」

〇〇の家の前をうろつく変なやつを見つける

奈々未「ちょっと、あんた!」

変質者「なっ!」

奈々未「あ!待ちなさい!」

逃げる変質者

9‘

“ガチャ“

日奈「誰〜?お兄ちゃん?」

奈々未「あ…」

日奈「誰ですか?」

日奈と目が合ってしまう橋本

10‘

奈々未「あ…いや…」

日奈「もしかして、お兄ちゃんのお知り合いですか?」

奈々未「そ、そうよ!お兄さんに用事があって」

日奈「お兄ちゃんはまだですけど…夕飯一緒にどうですか?」

奈々未「お、お呼ばれしようかな〜、あはは…」

11‘

日奈「どうぞどうぞ!」

奈々未「失礼します…」

日奈「ソファーに座って待っててください!」

あの子が〇〇の妹さん…

目元が似てるわね…

12‘

日奈「お父さん、お母さん…ただいま…」

仏壇に手を合わせる日奈。

奈々未「両親がいなくて大変?」

日奈「大変ですけど、お兄ちゃんがいるので…両親が他界したのは私が12歳の時で、お兄ちゃんは17歳だった…」

奈々未「そんな小さい時に」

13‘

日奈「お兄ちゃんは高校を中退して、就職して…私を育ててくれたから今があるんです」

奈々未「いいお兄さんなのね」

日奈「はい!自慢のお兄ちゃんです!でも、彼女を作らないのが悩みですけど」

奈々未「そうなのね(心:日奈ちゃんがいるから作らないのね…)」

日奈「さてと、夕飯の準備しないと」

奈々未「手伝うわ」

14‘

〜〜〜〜〜

15‘

○「ただいま〜」

あれ?おかしいな…日奈はいるはずなのにな…

ん?奥から変な音がする…

“ガチャ”

○「日奈〜?」

16‘

日奈「あ!おかえりお兄ちゃん!」

リビングのドアを開けると日奈と見知らぬ女性が

ハンバーグを作っていた

変な音の正体はハンバーグを叩きつける音だった。

17‘

○「あれ?日奈、そちらの方は?」

日奈「え?お兄ちゃんに用事があるって…」

奈々未「〇〇っ!」

〇〇に抱きつく橋本。

○「え?!だ、だれ!」

18‘

奈々未「私は橋本奈々未!あなたの妻よ!思い出して!」

○「つ、妻!?」

日奈「いつ結婚したの!?」

○「し、知らない!」

“ピンポーン”

○「と、とりあえず離れてください!日奈!出てきてくれ」

19‘

日奈「う、うん」

玄関に向かう日奈。

日奈「誰ですか〜」

“ガチャ”

絢音「日奈さんですね」

七瀬「〇〇さん、いるやろ?入るで」

20‘

日奈「あ、ちょっと!」

中に入る2人。

七瀬「あ!いた!」

絢音「〇〇さん!」

2人は〇〇を見るなり、抱きつく。

○「だれ!?」

21‘

2人「〇〇さんの妻や(です)!!」

日奈「どういこと〜!」

○「俺もわからない!!」

〇〇に会えた3人…

果たして〇〇を現実世界に連れ戻せるのか…

22‘

To be continued

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