見出し画像

「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」16

1‘

○「どうして、七瀬達が…」

七瀬「そりゃ」

奈々未「自分の旦那が」

一実「危険な目に遭ってるなら」

絢音「助けに来るのが当然ですから」

2‘

○「お前達…」

奈々未、七瀬、一実、絢音、飛鳥、遥香、深川さんがいた。

深川「お話は後でね、まずは目の前の敵に集中して」

全員「了解!」

〇〇と深川以外のメンバーがヒュドラに攻撃を開始する。

3‘

深川「回復するね」

○「お願いします」

深川「それにしてもヒュドラとはね…私がついてきて正解だったわね」

○「もしかして解毒スキルが?」

深川「ええ」

4‘

○「でも、あの鱗に傷がつけられない」

深川「大丈夫よ、うちには王国騎士団最強の騎士がいるから」

一実「スキル『絶対切断』!!!」

ヒュドラの首が飛ぶ。

5‘

遥香「さすがです!」

七瀬「ダメや!再生しとる!!」

奈々未「ヒュドラには竜種特有の特性があるわ!」

○「竜種特有の特性?」

深川「竜種は姿を跡形もなく消し炭にするか竜殺しのスキルでないと倒せないのよ」

6‘

○「竜殺し…」

美彩「その通りよ」

○「美彩!?どうして!」

花奈「私もいるよ〜」

深川「お久しぶり、元気そうですね」

美彩「まいまいも元気そうで」

7‘

○「知り合いか?」

深川「遥香ちゃん、絢音ちゃん、なぁちゃん以外は知っているわ」

○「……」

深川「この人は剣牙隊の元隊長で、王国騎士最強と言われていた騎士よ」

美彩「元よ、元」

8‘

奈々未「お久しぶりです」

一実「ご存命だったとは」

美彩「早速で悪いけど時間稼ぎを頼むわ」

一実「了解!」

9‘

○「何か策があるのか?」

美彩「私のこの大剣…【バルムンク】は竜殺しの剣よ」

○「それなら…!」

美彩「でも私1人ではあのヒュドラを倒すのにブランクがありすぎる!」

○「……俺のスキルか」

10‘

美彩「そうよ…異界人のスキル『コネクト』なら倒せるかもしれない」

○「…俺を信じられるのか?出会って1日の俺に命を預けられるのか?」

美彩「信じられるわ…大切な人の為に戦おうとする貴方ならっ!」

○「ふっ…行くぞ!」

11‘

美彩「我が宿敵を滅ぼす剣戟…」

○「(心:美彩を信じろ…感じろ…)」

〇〇と美彩の体が光に包まれていく。

七瀬「あれがコネクト…」

12‘

○「(心:模倣しろ…本物に勝てなくていい…特性を模範するんだ…俺ならできる…俺は贋者ーフェイカーーだ)我が宿敵を滅ぼす剣戟…」

美彩「それは!?…ふっ…いくわよ!」

○「あぁ…!」

○&美彩「竜殺しの一撃!バルムンクゥゥゥゥ!!!」

13‘

“ドゴゴンンンン!!!!”

遥香「すごい…」

奈々未「あのヒュドラが一撃…」

跡形もなく消し飛んだヒュドラ。

深川「お疲れ様!!」

14‘

美彩「はぁはぁ…やるわね」

○「美彩もな…」

いい雰囲気の2人

七瀬「なんかいい雰囲気やない?」

美彩「そ、そんなわけないでしょ!」

15‘

花奈「本当だ〜!」

美彩「花奈も茶化さない!」

奈々未「それより王国に戻りましょ」

○「そうだな」

美彩「っ…お別れね」

16‘

一実「美彩さん…」

○「美彩達も一緒に戻ろう」

美彩「無理よ…私はお尋ね者だから」

○「何をしたかは知らんが俺がついてる」

花奈「私、〇〇といたい!」

17‘

美彩「でもっ…」

○「もし戻って美彩に何かあれば俺が助ける」

奈々未「私もね」

一実「私もです!」

美彩「…わかったわ」

18‘

深川「よし、話がまとまったね!王国に戻ろう!」

花奈「おー!」

こうして無事にヒュドラを討伐した〇〇達。

〇〇達一行は王国に戻るのであった。

19‘

To be continued

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?