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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」1

1‘

○「ふん!ふん!ふん!」

俺の名前は黒石〇〇…どこにでもいる平凡な中年会社員だ

少し違うとしたら、俺の家は黒石流剣術の家元だ

俺も小さい頃から教え込まれていた為、今では免許皆伝だ。

2‘

そんな俺の日課は毎朝、仕事に行く前に剣術の修練をすること

○「ふぅ…もうこんな時間か…」

お風呂に入って着替えないと…

○「しくったな…遅刻しそうだ!」

俺は会社に間に合うように走って行こうと玄関を出ると

3‘

その時、俺の足元に魔法陣のようなものが現れる。

○「っ!(心:なんだ!?)」

そして俺は光に包まれる。

次の瞬間!

?「よく来た…異世界の戦士よ」

光に包まれて目を開けるとそこはお城の王座の間みたいな所にいた

4‘

?「急にこのような場に召喚されて驚いてるようだな」

○「あぁ…ここは?」

?「この世界は【ノギスフィア】…」

○「俺は何の為に召喚されたんだ?」

?「いきなり本題か」

○「その方があなた方もいいだろ?」

護衛兵「「お前!国王になんて口を!」

?「よい!っはははは!面白い!」

5‘

?「まずは挨拶させてちょうだい!余の名は白石麻衣、この王国…【乃木王国】の女王よ」

○「日本人みたいな名前…」

麻衣「この国を作ったのは日本人よ」

○「だから……俺は黒石〇〇だ」

麻衣「其方には魔物を倒してほしい」

6‘

○「魔物?」

麻衣「知ってるかしら?」

○「知識程度なら」

麻衣「あなたの世界のマンガ?と言うものに載ってるのと大差ないわ」

○「でもなぜ、俺…召喚者なんだ?」

7‘

○「見た所、強そうな方々がいるじゃないか」

〇〇は周りを見渡す。

全員、女性だがかなりの強者…

麻衣「もちろん、彼女達は王国の中でも屈強な騎士達よ」

8‘

○「ならなんで?」

麻衣「この世界は魔法がない代わりにジョブとスキルがある」

○「それが俺が召喚された理由か?」

麻衣「そう…異世界人にしかないスキル…【コネクト】」

○「コネクト…」

麻衣「コネクトは相手と心を通わせることにより身体能力の大幅に向上させるの」

9‘

○「理由はわかった」

?「女王!」

麻衣「どうしました?“奈々未”」

奈々未「私はその者の実力が見たいのですが」

奈々未と呼ばれた人は俺の実力を見たいという。

10‘

奈々未「自己紹介が遅れた、私の名前は橋本奈々未…乃木王国騎士団【白狼隊】隊長をしている」

○「俺の実力?」

奈々未「呼び出しておいて申し訳ないが、この国の女は自分より弱い奴について行くつもりはない者ばかりだ」

○「だから俺の実力を知りたいと?」

11‘

奈々未「そういうことだ」

俺は少し考える。

多分、元の世界に帰る手段はほぼないのだろう…

だとすると俺はこの世界で生きて行かなきゃいけない

○「わかった」

奈々未「感謝する!遥香!すぐに修練場を確保しろ!」

遥香「はい!」

12‘

奈々未「控室で好きな武器と防具をつけてくれ…11時になったら修練場に」

今は10時30分か…

○「わかった」

麻衣「佑美、案内してあげて」

佑美「わかりました」

○「お願いする」

佑美「うん、こっち」

〇〇は佑美について行くのだった。

13‘

To be continued

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