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(7)冴えないマネージャーは乃木坂46の最強ボディーガード

1‘

さくら「〇〇さんかっこいい…」

遥香「本当、昔から言ってるよね〜」

さくら「だって、かっこいいんだもん」

遥香「別に嫌いじゃないけど、どこがかっこいいの?」

さくら「あれは私がオーディション会場に向かってた時に…」

2‘

〜〜〜〜〜

3‘

男1「ねぇ〜、いいじゃん〜」

さくら「こ、困ります…用事があって…」

男2「そんなの後回しにしてさぁ〜」

オーディション会場に向かってた私は男性2人に絡まれてた。

4‘

さくら「ほ、本当に時間がないので…」

男1「えー、いいじゃん」

とうとう遠藤の肩に腕を回そうとする男1

“ぐい”

5‘

男1「いででで!」

⚪︎「嫌がってますよ?」

声がする方に目をやると、男1の腕を掴んでる〇〇さんがいた。

男2「な、何するんだよ!」

⚪︎「女性が嫌がってるのにしつこくするのはどうかと思いますよ?」

6‘

男1「あんたに関係ないだろ!てか話せよ!!」

⚪︎「おっと失礼しました」

男1の腕を離す〇〇さん。

⚪︎「それでは遠藤さん、少し待ちください」

さくら「え…私の名前…」

7‘

男2「あんた誰だよ!」

⚪︎「この方はあるオーディションを受けに来た方です、なので諦めてください」

男1「ウルセェ!」

“どがっ!”

8‘

さくら「きゃっ!」

只野を殴る男1、殴られて勢いでメガネが吹き飛ぶ。

⚪︎「いい加減にしなさい…この方が怖がったらどうするんですか…」

男2「い、いこうぜ!このおっさん変だ!」

男1「そ、そうだな!」

9‘

どこかに行ってしまう男達。

さくら「こ、これ」

メガネを渡す遠藤。

⚪︎「ありがとうございます、さぁ今から会場に向けば間に合いますよ」

10‘

〜〜〜〜〜

11‘

遥香「そんなことがあったんだ…」

さくら「いつもはバカにされても笑ってる〇〇さんだけど、私はかっこいい姿を知ってるから」

遥香「そっか、だから好きなんだね?」

さくら「うん!」

12‘

遥香「それで、〇〇さんの素顔ってかっこいいの?」

さくら「え?」

遥香「見たんでしょ?メガネを外した顔!」

さくら「見たけど…」

遥香「かっこよかった?メガネ外した姿見たことないからさ!」

13‘

さくら「ん〜」

少し考える仕草をする遠藤。

さくら「内緒♪」

遥香「ええー!教えてよ〜!」

さくら「だーめ♪(心:だって言ったら、見ようとするでしょ?〇〇さんの素顔見たら絶対好きになっちゃうもん)」

14‘

〜〜〜〜〜

15‘

ー乃木坂スタジオ・5期生控室ー

和「高山さん!」

一実「ん〜、どうしたの〜?」

和「只野さんって、どうしてクビにならないんですか?」

一実「ゴホッ!ゴホゴホっ!」

16‘

井上の質問に咳き込む高山。

一実「き、急にどうしたの?」

和「だって、担当マネージャーなのに戦闘できないし、それにこの前担当外されたんですよね?」

一実「そ、そうだね」

17‘

和「なら何ができるんですか?」

一実「逆になんで和ちゃんは〇〇さんに辛辣なの?」

和「だって!あんなにも仕事ができないのにさくらさんに優しいから!!」

少し怒り気味の井上。

一実「さくちゃんのことが好きなんだね〜」

18‘

和「推しメンですから!!」

一実「そうだな〜、和ちゃんは〇〇さんの事を誤解してるな〜」

和「誤解?」

一実「あの人は仕事できないわけでもないし、ただ担当を外されたわけじゃないと思うよ」

和「??」

19‘

一実「ふふ、そのうちわかるかもね」

ふくみのある笑みを浮かべる高山。

和「…全然意味がわからないです」

困惑する井上。

20‘

To be continued

21‘

この作品はフィクションです。

実際の人物や団体とは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品としてなので、実際に行っても、

責任は取りかねますのでご了承ください。

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