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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」19

1‘

○「どうしてこんなに…」

真夏「麻衣様に呼ばれたの」

史緒里「なんでこの人員なのでしょうか?」

みなみ「なんかあった時に対処する為じゃない?」

麻衣「その通りだ」

2‘

麻衣が現れる。

真夏「今回は何をする為に呼ばれたのでしょうか?」

麻衣「今回は王城の地下に封印されし妖刀を見に行く」

史緒里「妖刀…?」

みんなの頭にはてなが生えるが気にしてないように

麻衣は歩き出す。

3‘

“コツコツ”

○「それにしても麻衣…その格好…」

麻衣「これでも王姫の時は剣牙隊で前王を守っていた」

真夏「懐かしゅうございますね」

史緒里「初めて見ました!」

麻衣「ついたわ」

4‘

大きな扉の前に着く

麻衣「ここだ」

史緒里「な、なんですか!ここは!」

真夏「この気配…封印していてもすごい…」

みなみ「妖刀の特性はさっき聞いた通りなら、確かにこの人選は正解だね」

5‘

真夏「そうね、私の盾のスキルならほとんどの攻撃を無効化できるし」

史緒里「私の盾のスキルなら1日に3度だけ瀕死の攻撃を喰らっても死なない能力を付与できます」

みなみ「みなみは…まぁ機会があれば」

麻衣「入るぞ」

○「あぁ…」

6‘

“ギィィィィィ”

○「この魔力…!」

中に入ると部屋の真ん中には祭壇があり
、その上には鞘に収まった村正があった。

麻衣「あれが村正だ…」

○「くっ…確かにあれは異世界人の俺には危険かもな」

7‘

真夏「どうします?」

○「麻衣との約束だ…ここまでにしよう…」

麻衣「本当にいいのか?」

○「麻衣との約束だ」

麻衣「そうは言ったが…」

○「感じるんだ…」

8‘

真夏「感じる?」

○「あれは…俺にとって馴染むもの…」

史緒里「馴染むものなら持っても大丈夫なんじゃ…」

○「いや…馴染みすぎるんだ…呪いも含めて」

麻衣「呪いの影響を受けやすいってことだな」

○「そういうことだ」

9‘

みなみ「あれの元々の所有者はだれなんです?」

麻衣「…わからない」

みなみ「わからない?でもここに封印されているってことは王国ができた時からあるはずじゃ…」

麻衣「そうなんだがその記憶がないんだ」

○「記憶がない?」

麻衣「美彩は“知らない”と言ってなかったか?」

10‘

○「あぁ…この刀のことは知らないって言っていた」

麻衣「そんなはずはないんだ、文献にはこの国を建国した際に美彩と一緒にいたとされる召喚者が所有していたとされている」

史緒里「それは変ですね?」

○「だが嘘ついてるようには感じなかったぞ?」

麻衣「あぁ…美彩も含めて、その時代を生きた者はみなその者記憶だけないのだ」

11‘

○「でも文献に残ってるなら名前くらい書いてるんじゃないのか?」

麻衣「おそらくだがこの国を建国した初代王…白石××だと思われる」

真夏「思われる?」

麻衣「実は文献に書かれている文字が擦り切れているんだ」

みなみ「それで読めないんですね」

12‘

麻衣「丁度、白の部分が読めず、=石××と書かれていたからな」

○「そうか…」

みなみ「なんかの手がかりになればいいと思ったのですが」

麻衣「まぁあの神殺しの妖刀をどうするかはおいおい考えていこう」

○「そうだな」

13‘

〇〇達は封印の間から出て地上に戻る。

14‘

麻衣「ふむ、久しぶりにこの格好をしたから模擬戦でもするか!」

真夏「え…」

史緒里「麻衣様!?」

みなみ「みなみはやりませんよ〜」

○「俺もやらんぞ…」

麻衣「なぬ!?いいではないか!」

15‘

史緒里「流石に女王と戦えませんよ!」

麻衣「ふむ…ならばみなみよ」

みなみ「はっ…」

麻衣「〇〇と本気で戦ってみよ」

○「はぁ?なんでそうなる!」

16‘

麻衣「なに、ここにいるみなみは一実にも引けを取らないほど強いぞ?」

○「だからって…」

みなみ「本気でやっていいんですか?」

麻衣「史緒里のスキルがあるからいいぞ」

○「おい!」

17‘

みなみ「ならいいですよ」

○「本当にやるのか?」

みなみ「やらないの?」

○「はぁ…わかった」

麻衣「なら2時間後に闘技場にて模擬戦を行う!」

18‘

真夏「みんなに知らせなきゃ♪」

史緒里「あわあわ!」

みなみ「楽しみ〜」

○「はぁ…これ…奈々未たちに怒られないか?」

19‘

To be continued

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