（9）彼は最強の一般人

1‘

聖来「うぅ…」

奈々未「大丈夫だよ…」

他の子達は大丈夫だろうか…

どうやら私たちは3フロア毎に4人に分けられたようだ。

2‘

ここにいるのは私を含めて3人

聖来、未央奈、麻衣だ。

麻衣「これからどうするの？」

奈々未「私たちは何もせずにここで大人しくしてましょう…」

すると…部屋の中にあったモニターがつく。

3‘

そこに男が映し出されて、これはゲームだと言った。

奈々未「イカれてる…」

未央奈「奈々未さん！あれ！」

モニターには〇〇くんが映し出されていた。

麻衣「どうして…」

4‘

＜人質の諸君！喜びたまえ！君達を助けに王子様が来てくれたぞ！＞

聖来「〇〇さん…（涙）」

＜彼にはこれから私の部下が待ち受けるこのデパート内を進んでもらい、君達のいるフロアまで辿り着いてもらう！＞

奈々未「なっ…」

＜もちろん、彼を待ち受ける部下には射殺を許可してる！さぁ！彼はどこまで辿り着けるかな？あははははは！！＞

5‘

〜〜〜〜〜

6‘

警視『いいか？君の状況は君のしているサングラスと肩につけたカメラ…そして…配信されている映像で随時伝える』

⚪︎『了解…これからエントランスロビーに入る…』

中に入る〇〇

⚪︎『1階は今に所、敵は見当たらない』

警視『了解した！慎重に進んでくれ』

⚪︎『了解』

7‘

慎重に進んでいくと、敵を5人見つける。

⚪︎『敵は5人…どうやら敵はこの配信を見てないようです』

警視『了解した…制圧できそうか？』

⚪︎『問題ない…』

“バッ！”

8‘

〇〇は物陰から飛び出し、手前の敵に足からスライディングをして

転ばせて、そのまま体を回転させて、横にいた敵をころばせる。

起き上がって、銃を構えようとしてる奥の敵に走り、

ドロップキックをして、その反動でバク転をして残りの敵を制圧する。

9‘

⚪︎『制圧完了…２階に上がります…』

警視『り、了解した…』

〇〇は敵を拘束すると、

そのまま２階に上がる。

10‘

〜〜〜〜〜

11‘

それから〇〇は順調に敵を制圧しながら、

20階まで来ていた。

⚪︎「ここまで、武器を使わずに上がってこれた…」

それにおかしさを感じる。

12‘

“ダダダダダ！！”

⚪︎「くっ！」

23階にフロアに入った瞬間、銃弾の雨が降る。

⚪︎「下に敵が少なかったのはこのためか…」

23階には30人ほどの敵が待ち構えていた。

13‘

⚪︎『こちら〇〇…敵勢力が30人』

警視『銃の取り扱いは大丈夫か？』

⚪︎『問題ありません…敵を制圧します…』

〇〇は物陰から出て、応戦する。

14‘

⚪︎「1人…2人…4人…8人…」

“ダンダンダン！”

⚪︎「12人…20人…25人…28人…29人」

次々に敵を制圧。

15‘

〜〜〜〜〜

16‘

ー対策本部ー

警官「彼は何者ですか！？ただの一般人の動きじゃない！」

警視「あぁ…彼は一体…」

対策本部の警官皆が〇〇に疑問を持った。

17‘

〜〜〜〜〜

18‘

ー27階ー

一実「すごい…」

祐希「七瀬さんっ…」

七瀬「大丈夫やで…もう少しや」

遥香「頑張りましょう…」

19‘

To be continued