(14)冴えないマネージャーは乃木坂46の最強ボディーガード
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史緒里「奈々未さん、用ってなんですか?」
玲香「しかも護衛マネージャーを全員呼んで」
奈々未「今日は〇〇さんから話があるって」
一実「〇〇さんが?まだ入院中のはずじゃ…」
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絢音「それで肝心の〇〇さんは?」
聖来「呼んでおいて本人がまだとは…」
“ガチャっ”
パラディン「……」
部屋にマスクドパラディンが入ってくる。
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聖来「パラディンさんも呼ばれたんですか?」
奈々未「その人は〇〇さんよ」
玲香「え!」
〇「僕です」
マスクを取る只野。
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絢音「マスクドパラディンさんの正体は〇〇さん?」
〇「そうです」
聖来「冗談ならやめてもらえます?最近襲撃者達の襲撃にこっちも参ってるんですよ、それなのにこんな世迷言聞いてられんですわ」
玲香「確かに今までのを考えると…」
〇「そう思う気持ちもわかります」
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奈々未「でも事実よ」
一実「私は信じるよ」
史緒里「私もです」
聖来「どうしてですか!」
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一実「私は昔、〇〇さんに戦場で助けられたの」
〇「覚えてらっしゃったんですね?」
一実「命の恩人を忘れるわけありませんよ」
玲香「じゃあ…」
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一実「正真正銘、この人がマスクドパラディンだよ」
聖来「それが本当だとして、どうして正体を隠すんですか?」
まだ完全には信じてない早川。
〇「それもちゃんと説明するよ」
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〜〜〜〜〜
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聖来「理由はわかりました」
史緒里「ではメンバーには話せない方向性でいいんですね?」
奈々未「そうね」
絢音「でも少し悲しいですね…」
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玲香「どうして?」
絢音「体を張って、みんなを守ってるのに誰も〇〇さんの正体を知らない…それどころか〇〇さんを馬鹿にする方もいるんですもの…」
〇「そんなことありませんよ」
絢音「え?」
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〇「今までは奈々未さんが知っていました、今度からは皆さんが知ってくれています、僕はそれだけで十分ですよ」
一実「〇〇さん…そうだ!イメチェンしましょう!」
只野に詰め寄る高山。
〇「た、高山さん?」
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一実「イメチェンして、見た目だけでも馬鹿にされないようにしましょう!!」
只野のメガネを外そうとする。
〇「あ、ちょっ!」
メガネを外されてしまう只野。
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聖来「…あああああああ!?!?!?」
急に大きな声を出す早川。
〇「っ…」
聖来「小嶋さんって只野さんだったんですか?!」
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そう、一度早川はメガネを外した只野に会っているのだ。
〇「は、はい」
聖来「っ!」
奈々未「早川さんをナンパしたそうよ」
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玲香「はっ!?」
〇「し、してません!!」
絢音「早川さん!〇〇さんになんて言われたんですか!!」
聖来「可愛いらしい女性だって…///」
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一実「私達にそんなこと言ってくれたことないですよね?」
〇「あ、ありませんでしたっけ?」
絢音「ないです」
玲香「なんでですかね?」
聖来「説明してもらいますよ!」
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只野に詰め寄る4人。
史緒里「どうしたんですか?あの4人?」
奈々未「あー、ほっといてあげて」
史緒里「???」
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一実「あっちでお話ししましょうね?」
玲香「そうだね」
絢音「大丈夫怖くないですよ?」
聖来「行きましょう」
〇「あはは…」
只野はのちにこう語る…どの戦場よりも恐ろしかったと…
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To be continued
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この作品はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
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