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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」25

1‘

○「ここは…」

日奈「お兄ちゃん?どうしたの?」

○「え…日奈…?」

日奈「どうしたの?」

どういうことだ…どうして、日奈が生きている…

2‘

日奈「本当にどうしたの?なんか変だよ?」

○「いや…なんでもない」

そうか…これは夢か…

日奈「それより、早く食べないと仕事に遅れるよ?」

○「あ…あぁ、そうだな」

3‘

日奈が笑ってる…

これが夢でもいいか…

日奈が笑っているなら

でも…何か忘れてる気がする…

4‘

〜〜〜〜〜

5‘

ー客間室ー

絢音「お越しいただきましてありがとうございます、“生駒”様」

生駒「うん、気にしなくていいよ〜、同郷のよしみさ」

絢音「早速で申し訳ありませんが、ある方にお会いしていただきたいのです」

生駒「?」

6‘

〜〜〜〜〜

7‘

ー〇〇の部屋ー

生駒「この人は?」

絢音「私“達”の夫です」

生駒「そう…それで?彼はどうしてこの状態に?」

絢音「それは…」

今までの事を生駒に説明する、鈴木。

8‘

生駒「OK〜、大体わかったわ」

絢音「それでは!〇〇さんの精神世界に!」

生駒「それはできないわ」

絢音「なぜですか!?」

生駒「私は彼を知らなすぎる」

9‘

絢音「っ!?」

生駒「前にも説明した通り、私のスキル…『夢渡り』はある程度関わりあった人でなければ発動できない」

絢音「では…どうすれば…」

生駒「絢音…」

絢音「このままでは〇〇さんが帰ってこないように思えるんです…」

10‘

生駒「それなら絢音達が彼の精神世界に入ればいい」

絢音「できるのですか!?」

生駒「3人までならいけるよ」

奈々未「それなら私達が入るわ」

絢音「奈々未さん?!」

ドアの方を見ると奈々未と七瀬が立っていた。

11‘

生駒「怪我は大丈夫なの?」

奈々未「大丈夫よ」

七瀬「生駒ちゃんが言っとったことができるならうちらが適任やろ」

絢音「七瀬さん…」

生駒「よし!早速、やるよ!3人共、彼の横に寝て」

3人「了解(です)」

12‘

3人は〇〇の横に寝る。

生駒「いい?彼の精神世界に行っても彼はあなた達を知らない可能性がある、準備はいい?」

絢音「わかりました!準備万端です!」

七瀬「いつでもええで」

奈々未「初めて」

13‘

生駒「ここは夢の狭間…夢現せし世界…さぁ…夢の旅へ…『アヴァロン』」

3人は〇〇の精神世界に送られる。

生駒「無事に戻ってくることを願ってるわ」

部屋からでていく生駒。

14‘

〜〜〜〜〜

15‘

日奈「今日は何が食べたい?」

○「ん…そうだな…日奈の得意なハンバーグがいいかな」

日奈「わかった〜」

○「じゃあ、行ってくる」

家を出る〇〇。

16‘

ーーーーー

17‘

○「早く帰らないとな」

“どんっ”

○「あ、すみません!」

?「っ…いいえ、お気になさらずに」

女性とぶつかってしまう〇〇。

18‘

○「どこかで…」

でもあんなに美人なら覚えてないはずないからな…

○「まぁ…いいか…」

小走りで家に向かう〇〇。

19‘

“がちゃっ”

○「ただいま〜」

あれ?おかしいな…日奈はいるはずなのにな…

ん?奥から変な音がする…

20‘

To be continued

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