「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」10

1‘

オーガ「がぁぁああ！」

あやめ「私が盾になります！」

あやめは大楯を構えて、オーガの前に立つ。

オーガ「がぁぁぁあ！！」

大楯を殴りつけるオーガ

2‘

和「そのままヘイトを取っていて！」

オーガに斬りかかる和。

オーガ「がぁぁぁあ！！」

さくら「っ…」

2人の戦いを見ているだけのさくら。

3‘

○「どうしたんだ？」

さくら「い、いえ…」

○「戦わないのか？」

さくら「私は…」

○「……2人とも！俺と交代だ！」

4‘

〇〇は戦闘をしている2人と交代する。

○「遠藤さん！俺は刀を使わない！君が止めを刺すんだ！」

さくら「えっ！？」

〇〇は持っていたナイフでオーガと交戦する。

5‘

さくら「どうして！」

○「君は強い…信じるんだ…」

オーガ「がぁぁぁぁ！！！」

○「くっ！」

オーガに殴り飛ばされる〇〇。

6‘

佑美「〇〇っ！」

さくら「っ！」

あやめ「さくらさん！助けないと！」

さくら「で、でも…」

和「何を躊躇ってるんですか！！」

7‘

さくら「っ…（心:でも…私には…）」

○「遠藤さん！」

〇〇はオーガの殴りを避けようとしない。

さくら「なっ！」

あやめ「危ない！」

あやめが〇〇とオーガの間に入る

8‘

あやめ「隊長！危険です！武器を抜いてください！」

和「そうです！遠藤さんは戦えません！」

○「信じるんだ…遠藤さんを」

どうして、そこまで…

9‘

さくら「うわぁぁぁ！スキル『予見の魔眼』！！」

さくらはオーガに向かって1本、オーガのいる後ろに2本の矢を放つ。

オーガが矢を避けるその先には2本の矢が飛んでくる。

オーガ「グアぁぁっ！！」

10‘

○「ようやった、井上さん！筒井さん！遠藤さん！畳み掛けるんだ！！」

3人「はいっ！！」

3人はオーガを倒すために最後の攻撃して、さくらがオーガの眉間に矢を放ち、仕留める。

11‘

あやめ「遠藤中級騎士がオーガを討ち取りました！！」

“うわぁぁぁぁぁぁ！！”

周りから歓喜の声が上がる。

○「いてて…」

佑美「無理をしすぎよ」

絢音「今回復します！」

○「はは…」

絢音の治療を受ける〇〇。

12‘

さくら「どうして、私を信じたんですか？」

○「君のスキルは齋藤隊長から聞いていたからな」

さくら「飛鳥さんが…」

○「君は自信がないだけでちゃんと実力がある」

さくら「ありがとうございます！」

13‘

クルス「おい！遠藤！」

〇〇達が話しているとクルス研究員が話しかけてくる。

さくら「なんでしょうか？」

クルス「お前！俺の嫁にしてやる！」

14‘

○「……はっ？」

さくら「え…」

クルス「お前のスキルは役立つ！」

○「佑美…こいつ、ここで斬って埋めてもバレないか？」

佑美「気持ちはわかるけどダメよ」

15‘

さくら「すみません…お断りします」

クルス「なっ！なぜだ！」

アーバントがさくらの腕を掴もうとすると…

16‘

○「悪いが齋藤隊長から任されているんでね」

さくらの腕を掴んで抱き寄せる。

さくら「っ!?///」

クルス「また貴様かっ！」

○「これ以上、好き勝手するなら許さないぞ」

17‘

クルス「くそっ！此度の態度！女王に報告させてもらう！」

そういうとクルスは研究員達の所に戻る。

○「大丈夫か？」

さくら「はひぃっ///」

18‘

純奈「さくらを離してあげてください」

○「あ、悪い」

さくら「あぅぅ」

佑美「元凶らしきオーガを倒したし、帰りましょ」

19

○「そうだな」

〇〇達は帰還の準備をする。

さくら「っ…（心:黒石隊長…💕）」

あやめ「（心:おじさま…💕）」

和「（心:強い…）」

20‘

To be continued