「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」20
1‘
みなみ「さぁ!はっじめるよぉ〜!!」
○「本当に本気でやるのか?」
みなみ「女王様の指示だしね〜」
○「はぁ…」
史緒里「では…試合を開始します!ファイト!」
2‘
みなみ「やぁ!」
開幕速攻で斬りかかりにいくみなみ
○「早いっ…!」
間一髪バク転で避ける。
みなみ「ふっ!はっ!」
3‘
○「くっ…(心:早い!はやだけなら一実に並ぶぞ!)」
みなみ「反撃しないの?殺っちゃうよ?」
○「するよ!はぁっ!」
反撃を開始する〇〇。
4‘
“キンキンっ“
剣撃が飛び交う
ー観客席ー
遥香「は、早い…」
一実「みなみ、楽しそう…」
奈々未「だね」
5‘
飛鳥「……」
茉央「目で追えない…」
2人の試合を観戦している騎士達も息を忘れるほどの試合。
ー舞台上ー
○「本気を出さないのか?」
みなみ「〇〇さんもでしょ?」
6‘
○「君が出さないからな…」
みなみ「なら…本気だそうかな…」
動きを止める、みなみ…雰囲気が変わる。
○「くるか…」
防御の構えをする〇〇
7‘
みなみ「スキル…『神速居合』」
○「やばいっ!」
〇〇がそう思った瞬間、〇〇の懐に既にいるみなみ
“ガッキン”
みなみ「やるね!これを初見で受け止めるなんて」
8‘
○「ギリギリな」
みなみ「ふふっ」
○「ははっ」
楽しそうに笑い合う2人。
9‘
ー観客席ー
美彩「いいの?あれじゃ疲労回復できないわよ?」
奈々未「よくないわよ…でも、楽しそうなんだもん…」
七瀬「あれは止められへんなぁ(笑)」
絢音「でも心配です…」
美彩「何か懸念でも?」
10‘
絢音「実は…〇〇さんの傷は癒えてるんですが、蓄積ダメージが消えてないんです」
一実「蓄積ダメージが消えてない?」
絢音「はい、通常なら2日、3日で蓄積ダメージは消えるんですが〇〇さんの蓄積ダメージは消えるどころか増え続けてるんです」
美彩「はぁー!?蓄積し続けてる!?」
絢音「そうなんです」
奈々未「なんかの呪いかなんか?」
11‘
絢音「いえ…深川隊長に確認してもらった所、呪いはかかってなかったようです」
七瀬「ならなんで…」
絢音「今はわかっていません…」
奈々未「とりあえず様子見ね…」
“わぁぁぁぁぁ!”
観客席から歓声が沸く
12‘
○「そろそろ終わりにしようか」
みなみ「そうだね」
○「黒石流…」
構えに入る〇〇
みなみ「私達の世界に流派ってものはないけど、師匠から教えてもらったスキルと合わせた技…〇〇さん風にいうと…『神速居合ー3連ー』!」
先に仕掛けたのはみなみ
凄まじいスピードで3連撃をする。
13‘
○「三ノ型『八咫烏』!!」
1度に3撃を繰り出す。
“キンガンキンキン”
2人が刀を鞘に収める。
史緒里「っ…引き分け!」
“わぁぁぁぁぁ!!”
14‘
2人は握手し合う
みなみ「今度は〇〇さんが全快した時にやりましょ?」
〇「ははっ…遠慮させてもらよ」
みなみ「えぇ〜」
○「おじさんには体にくるよ」
みなみ「ぶぅ〜」
15‘
“バン!”
伝令騎士「大変です!!」
麻衣「どうした!」
伝令騎士「魔獣の群れです!」
麻衣「なに!?」
沙友理「詳細な情報を述べよ!」
16‘
伝令騎士「はっ!ゴブリン1000匹、ゴブリンライダー500匹、ホブゴブリン400匹、ゴブリンジェネラル200匹、ゴブリンロード100匹、ゴブリンクィーン1匹、ゴブリンキング1匹です!」
“ザワザワ!”
“スタンピート”
“なんてことだ!”
“ありえない!”
麻衣「鎮まれ!」
17‘
静かになる
麻衣「これより、スタンピートを収めるべく、王国の全戦力を持って迎え撃つ!奈々未よ」
奈々未「はっ」
麻衣「其方に指揮を任せる!」
奈々未「御意!」
18‘
麻衣「〇〇よ」
○「はっ…」
麻衣「其方は後方待機を命ずる」
“ザワザワ”
○「なっ!?」
麻衣「其方は全快しておらぬ」
○「でもっ!」
19‘
麻衣「其方が強いのここにいる者が知っている…しかし、全快しておらぬ其方を戦場に出すわけにはいかぬ…これは王命である」
○「くっ…」
麻衣「副指揮官は七瀬、其方に任せる」
七瀬「御意…」
麻衣「ではこれよりスタンピートを迎え撃つ!!」
“うぉぉぉぉ!!”
20‘
To be continued
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?