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「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」21

1‘

ー塀門上ー

奈々未「多いわね」

七瀬「そやな…」

綾乃「各隊、準備できました」

奈々未「わかった、各隊に伝達!絶対に王国に1匹も侵入させるな!必ず敵を討ち滅ぼせ!」

綾乃「はっ!!」

2‘

魔物との戦闘が始まる。

眞衣「その心臓貰い受ける!『ゲイボルグ』!!」

未央奈「穿て!『ゲイ・ジャルグ&ゲイ・ボウ』」

絢音「変わらぬ矛先から逃げ惑え!『グングニル』!!」

深川「最果てより光を放て、最果てに輝ける槍!『ロンゴミニアド』!!」

槍を持った騎士達の投擲でゴブリン達を牽制する。

3‘

純奈「いけえええええ!!」

騎士達がゴブリン達に突っ込む

“わぁぁぁぁぁぁぁ!”

“キンカンキン!!”

4‘

順調にゴブリン達を討伐していく騎士達

しかし、徐々に押され始める。

玲香「数が多すぎる…」

かりん「魔力も尽きかけてる騎士達もいます!」

※魔力ースキルを発動する為ものー

5‘

佑美「秋元隊長!一旦下がりましょう!」

真夏「そうだね!全隊、下がりなさい!鉄亀隊!他の隊が下がるまで耐えなさい!」

史緒里「了解!はぁぁぁぁ!」

蓮加「守る為に!『ロード・キャメロット』!!」

あやめ「守るべき者の為に『アイアス』!」

鉄亀隊がゴブリン達の進行を止める。

6‘

ー王城ー

○「行かせてくれ!」

桃子「ダメです」

葉月「貴方の体は蓄積ダメージが回復してないんです」

絵梨花「貴方が出なくても勝てるわ」

○「だが!無傷ではすまない!」

沙友理「当たり前や、戦場で傷つかない奴なんておらん」

7‘

○「だったら、俺が出てもいいじゃないか!」

一実「ダメよ!」

○「なぜだ!」

一実「貴方はわかってない…蓄積ダメージは本来なら体が回復していけば減っていくはずなのに貴方は減っていない…戦場に出ればそれが足枷になる」

○「くっ…」

8‘

伝令騎士「報告です!前線の騎士達は亀鉄隊以外、後方に撤退!」

麻衣「そうか、負傷者は?」

伝令騎士「半数が負傷しておりますが、死者は出ていません!」

麻衣「ホッ…そうか…」

伝令騎士「しかし…」

麻衣「なんだ、もうしてみよ!」

9‘

伝令騎士「与田中級騎士、遠藤中級騎士、齋藤最上級騎士が瀕死の傷を負いました!」

麻衣「なっ…」

○「っ…!」

一実「ま、〇〇!」

王の間から飛び出す〇〇。

10‘

ー戦場ー

真夏「貴方達も下がりなさい!」

蓮加「しかし!」

真夏「これ以上は守れない!」

史緒里「蓮加!下がるよ!」

蓮加「くっ…」

あやめ「隊長…」

11‘

秋元以外が撤退する

ゴブリンクイーン「キぇぇぇぇぇ!」

ゴブリンクイーンの衝撃波のスキルが秋元を襲う

真夏「くっ…」

どんどん押され始める秋元。

真夏「やばいっ!」

12‘

魔力切れを起こす秋元。

ゴブリンクイーンの一撃が秋元を襲う!

?「熾天覆う七つの円環!『ローアイアス!』」

“がきっん!”

秋元の前に7枚の花びらの盾が現れる。

?「下がれ!」

真夏「ハッ…!」

後退する秋元。

13‘

ー塀門上ー

○「間に合った…」

奈々未「〇〇!?なんでここに!しかもその傷…」

身体中に傷ができている。

○「『ローアイアス』…これは魔力の代わりに自身の生命力を糧にして一定の攻撃を無効化する」
※古傷が開いていく

七瀬「なっ!?」

14‘

○「全騎士に展開させた」

奈々未「いますぐ解除しなさい!」

〇〇の胸元を掴む

○「悪い…それはできない…」

〇〇は刀を抜く

七瀬「なにしてるん…」

15‘

○「前線にでる」

奈々未「許可できない!」

○「悪いが聞けない」

奈々未「お願い…」

○「騎士とはなんだ?」

奈々未「え…」

16‘

○「騎士とは困ってる人を助けるんだろ?奈々未がそう言ってたんだぞ」

奈々未「わかってる…」

○「なら行かせてくれ、俺は騎士じゃないが奈々未達が守りたいものを守りたいんだ…」

〇〇は塀門から飛び降りて前線に向かう。

奈々未「ばかっ…」

七瀬「守りたいものの中に〇〇さんも入っとるんよ…」

17‘

ー前線ー

遥香「なんできちゃったんですか…」

深川「そうだよ…」

美彩「貴方はばかなの?」

花奈「ばかだね」

○「辛辣だな…」

18‘

佑美「無理だけはしないでね」

○「あぁ…みんな、いくぞ!」

各騎士「おぉぉぉぉ!!」

士気を取り戻した騎士達

19‘

To be continued

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