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(4)人外にモテすぎる僕

1‘

齋藤さん達に吸血されてから2週間が経っていた

その間は何事もなかったのだが

今、僕は危機に陥っている。

○「あの〜?」

2‘

?「なんだ?」

○「僕はなぜ、縛られているのでしょうか?」

?「お前を殺○ためだ!」

○「なっ?!どうしてですか!それにあなた達は何者ですか!」

?「私は森人族ーダークエルフーの堀未央奈よ」

どこかの工場に拉致られたみたいだ

3‘

?「私はエルフの久保史緒里です」

○「どうして、あなた達が僕を殺○んですか?」

未央奈「お前のフェロモンは危険だ…」

○「フェロモン?」

史緒里「貴方は亜人を引き寄せるフェロモンを発してます」

4‘

○「何が問題なんですか?」

未央奈「そのフェロモンは亜人をだめにする…だから危険だ!」

○「だめにするって…」

未央奈「とにかく、死○でもらう!」

ナイフを取り出す。

5‘

?「待ちなさい!!」

“ブロンブロン!!”

バイクのエンジン音が工場内に鳴り響く。

未央奈「何者!!」

?「私はその子は私の依頼人の大事な子なの…返してもらうわよ!」

6‘

史緒里「未央奈さん…まずいです!あの目…竜人族です!」

未央奈「ちっ…秋元〇〇!必ず、お前を殺⚪︎からな!」

そう言って、2人は逃げていく。

そして、僕を助けてくれた人が近づいてくる。

7‘

?「秋元〇〇くんだよね?大丈夫?」

⚪︎「はい、大丈夫です、ありがとうございます…あなたは?」

日奈「私は竜人族ードラゴンニュートーの樋口日奈よ」

⚪︎「どうして…」

8‘

日奈「詳しくは話せないけど、あなたを助けるように依頼されたの」

⚪︎「そうですか…助けていただき、ありがとうございました」

立ち上がる〇〇。

日奈「家まで送るよ、乗って?」

9‘

日奈は〇〇に予備のヘルメットを渡す。

⚪︎「し、失礼します」

バイクに跨る。

日奈「ちゃんと掴まっててね?」

そういうとバイクを発進させる日奈。

10‘

____

11‘

“ブルルン”

⚪︎「送っていただきありがとうございます」

日奈「いい?これから似たような事が起こるかも知れない、だから、1人で行動してはだめよ?」

⚪︎「依頼主って誰ですか?」

12‘

日奈「ごめんね?それは言えないの」

⚪︎「いえ、こちらこそ、失礼しました…」

日奈「大丈夫、なんかあったら必ず助けるから」

⚪︎「ありがとうございます」

日奈「バイバイ」

バイクで走り去る、日奈。

13‘

〜〜〜〜〜

14‘

“コンコン”

⚪︎「どうぞ」

奈々未「入るよ」

⚪︎「奈々未さん、どうしたんですか?」

奈々未「〇〇こそ、どうしたの?元気がないけど…」

15‘

⚪︎「いえ…なんでもありません…」

“コツ”

⚪︎「いて」

奈々未におでこを小突かれる〇〇。

奈々未「なんでもないって顔してない、言ってごらん?」

16‘

⚪︎「実は…」

〇〇は今日あったことを話す。

奈々未「そっか…森人族が…」

⚪︎「自分は何者なんでしょうか?どうして、僕は亜人を引き寄せるフェロモンを発して、知らない誰かに守られてるんでしょうか…」

17‘

奈々未「〇〇は〇〇だよ」

“ぎゅっ”

〇〇を抱きしめる奈々未。

奈々未「どうして、亜人を引き寄せるフェロモンを発して、知らない誰かに守られてるかはわからない…でも、これだけは言える…〇〇は何もしてないし、なにも悪くない…」

18‘

⚪︎「奈々未さん…もう少しこのままで…いいですか?」

奈々未に抱きつく。

奈々未「もちろん…今日はこのまま寝よっか…」

⚪︎「はい…」

19‘

To be continued

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