（2）彼は最強の一般人

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居酒屋襲撃事件から、1週間

あの時は警察が来る前に、〇〇くんに誘導されて、

裏口から送り出された。

警察に事情説明をするとのことで、〇〇くんはお店に残った。

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あの日以来、〇〇くんには会ってない。

連絡先も聞いてないし、会う手段もない。

麻衣「奈々未ー？どうしたの？」

奈々未「ぁ、なんでもないよ、ちょっと考え事」

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麻衣「仕事中だよ？しっかりしてよ〜、マネージャー♪」

そういうと鼻歌を歌って、みんなの輪の中に。

奈々未「はぁ…しっかりしないと」

気合いを入れ直す奈々未。

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〜〜〜〜〜

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レイ「あの！やめてください！」

A男「いいじゃん！遊ぼうよ〜！」

あやめ「困ります！」

A男「悪いようにしないからさ〜」

A男があやめの腕を掴もうとする。

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A男「イタタタタ！！」

しかし、それは叶わず、誰かに腕を捻られる。

⚪︎「あなたは懲りずに女性に迫ってるんですか？」

A男「あんたは！？お、俺はただ、ナンパしてただけだ！」

⚪︎「でも、お二人は嫌がってるようですが？」

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A男「そんなことない！後少しでいけそうだったんだ！」

⚪︎「この男はこう言ってますけど？」

あやめ達に目線をやる。

レイ「そんなことありません！」

あやめ「私達は断っていました！」

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⚪︎「だ、そうですよ？どうします？このまま去るか、警察呼ぶか」

A男「失礼します…」

⚪︎「よろしい」

A男の腕を離すと、その場から立ち去った。

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レイ「ありがとうごうございました！」

あやめ「ありがとうございました！！！」

⚪︎「いえいえ、お気になさらずに」

あやめ「お、お名前をお聞きしても？」

⚪︎「小川〇〇です」

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レイ「〇〇さん…」

あやめ「なにか、お礼がしたいです！」

⚪︎「いえ、本当に気にしないでください、それに長く、僕と話をしているとゴシップ記者に撮られるかも」

レイ「っ！私たちのこと？」

⚪︎「ええ、乃木坂46の清宮レイさんと筒井あやめさんですよね？知ってます、だからこそ、お礼をしていただくわけには」

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あやめ「でも…なら！連絡先でも！」

レイ「そうです！」

詰め寄ってくる2人。

⚪︎「わ、わかりました…連絡先だけですよ？お礼も特にしなくて良いですからね？」

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あやめ「わかりました！」

レイ「了解です！」

連絡先を渡す〇〇

⚪︎「それでは」

立ち去る〇〇。

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レイ「かっこいい人だったね」

あやめ「そうだね…あっ！時間だよ！」

レイ「やばっ！行こう！」

仕事現場に向かう2人。

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〜〜〜〜〜

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レイ「おっはようございま〜す！！」

あやめ「おはようございます！！」

遥香「あれ、今日は珍しく遅いね？」

あやめ「実は…」

2人は4期生のみんなにさっきあった出来事の教える。

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さくら「ええ！そんなことあったんだ！」

矢久保「ケガとかない？」

あやめ「大丈夫だよ！」

金川「一応、奈々未さんに報告した方がよくない？」

レイ「あー、そうだね！仕事終わりにするね！」

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〜〜〜〜〜

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乃木坂工事中が終わり、レイ達は奈々未の所に…

レイ「奈々未さん！」

奈々未「ん？どうした？」

あやめ「実は…」

今日あったことを奈々未に説明する。

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奈々未「そう、あなた達が無事でよかったわ」

レイ「〇〇さんって方が助けてくれました！」

奈々未「っ…それって、小川〇〇って人？」

あやめ「そうです！お知り合いですか？」

奈々未「ちょっとね…その人はなんか言ってた？」

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レイ「お礼をしたいと言ったんですけど、断られました」

あやめ「なので、連絡先をいただいて、後ほど、お礼のメールでもしようかなって」

奈々未「連絡先をもらったのね？！」

レイ「は、はい」

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奈々未「そう、その連絡先を教えてもらってもいい？運営側からもお礼がしたいから」

あやめ「はい！」

2人は奈々未に連絡先を教えると、帰宅する。

奈々未「さぁ、説明してもらうわよ…」

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To be continued