(1)冴えないマネージャーは乃木坂46の最強ボディーガード
1‘
“ドン!”
スタッフ1「いてなぁ!おっさん!周りを見ろよ!」
?「す、すみません!」
頭を下げる。
2’
林「また謝ってるよw」
弓木「マジウケるw」
スタッフ2「なんで冴えないあの人が担当マネージャーやってんのw」
スタッフ3「あんなんだからいつまでも出世できないんだよ、専属だって、無駄に長くいるからだろ」
みんなにばかにされてる。
3‘
奈々未「〇〇さん、少しいいですか?」
この女性の名前は橋本奈々未
乃木坂46のチーフマネージャー。
⚪︎「ぁ、今行きます!」
4‘
そして、このばかにされていた冴えない男の名前は只野〇〇
乃木坂46・3期生の担当マネージャーをしてる。
マネージャー歴10年。
そして橋本に呼ばれて、ついて行く〇〇。
5‘
〜〜〜〜〜
6‘
⚪︎「橋本チーフ、なんでしょうか?」
奈々未「奈々未でいいですってば…〇〇さんの方が先輩なんですから」
⚪︎「いえ…チーフは上司なので」
奈々未「まぁ…いいです、それより今度の握手会ですが…」
打ち合わせをする2人。
7‘
奈々未「それと以前お話した件ですが、どうですか?」
⚪︎「ん…それはお断りさせて頂きます」
奈々未「理由を聞いても?」
⚪︎「僕は冴えないおじさんです…なんの特技もありません…なので統括マネージャーにはなれません」
“コンコン”
8‘
絢音「奈々未さん、鈴木です」
奈々未「入ってちょうだい」
“ガチャ”
絢音「失礼します」
?「失礼します!!」
9‘
絢音「〇〇さんもいらっしゃったんですね?」
⚪︎「はい」
奈々未「〇〇さんに紹介したい子がいます、挨拶して」
?「はい!早川聖来です、よろしくお願いします」
10‘
⚪︎「はい、3期生の担当マネージャーの只野〇〇です」
奈々未「早川さんには〇〇さんの下で研修をしてもらいます」
聖来「わかりました!」
⚪︎「え、僕じゃないほうがいいんじゃ…」
11‘
奈々未「いえ、〇〇さんが適任だと思っています」
⚪︎「…わかりました」
奈々未「では、明日から早川さんは〇〇さんと行動するように」
聖来「はい!よろしくお願いします!」
⚪︎「よろしくお願いします、後ほど連絡先を交換しましょう」
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〜〜〜〜〜
13‘
ー握手会ー
蓮加「久々の握手会だ〜」
美波「そうだね」
美月「なんか緊張してきたw」
祐希「あ、〇〇さ〜ん」
14‘
⚪︎「皆さん、おはようございます」
桃子「お隣の方は誰ですか?」
⚪︎「はい、今ご紹介しますね?この方は新しく入ってこられた新人さんで僕の元でマネージャー研修をしてもらいます、なので皆さんともお仕事しますのでよろしくお願いします」
聖来「早川聖来です!よろしくお願いします!」
15‘
美波「梅澤美波です!一応、乃木坂46の副キャプテンをしてます!」
聖来「よろしくお願いします!!」
⚪︎「さぁ挨拶も終わったところで、今日は握手会です、笑顔で楽しく行きましょう」
“は〜い!!”
⚪︎「ただファンの中には度が過ぎてしまう方もいらっしゃいます、身の危険を感じたらすぐに近くのスタッフ、マネージャーに伝えてください」
16‘
祐希「はい!〇〇さん!」
⚪︎「与田さん、どうしました?」
祐希「早川さんは護衛マネージャーでしょうか?」
⚪︎「一応その予定です」
聖来「はい!」
17‘
⚪︎「どうしましたか?」
聖来「護衛マネージャーとはなんでしょうか!」
⚪︎「橋本チーフから説明は受けてませんか?」
聖来「いえ、受けてません」
⚪︎「それなら僕から説明させていただきますね」
18‘
近くのホワイトボードに書き込んでいく。
⚪︎「まず、僕達担当マネージャーは各期生にいます」
聖来「はい!それは資料で読みました!」
⚪︎「1期生・絢音さん、2期生・史緒里さん、3期生・僕、4期生・玲香さん、5期生・一実さんが担当してます」
聖来「それも資料で読みました!」
19‘
⚪︎「この担当マネージャーは護衛を兼任しています」
聖来「護衛?」
⚪︎「はい、メンバーに何かあった際にそれを対処する役目です、面接の際に武術をやっているか聞かれませんでしたか?」
聖来「聞かれました!あ、それで聞いたんですね?」
⚪︎「そういうことです、武術ができないと護衛マネージャーになれないですからね」
20‘
美波「では早川さんには3期生の護衛をしてもらうってことですか?」
⚪︎「そうですね」
聖来「え?でも3期生には只野さんがいるじゃないですか」
美月「あー、ダメダメw〇〇さん弱いもんw」
聖来「え?」
21‘
⚪︎「そうですね、僕は護衛マネージャーではないので」
聖来「え、でも(心:どういうこと?武術ができないと担当になれないって…コネってこと?)」
〇〇に懐疑心を抱く早川。
⚪︎「まぁ少しづつ覚えていきましょう、では皆さん!準備をしてください、早川さんは僕と会場に向かいますよ」
聖来「は、はい!」
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To be continued
23‘
この作品はフィクションです。
実際の人物や団体とは関係ありません。
またこの作品内の表現や行動はあくまでも、
作品としてなので、実際に行っても、
責任は取りかねますのでご了承ください。
ありがとう!