映画の舞台
ロケ地の高橋さん
この度ロケ地としてお貸しすることになりました、高橋です。
まず、我が家がロケ地として使われるなんて驚きました。できあがってみたら、我が家ながらいい家だなと思いました。一生のいい思い出になりました。
自分の家がロケ地になったことによって家の提供だけではなく、映画づくりのスタッフの人たちのみんなの努力も大切だなと思いました。これからはエンドロールの人たちの名前もよく見ようと思いました。
監督さんという仕事も、世間の役者さんたちがみんな監督になりたがるのがよくわかるなあと思いました。
一番大変だったことは、自分が俳優ではないけれど、自分の部屋の片付けをしたり、自分の居場所をどうしようかと右往左往したりしたことが大変でした。
でも、そのときはそれが大変だったけれど、いい作品になったから、苦労が報われるなあと思いました。経験させてもらったということがよかった。なんにもないよりはいろんなことがあった方が人生いろいろで良かったと思っています。
良かったことは若い人と接することができて、役者さんたちにも会えたことがよかったです。
そして一番良かったことは、今まで漠然と生活していた家が華やかに感じられるようになったことです。撮影期間はそんなに長くは感じませんでした。
ただ、できたら自分の家がロケ地になっていたので撮影の現場を観たかったということ。それ以外は特にこうして欲しかったということはなかったけれど。
例えば元々置いてあった家具をどかすときに心配することはしましたが、それ以外は特にありませんでした。
普段は映画に映るほどいい家とは思わなかったけれど、映画のなかの方がいい家になっていました。
(ただただ感謝です。。)
次回は製作の石橋さんになります。
スチール写真 photo by 川口