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ベストな水の飲み方

伝統医学アーユルヴェーダ的な、水の飲み方について。

  • 水を一日にどれくらい飲めばいいの?

  • たくさん飲むのが苦しい・・

  • 飲み過ぎも良くないって本当?


水を飲まないと生きていけないわけですが、

2L飲んだ方がいいやら

喉が乾く前に飲めやら

水を飲み過ぎると太るやら・・・

一体何を基準に水の量を決めたらいいんだい?
と迷走することもあるはず。

水分摂取についての「これだ!」という答えは2つ。


  1. 飲むタイミング

  2. 尿の色を確認する


この2つに気を付ければ、ピッタリな量を効果的に摂取することができます。


飲むタイミング


もっとも適切な水補給のタイミングは、食間です。
寝起き朝、昼食後、夕方、寝る前。


逆に、NGなタイミングは
食事の前後と、食事中。


食事と一緒に水を飲まない


食事中にガブガブ水を飲むのはNGです。なぜなら、消化液が薄まってしまうから。


消化液は、胃液、唾液など
食べ物を分解する強力な液体です。


食事と一緒に水を大量に飲んでしまうと、
液が薄まり、食べ物をよく消化することができなくなります。


また食後の水分摂取も同様、
食べ物がまだ胃に入っている状態では、
天然の消化酵素である胃液を薄め、消化を遅らせてしまいます。


場合によっては、消化不良につながることも。


食事中に水を飲む場合は、


  • 少しずつ飲む

  • 常温か白湯


この2点に注力しましょう。
そうすると、程よく消化促進をアシストしてくれます。


朝と夕方にたっぷり補給


朝起きてから2〜3時間の間に、コップ3杯ほどは飲みましょう。


起き抜けに白湯を一杯。
その後、お茶やコーヒー、
アーユルヴェーダ的にはチャイで1~2杯。


に限定せずとも、コップ3杯は朝のうちに摂ります。


昼食後〜夕方にたっぷり


午後〜夕方にかけては、こまめにたくさん飲むチャンスです。


昼食〜夕食までの数時間、
この食事と食事の間の時間を狙います。


消化液を薄めることなく、
また血液中に運ばれている栄養を、
水を飲むことで血液の循環を良くし、身体中に巡らせることができます。


とくに何リットル飲まなきゃ
など気にせず、


こまめにちょくちょく
片手に水筒を持って歩くくらいの感覚で水分をとりましょう。


尿の色を確認する


濃い色であれば水分が不足している証拠。


朝イチや昼食後など、老廃物の排出が多い時間帯には
しっかりと水分を補給しましょう。


透明な状態であれば、
体内水量も十分、血液もスムーズに流れていますので、
その調子を保つイメージで過ごしてみてください。


食べたもの、時間帯、運動量、消化器官の調子によって
水の必要量は人それぞれ、毎日変わります。


その時々にベストな水分補給をすることで、体の自然な状態を保つことができます。


誰かは一日2Lかもしれないけれど、
また誰かは、少量で済むかもしれない。


水分と言っても、
食材のほとんどが水分ですので、案外食事からも水分摂取をしています。


大量に水を飲むよりは、
食事から水分を取ることも
あわせて意識してみるのがおすすめです。


  • 食事中、食前後は控える

  • 透明カラーを目安に


この2点を抑えて
ご自身の必要ベストな水分補給を行なってくださいね。


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