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「足るを知る」心が満たされないときに思い出したいこと。

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なんだか心が満たされない・・

最近胸がいっぱいになるようなことがない・・


”足るを知る”
ということばの意味を理解した瞬間

その気持ちが180°大逆転するキセキが起こるかもしれません。。

(私が起きました・・)




あなたが、

”幸せだなぁ”

と思うことはなんですか?


どんなときに幸せを感じますか?




憧れのブランドのものが手に入ったとき。

美味しいご飯を食べているとき。

友達とお酒を飲んで語り合うとき。

ゆっくり温泉に浸かっているとき。

好きな人と一緒にいるとき。



とても楽しくて、安らかで、嬉しくて、
心が満たされる。

幸せがこみ上げてくるでしょう。




では、


少し想像してみてください。



もしもそれらが無くなったら。



果たして幸せじゃなくなるのか・・・?






どうでしょう。





美味しいご飯が食べられなくて

ゆっくり温泉に浸かることもできない

友達にも好きな人にも会えないなんて
耐えられない・・



そう思うかもしれません。





では


時を戻そう。(🟣)





私って前からこれらを持っていたのか・・?




お金を持っていないあの頃・・・

洋服も買えないし、
外食に行くこともできないし、

遊ぶ暇もなく
学校で授業を受けて、放課後には部活に打ちこんで・・

旅行なんて夢のようなイベント。



”娯楽”

と呼べるものに触れていたかな・・・。




でもあの頃。

家に帰ったらあたりまえのように家族がいて、

ご飯を食べて、
テレビをみて、寝る。

朝起きて、母の作る朝ごはんをお腹に入れて、
学校へ行く。

一生懸命に眠気と戦いながら
目の前の授業を受けて、

机を囲んでわいわいお昼を食べる。

放課後には休む暇なく部活にむかい、

帰ったら家族がいて、
ご飯がある。

ちゃぽんとお風呂に入って、寝る。



将来の心配をするでもなく、
SNSで他人をうらやましく思うこともなく

ただ目の前の瞬間に懸命だったような。




そのときの私はこんなにも欲しがりだったのか・・?



いつのまにか、”手に入る”という味をしめてから

常に何かが足りていない

不安、寂しさ、焦りをいつもどこかに抱えている。



それは、これまで見てきたもの(現実)

あなたのメガネに色をかぶせてしまっているのかも。


「これがあれば幸せ」

「これが無くては幸せではない」


というものは

よく考えてみると、、
すべてそもそも持っていなかったはず。




そこでです。

なにも持っていなかった頃にも
私が持っていたもの

を思い出してみる。

それは

があり、があり、があり、があり、
肉体
があり、心臓があり、筋肉があり、があり、
があり・・・


吸っても吸ってもなくならない空気があり

恥ずかしくない格好で外を歩けて

毎日帰れる場所があり

お腹を満たす食事を買うお金があり

横になって安全に休めるところがある。

あたりまえに目が覚めて、新しい日をむかえる。



あれ・・・?

もうこんなに、
充分すぎるものをすでに持っている・・

欲しいと思う前に、もうあった。。




たとえば、これ以上

なにかを欲するとして。


それが手に入ったら、
今度はすぐに違うなにかを欲するでしょう。


そうなってくると、
あっという間に無限ループ・・・

「あれが欲しい」「あの人みたいになりたい」

そうした”足りないベース”の生き方をしている限りは、

足りない地獄から抜け出すことはできないのです。
いつまでも、満足しきることはありません。




「足るを知る」

むかしの中国の哲学者
老子さんのことば。

もう2500年も前のことです

そんな大昔から現代まで、
絶えず言い伝えられてきたことば。


あれが足りない・・と「不足しているもの」に目を向けるのではなく

今自分が「持っているもの」「すでにあるもの」に目を向ける

現状の自分がすでに持っているものを知る。

ということ。

ポイントは”知る”こと。

そのためには
外に目を向けずに、自分の内側を見る。


モノをたくさん持っていたり、見栄を張ったりしても、外側には自分の豊かさはない。。


自分の内側にはそもそも素晴らしい価値がある。。


(もしまだ足りない・・と思うのであれば、まだ外に目が向いて自分の内側と向き合い切れていないということなのかも。。)


そうすると、自分がすでに「持っているもの」に感謝の気持ちが生まれてくる。

このままでも、充分なことに気が付く。


そうすると
「持っているもの」「すでにあるもの」をどう活かすかという考えに切りかわる。



「足るを知る」=すでに足りていることを知る。



これを心から理解したときには、

さっきまでかけていた曇りメガネが
ピカピカに透明になって、
世界がくっきりと鮮やかに見えるかも。。



自分が今持っているもの、すでにあるものに
「ありがとう」と言えたとき、

心がぽっかぽかに満たされます。


「足るを知るものは冨む」だそうで。

足るを知れば、豊かになるそうで。


足りないベース→→→ありがたいベース

の生き方を選んでみませんか。


うぁ・・パソコンの見過ぎだよと首が教えてくれてる・・ありがたい。。
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