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解毒、デトックス最強フード【キッチャリーレシピ】

デトックスしたい時に迷わず食べる、アーユルベーダのごはん
「キッチャリー」をご紹介します。


カレー屋さんのカレーについてくる、黄色いご飯あるじゃないですか(ターメリックライス)。そのおかゆバージョンです。

普通のおかゆと何が違うのか?というと、スパイスを使っていることです。


私がスパイスに初めて触れたのは、自粛期間中。時間があったので、スパイスカレーでも作ってみようかなーと思ったことがきっかけです。
塩をほとんど使わなくても、かなり奥深い味が出せることに驚きました。

後々スパイスの効能を勉強したところ、すばらしい作用があることが判明・・!


スパイスの効能


消化促進、血行促進、ぽっこりお腹の解消、

心を落ち着ける、ガスの排出、腸内環境の改善、

心臓腎臓の強化、毒素分解、たんぱく質の消化etc.

等々。体の中の毒素やガスなどを分解して外に出してくれるんです。


栄養のあるものを食べても、

それを分解して、吸収して、いらないものを排出するまでを完結させなければ、体の中にどんどん脂肪となって、毒となって、溜まっていきます。

それを助けてくれるのが、このスパイスです。


キッチャリーのレシピ


では、キッチャリーのつくり方。

手順は炒めて、45分間煮るだけ!
煮ている時間は放置して、好きなことをして待つのも一つの楽しみ。

お米は白米、玄米など何でもお好きなもので大丈夫ですが、
インドのお米「バスマティライス」というものがとても消化によく、
クセもそんなに無いのでオススメです!

スパイスは全部そろわなくても、そーんなに違いは分からないと思いますので(笑)手に入るもので試してみてくださいね。


材料(3~4食分)


  • ギー(お好きなオイルで代用OK) 大さじ2

  • 岩塩 小さじ1/2

  • 黒胡椒 小さじ1/2

  • ブラウンマスタードシード 小さじ1

  • クミンシード 小さじ1

  • ターメリック 小さじ1

  • 生姜すりおろし 大さじ1

  • バスマティライス(白米も可) 1/2カップ(100ml)

  • ひきわりムング豆 1/4カップ(50ml)

  • 昆布(30分水に浸す) 10cmひと切れ

  • 水 4カップ

作り方

☆はじめに、水につけておいた昆布を細かく切っておく。

①フライパンにギーを弱火で熱し、岩塩、黒胡椒、ブラウンマスタード、クミン、ターメリックを入れて、マスタードがパチパチするまで温める。

②生姜を加えて水気を飛ばす。

③お米、ムング豆、細かくした昆布を加えて2分ほど炒め馴染ませる。

④水4カップ加えて45分間とろ火で煮る。フタはしません。

優しいスパイスの香りが立つおかゆの完成。

胃腸が弱っている時はこのおかゆだけで過ごすのがオススメです。


さらにここに、野菜をギーで炒めたものをトッピングするのが最高・・!

さつまいも、人参、かぼちゃ、ズッキーニなどの甘い野菜
ケール、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜など緑の野菜

2~3種類の新鮮な野菜を、ギーで炒めて、少しの水を入れて蒸し焼きにする。

キッチャリーにドバッとのせて、いただきます。

わぁ〜おいしそぉ〜笑
今日はかぼちゃとキャベツです。

キッチャリーを食べ始めてから2日目、すぐに効果は現れました。
腸の動きが良くなって、スルスルと便秘が解消されていき、
お腹周りのむくみがスッキリ取れました・・!!

スパイスの効果でしょうか?
それとも消化に良いお米が良いのでしょうか?

きっとどちらともが相乗効果としてバッチリ作用しているのだと思います。


そして嬉しい効果がもうひとつ。

スパイスを使うと、塩味が少なくても満足できるので
塩分の取りすぎを防げるのと、舌の感覚が冴えてくるんです。
日に日にむくみが取れ、味覚が繊細になっていきます。

”本当に美味しいもの”と、”過剰に加工された美味しいっぽいもの”
の違いが分かるようになって来ました。

舌が不自然なものを感じ取ってくれるので、自然とそういうものを避けるようになります。結果的に良質なものを体に取り入れるようになるので、当然体が良くなっていくのです。


胃に優しく、必要な栄養を取れて、
体の毒を排出してくれるキッチャリー。

おじいちゃんおばあちゃんにも、お子さんにも。

調味料をたくさん使った甘しょっぱい味付けから、
少し優しく繊細な、舌をフルに使って楽しむ食事を取り入れてみませんか。

スパイスの奥深い香りと味わいを一度試してみると、味覚がガラッと変わるかもしれませんよ・・!


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