見出し画像

第8話 子の心親知らず

『ご当地キャラコンテスト、開催中っぴ!』


 ひよこを模したキャラクターが、高い声と共にぴょんぴょん跳ねる。
 コンテストのコマーシャル動画を見せ終えた私は、向かいに座る母の反応を伺った。想像していた通りだが、あまり芳しくはない。


「この……『っぴ』っていうのは、どういう意味なのかしら?」



 どこかピントのずれた彼女の言葉に、私は思わず額を抑えた。


「別に意味があるとかじゃなくって、そういう喋り方なのよ。
『ござる』とか、『なのだ』とかとおんなじよ」

「そうなの?不思議な喋り方ねえ……」


 母は老眼鏡を掛け直し、スマホの中で止まっているご当地キャラをじっと見つめた。目を細めて小さな画面を見つめる彼女を見て、多少重くてもノートパソコンを持ってくるべきだったかと考える。


「それで、このひよこちゃんのキーホルダーを作るのね?」

「マスコットね。この子じゃなくて、
商店街のマスコットを私たちで作るのよ」


 私の生まれ育った神拗町商店街は、今やシャッター街化まっしぐら。若者の流出には歯止めが効かず、高齢化した経営者達は次々に引退していく。
 とはいえ、別に商店街がなくなっても私の生活に大きな影響は出ないだろう。そう思っていた私は、客が減り、人が減り、寂れてゆく商店街をずっと傍観してきた。

 けれど、もはや衰退するだけと思っていた商店街に、最近少しだけ活気が戻って来た。きっかけは、少し前に起こったコーポ宝船の炎上事件だ。
 あの日を境に、どういう訳か母は悩んでいた関節痛が治ったし、母の友人たちも抱えていた悩みが解決したようで、いつにも増して張り切っている。

 ほんの少しだけ、昔に戻った商店街。私はその雰囲気に懐かしさを感じると同時に、それが仮初の活気である事を実感した。私を育ててくれた商店街はもう、人も建物も老い行くばかり。
 銭湯の番台に座る母の背越しに、街並みに行き交う人々を眺めながら、私は、それを惜しいと思ってしまったのだ。

 宝船のもたらした勢いが残っているうちに、商店街を生き返らせる策を打ち出そうと私は考えた。結婚前はデザイナーとして働いていた経験を生かして、何か商店街のためにできることはないか。

 そうして思い付いたのが、マスコットキャラクターを作ることだった。


「マスコットねえ。これみたいに、『っぴ』って喋るのがいいの?」

「喋り方は後で良いの、どうせ声は付けられないし。大事なのは見た目」


 マスコットキャラクターに大切なのは、ベースのモチーフに何を取るかだ。何か宣伝元を代表するモチーフがあればそれに越した事はないのだけど、神拗町商店街にはこれといった名物はない。


「神拗町……神拗町……うーん、語呂で合わせるにもやりにくい……」

「拗ねちゃってたら、宣伝には似合わないものねえ」


 母はそんな呑気な事を言いながら、居酒屋のメニューを眺めている。もう少し真面目に考えてよ、と言いたいところだったが、頼んだメニューが丁度運ばれて来てしまったので、その言葉は一旦飲み込まれた。


 食後のお冷を飲みながら、改めて母の様子を見る。

 母は昔からボランティア精神旺盛で、イベントの大好きな人だった。運動会の保護者参加競技には必ず母の姿があったし、町内のイベントでも必ず目撃されるので、子供の頃はそれが恥ずかしかったくらいだ。
 私が成長してからもその気質は健在で、この間だって、ひったくり犯を背負い投げして取り押さえたと言うではないか。

 そんな母のことだから、商店街のための企画には乗り気になってくれると思っていた。しかし、話を続けても母の反応は良くないままだ。マスコットキャラクターという存在に馴染みがないのが原因だろうか?

 半分になったお冷のグラスから顔を上げて、私は母に問いかけた。


「ねえ、お母さん。お母さんはどうしたいの?」

「あらなあに、急に……」


 母は両手を重ねて膝の上に置くと、首をかしげた。


「わたしは別に、あなたがやりたい事をやればいいと思うけれど……」

「私じゃなくて、お母さんがどうしたいかって聞いてるの!」


 煮え切らない母の答えに、思わず語気を荒げてしまう。大きな声は落ち着いた店内に思ったよりも響き渡ってしまい、恥ずかしくなって慌てて声を潜める。


「私の事はいいんだってば。
お母さんは、マスコットキャラ作りたくないの?どうなの?」


 母は困ったような顔をして、考え込んでしまった。彼女はややあって口を開くと、ぽつぽつと語り始める。


「そりゃあ、商店街のためになるなら何だってしたいけど……
でも、わたしはもう最近のことは分からないし、
わたしみたいなおばあちゃんが口を出すより、
あなたみたいに良くわかってる人がやった方が……」


 いつになく気弱なそんな言葉に、私は勢いを削がれてしまった。

 私は、いつの間にか自分より小さくなってしまった母の姿を見る。
 数年前に関節を痛めてしまってから、彼女はめっきり新しいことをしなくなった。頑なにスマホを持たずにガラケーを使い続けるのも、昔ながらのやり方で銭湯の番台を続けるのも、彼女なりのこだわりだと思っていたのだけれど、そうではないのかもしれない。


「あのね、お母さん」


 私は改めて、母に向き直る。


「マスコットキャラっていうのはね、
売れるように作ればいいってものじゃないの。
いくら良いキャラクターだって、売れることだけを考えて作られた
キャラクターは、お客さんにはすぐに分かっちゃう。
そうじゃなくて、多少不恰好でも、街や地域に対する愛が
込められたキャラクターなら、お客さんはそれを感じてくれるものなのよ」

「そういうものなの?」

「そう。でも、そんなキャラクターを作るには、街への愛が必要でしょ。
私だって神拗町は好きだけど、
お母さんの方がずっと好きだって事はよく知ってる。
だから、知識とか関係なく、お母さんの力が必要なの」


 素直な心の内を、私は訥々と語る。母はどこか驚いたような顔でそれを聞いていたけど、私が最後の言葉を言い切ると、自分の重ねた手に目を落とした。


「そういうものかしら……」


 私に聞いているようで、私に向けられていない言葉。
 まだたくさんの言いたかった事を私は飲み込んで、精一杯明るく言った。


「そういうものよ」


 母は、痩せて筋の浮き出た自分の手をじっと見ている。
 しばらくして彼女はおもむろにグラスを手に取ると、いくらか残っていた水をぐいと飲み干し、私を真っすぐ見た。


「そういうことなら、わたしも頑張って考えてみようかしら。
だって、わたしほど神拗町商店街に詳しい人はいないもの」


 そう言って朗らかに笑う母に、私は胸を撫で下ろした。
 寄る年波は彼女の明るさを覆い隠したかもしれないが、奪い去ってはいなかったようだ。その事に、私は思った以上に安堵しているみたいだった。



「でも結局、アイデアが出ないことには変わらないのよね……」


 タブレットの画面に並んだアイデアスケッチに目をやるが、どれもいまいちピンと来ない。これといった名物がない分モチーフの自由度が上がり、迷走してしまっているのだ。


「どう?他に何かアイデアない?」

「うーん……他には、そうね……おせんべいとか……」

「お母さん、さっきからもう好きな食べ物しか言ってないじゃない……」


 こういう時は、外側にアイデアを求めるのが吉だ。私はタブレットの電源を切ると、何杯目かの水を飲み、伸びをして外を見やった。居酒屋の扉からは、格子切りにされた街並みが見える。

 ぼんやりと街を眺めていると、不意に視界の外からカラフルな塊が飛び込んできた。黄色と青のその塊は、七福神の恵比寿大黒天だ。しかし、二人を追うようにして、見慣れない緑が道に現れる。


「……河童?」


 河童に続いて現れたのは、からかさ小僧ぬっぺふほふ。どれも名前の知られたメジャーな妖怪達だ。どうやら恵比寿達と喧嘩をしているらしい。


「おやおや、元気そうだね」

「ほっといていいのかな、あれ……」


 道ゆく人々は、七福神と妖怪達には見向きもしない。というか、意図的に視線を逸らして足早に近くから歩き去っていく。恵比寿はチューハイの缶を持っているし、酔っ払いの喧嘩に関わりたくないと思うのは当然だろう。


「妖怪、妖怪か……」


 彼らをマスコットのベースにしたらどうかとも考えてみたが、いまいちピンと来ない。妖怪をモチーフにした可愛いキャラクターは数多に存在するが、目の前にいる彼らにはそういった愛らしさがあまり感じられないのだ。

 そんな事を考えながら眺めていると、河童に何かされた恵比寿がひっくり返って気を失ってしまった。それと入れ替わるようにして、今度は白い獣が姿を現す。二足歩行をする太った猫のようなシルエットに、特徴的な縞模様、そして金色に輝く謎の毛。神獣の一匹、白虎だ。

 そのぽってりとした体と凛々しい眉を見て、私はビビビと雷に撃たれたような衝撃を受けた。これだ!

 小動物などの可愛いモチーフをベースに、一見可愛くない顔などの要素を組み合わせたマスコット。「ブサかわ」「キモかわ」などと称されるそれらは、マスコットキャラクターの中では変わり種であるものの、今や一つの鉄板ジャンルとして人々に受け入れられている。

 王道でありながら、変化球。これなら、神拗町商店街の個性を出し、インパクトを与えつつ、広く人気が出るかもしれない。


「お母さん!近くに見にいこう!」

「あら、あなたは白虎さんが好きだったっけねえ」


 のんびりと立ち上がる母を急かしながら、会計を済ませ、居酒屋を出る。外ではまさに、バトル漫画ばりのフォームで白虎が河童を殴り飛ばしているところだった。

 河童は吹き飛んでもめげる事はなく、次から次へと小道具を取り出しては白虎に挑んでゆき、ことごとく返り討ちにされる。しかしやがて策も尽きたのか、何度も倒された河童が次に取り出したのはコーラのボトルだった。
 それを飲むでもなく、何故か河童はボトルを振り始める。不敵な笑みを浮かべていた河童だったが、次の瞬間、ボトルは河童の手を離れ、からかさ小僧の方へ真っ直ぐ飛んでいった。


「あっ、あぶない!」


 上げた声がからかさ小僧に届くことはなく、飛んでいったボトルは、そのままからかさ小僧に命中する。


「ちょ、ちょっと……」


 ボトルが当たった勢いでばいんと開いた傘は、そのままひっくり返った。と、そこに遅れて飛び込んできたコーラのボトルの蓋が外れ、中にコーラが溜まっていく。すると今度は、ふらついたぬっぺふほふがからかさ小僧につまづき、コーラの中に倒れ込んできた。



「いやあああああああああああああああああああ!!!!」



 コーラにぬっぺふほふの体が触れた所から、しゅわしゅわと激しく音を立てて細かい泡が沸き立ってくる。泡の中で弾力を失ったぬっぺふほふの体の表面はマシュマロのように柔らかく浮いて剥がれ、コーラの上に溶け出してきた。ぬっぺふほふが溶けた成分が混じったことでか、泡は段々と粘度を帯び、傘の底から沸騰した鍋のようなぼこぼこという音が聞こえ始める。


「大丈夫かい?」


 母がそう声をかけたのも束の間、沸騰するような音は限界に達し、溶けたぬっぺふほふとコーラの混じった白っぽい泡が火山のように噴き上がった。


「わ、ぬっぺコーラだ。お母さん、離れて離れて」


 コーラをかぶらないように、母の手を引いてぬっぺコーラから離れさせる。そのまま呆気にとられている大黒天の横を通り過ぎ、立ち去ろうとする白虎の背に声をかけた。


「あ、あの、すみません!」


 足を止めた白虎はゆっくり振り返ると、私をジロリと睨みつける。


「なんだてめぇは。俺が誰か分かっとんのか、コノヤロー」


 白虎は斜に構えた態度で、妙にくいくいと顔を傾けながら聞いてきた。


「あ、はい。えっと、白虎さん……ですよね?」


 私の答えが気に入らなかったのか、白虎はやれやれと言わんばかりに大袈裟に肩をすくめると、腕を組んで私に向き直った。


「ただの白虎と思って貰っちゃあ困るなコノヤロー。
泣く子も黙る五獣会、その喧嘩番長と言やぁ俺の事だコノヤロー」

「あ、そうなんですね。それは失礼しました」


 なるほど、思ったより細かい設定を持っているようだ。白虎が喧嘩番長ということは、きっとご意見番とかお色気担当もいるに違いない。


「で、俺に何か用かコノヤロー」

「えっと、実はですね、私達今マスコットキャラクターを考えてまして……」


 私は白虎に、私達の状況を話した。廃れてゆく神拗町商店街のこと。状況を打開するには今しかないこと。その策として、マスコットキャラクターの制作を考えていること。


「是非、白虎さんをモデルにさせていただきたいんです。
ご協力いただけませんか?」

「ううむ……」


 白虎は腕を組んだまま、目を閉じて考え込む。返答をハラハラしながら待つ私の前でしばらく考え込んだ白虎は、唸るように口を開いた。


「確かに、神拗町商店街の衰退はウチにとっても由々しき問題じゃ……」

「で、では!」

「けども、悪いが協力はできん」


 白虎はにべもなくそう言い放った。遅れて言葉の意味を飲み込んだ私は、諦めきれずに食い下がる。


「そんな、どうしてですか?」


「コンプラじゃ」



「コンプラ……?」


 白虎は、至極真面目な表情で私に話す。


「神拗町のために力になってやりたいのは山々なんやが、
神と言えども五獣会はヤクザじゃけぇ。
マスコットのモデルにヤクザを起用したなんて知れちゃ、
余計にカタギが寄り付かなくなるやろうが、コノヤロー」

「そうだったん……そうですね」


 五獣会がヤクザであるという事を今初めて知った私は、話を合わせて頷いた。確かに彼のいう事はもっともで、神がヤクザをしているという部分を除けば至極真っ当な意見だ。そういう理由であれば、無理に協力をお願いすることもできない。


「わかりました。すみません、いきなりお願いして……」

「気にすんじゃねえコノヤロー。良いキャラできるといいなコノヤロー」


 そう言い残して、白虎は手を振りながら去っていった。応援してくれる人が、もとい神がいるのは嬉しい事だが、マスコットキャラクターのデザインは振り出しに戻ってしまう。


「どうしようか、お母さん……あれ?」


 母に声をかけたつもりで振り返ったが、そこに母はいなかった。慌てて周囲を見回すと、いつの間にか彼女は少し離れた所で恵比寿と大黒天と共に和気藹々と談笑している。


「あ、お姉さん、お話終わりました?」


 私の視線に気付いた恵比寿が、大黒天と共にもみ手をしながらそろそろとこちらに近寄ってくる。私は曖昧に生返事を返しながら母に近寄ると、小声で聞いた。


「ちょっと、何話してたの?」

「あなたさっき、白虎さんにマスコットの話をしてたでしょ?
お二人がご興味があるみたいだから、
あなたがマスコットのモデルを探してるってお話をしたのよ」


 どこか得意げにそう話す母に、私は思わず頭を抱えてしまいそうになった。もちろん、母に悪気はない。その人脈を、マスコットキャラクター制作のために生かそうとしてくれたのだろう。
 けれど、こう、なんというか、あまりにも人選が悪い。


「マスコットキャラクターのモデルをお探しだと聞いたんですけど、
この俺、恵比寿とかどうですかね。
何なら、俺がそのままマスコットキャラクターとして
活動しても良いんですけど」

「駄目だよ、酒飲みのマスコットなんて。マスコットっていうのは、
もっと子供受けする人当たりの良いキャラクターでなきゃ。
それこそこの僕、大黒天みたいな」


 2人はこぞって自分をアピールしながら、品の無い笑みを浮かべて私にすり寄ってくる。2人の丸いフォルムは確かにマスコットキャラクターにぴったりだが、やはりどうにも愛嬌が足りない。ブサかわどころかブサブサだ。
 しかし、「かわいくないからお引き取りください」なんてストレートに言う訳にもいかない。どうにか、穏便に彼らを離れさせたいものだが。

 2人の間で迷っているような素振りをしながら助けを求めて母の方を見るが、こちらを微笑ましげに見ているばかりで助けてくれそうには無い。


「うふふ、そうね、どうしましょう……」


 思わず苦笑いが漏れたその時、背後から急に猫の声がした。


「フシャーーーーーッ!!!」


 激しく威嚇する声に振り返って見ると、そこにいたのはラッキーだった。河童が握っているキュウリに向かって、毛を逆立てている。


「あらあら、どうしたのラッキー。ただのキュウリよ、怖くないわよ……」


 母はラッキーを宥めながら、そっと抱き上げる。その光景を見た私に、天啓が舞い降りた。


「……どっちも」

「え?」


「どっちもモデルにします!」



 そう強く宣言した私に、恵比寿と大黒天は小躍りせんばかりの勢いで喜んだ。


「これで俺も女にちやほやされるかわいい系デビューか、でゅふふ……」

「弁財天が僕のぬいぐるみと一緒に寝たりするんだ、うふふ……」


 よく分からない事を話す2人の手を握り、丁重に礼を言う。何故か恵比寿の脇からが出ていたが、そんな事は気にせず、状況が飲み込めていない様子の母を連れて私は急いで家に帰った。
 頭に浮かんだこのキャラクターに、一刻も早く命を吹き込んであげなくては。私の頭の中は、そんな想いでいっぱいだった。


 そうして完成したのが、神拗町商店街のマスコットキャラクター「かみすねくん」だ。

 かみすねくんは、体が米俵になっている招き猫。商店街にいつの間にか住み着いていて、自分が普通の猫だと思っている。高級志向で、いつも鯛を持ち歩いているけれど、実はそれは飼い主のおばあちゃんがくれたぬいぐるみ。本当はおばあちゃんと、古き良き神拗町商店街を愛しているのです……。

 ラッキーをベースに恵比寿と大黒天の気持ち悪さを完璧に消し去り、縁起が良くて覚えやすそうな要素だけを残したかみすねくんは、私の予想を越えて瞬く間に世間に広まった。あまりに要素が薄かったせいか、お礼のグッズを受け取った2人は微妙な表情をしていたが、まあ細かい事は気にしない。

 商店街のお店はあちこちで宣伝にかみすねくんを起用し、商店街に訪れる人は日々増えていく。どうやら有名な配信者が取り上げてくれたらしく、若い子達があちこちでスマホを構えているのが日常になりつつあった。

 一つ気になるのは、人が増えるのと入れ替わりに、ラッキーの姿をあまり見なくなってしまったことだ。母はかなり心配しているが、元より気まぐれな猫だし、おそらく大量の人に驚いて隠れてしまったのだろう。きっと、慣れればそのうち姿を現すはずだ。

 ある意味最大の功労者であるラッキーにも、何かご褒美をあげないと。そんな事を思いながら、私もかみすねくんの生みの親として、今日も商店街を駆け回るのだった。









※この物語はフィクションです。
 実在の人物や団体や神仏や妖怪などとは一切関係ありません。

★福江達が驚いたぬっぺコーラが見られる『なならき』本編第八話はこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?