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もうとっくに広い子どもの世界を知らない

子どもは勝手に育っていく。
本当に勝手に育っていく。


何ができるのかなって…
そう考えたら、“できること”はいっぱいある。

あれもこれもどかして転ばないように
失敗しないように落ち込まないように、できる。


母親の私以外から学んでいることが多すぎて
子どもの世界ってもうとっくに広いんだよね。

このお腹の中から産まれたから
手を離したら死んじゃうかもしれないくらい頃から
育てているから、まだ一心同体な気がしちゃうよね。

この前、
塾の先生が電話をくれた。

次男の作文を見て感動したので、お母さんにも伝えたいって。



“体操がさらに上のクラスになって
本当に厳しくてキツい。
でも今頑張ったらいつか必ず帰ってくるってコーチが言ってくれて僕はがんばる”


っていう内容だったみたい。

ここ最近の次男の成長に驚いてくれて
喜んでくれていた。

もう辞めてしまった先生にも見せて一緒に成長を喜んでくれていたようで。

温かい大人が近くにいることに安心した。


だから先生にたくさんのお礼をして、

「“今3年生だけど、おれは今1年生の漢字ができるようになってきたから、今の3年生の漢字はきっと5年生でわかるようになるけど、できるってことがわかって嬉しい”
ってこの前次男が言ってて、わたしすごく嬉しくて…」


って塾の先生に話したら、込み上げてきて
ちょっとだけ泣いちゃって。


バレちゃったら
恥ずかしいなーって思ってたら


「彼はいつも前を向いています」
って教えてくれて。


すごい泣いちゃった。スタバで☕️


⁡次男は軽度のLDで学習が大幅に遅れている。
教科書は私が読み仮名をふり、教科書の読み聞かせをしていたりしている。
このままだと…大丈夫かなって思ったことは1000回くらいある。

⁡でも彼は
頑張ってもできないことを受け入れながら
今頑張ったらもっとできるってことに
挑戦している。⁡


現実はどうあれ
ママが子どもへの言葉がけなんて形だけなら
なんでも言えちゃったりする。


⁡この子は大丈夫って自分に言い聞かせていたのだけど、
本当はすごい心配してたんだね私。


いったい親が何を教えられるんだろう
尊敬するところばかりだ。


この子の親になれて本当に幸せ。


あれもこれも口うるさく言いたい気持ちも自分を抱き締めてあげながら

「ただただ信じて、見ていく」

それでいいのかもしれない。


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