なぜだろう。おばあちゃんに、あいたい。

私の大好きなおばあちゃん。

いつもにこにこしてて。

お料理が上手で。

お人好しで。

聡明な。

私の大好きなおばあちゃん。


お正月には豪華な手作りおせちを用意してくれて。

おじいちゃんとおばあちゃんの息子にあたる私のお父さんが幼い頃に、ご飯を盛っている時に。すごく、幸せって思ったの。って言ってたおばあちゃん。

認知症になったおじいちゃんを約10年忍耐強く介護したおばあちゃん。

俳句に絵手紙、詩吟。。多趣味なおばあちゃん。

100歳まで生きると張り切ってたおばあちゃん。



脳梗塞になって。ほぼ寝たきりになって、早四年。

大好きなおしゃべりもままならない。

なのに。百人一首の上の句を言うと。懸命に下の句を言おうとするおばあちゃん。

平日お世話になってるヘルパーさんが、息子さんたちがお見舞いに来てくれて嬉しいですね。と声をかけてると。息子だから、母親に甘えてるんでしょう。と言うおばあちゃん。


ここ数日。無性におばあちゃんのにこにこした顔を思い出す。

優しくて。にこにこしてて。人の面倒みが良くて。

ん?私もそう言ってもらえることがある。

あれ。それっておばあちゃんのことじゃない?って思ってて。

確かに顔も性格も。孫の中で一番似てると言われるのは私で。

ああ。そうか。やっぱり。私、おばあちゃんみたいになりたい。


私。今後の人生、間違っちゃいけないよ。

おばあちゃん。会いたいな。

#日記
#おばあちゃん
#エッセイ

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