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私にとっての料理

ハロウィンの日。ハロウィン感を感じたくて、思い付きで作ったパンプキンチーズケーキ。できた!せっかくなら、写真を撮ろう!パシャリ。加工して、インスタグラムのストーリーにアップ。せっかくだから、東進のみんなにもあげよう!みんなが喜んで、美味しいと言って食べてくれた。素直にうれしい。

少し話はそれるが、人に喜んでもらえるようなことをするのが、私は好きみたい。何かプレゼントするとなれば、時間をかけて丁寧に作る。手紙であっても、バースデーカードであっても、LINEでメッセージ、誕生日ストーリー、、、、全てにおいて、喜んでもらえるように凝る、凝る、凝る。それが、自分も楽しいし、相手も嬉しい。

さて、話を戻そう。次に作ったのは、リンゴ入り紅茶のおからパウンドケーキ。ちょうどおからが大量に余っていて、ヘルシースイーツを作りたい。そんな何気ない思いで作り始め、完成。写真。アップ。自己満。(笑)

”料理”から見えてくる私の性質。何かをコレクションしていくと、それがモチベになって継続的に行える。私は目的・目標をすぐに探してしまう人間だ。これは、何のために行っているのかわからなかったり、目的もなくなんかを行うことが嫌いだ。時間の無駄だと思ってしまう。やるかやらないか、何か決断するときの指標はいつもこれは本当に私にとってタメになるものなのか。このことを考えすぎてしまい、決断までに時間がかかってしまうことが多い。決して、なんでもやっちゃえ精神、楽観主義者ではない。新しい環境に挑戦することが苦手というものが私の短所であり、一方で、目的。目標を見つけると、そこに向かって一直線に、継続的な努力が続けられるというところが長所である。

たとえば、大学受験。目標に向かって、毎日毎日努力し続けてきた結果、早稲田大学に合格することができた。部活動。中学でも高校でも、初心者で始めるスポーツに挑戦したため、経験者よりも技術の面で確実に劣っていた。チームのために活躍したい、みんなで勝ちに行きたい、そんな想いがあったからこそ、自主練もして、なんとか周りのみんなに追いつこうと努力して、引退まで頑張り続けることができた。

”料理”はこれらの例に比べれば小さなことではあるが、なんだか自分の長所が見えてきた。はじめは、写真をコレクションしていというモチベではあったが、将来的に”自分の母のようになって、私が作った料理で子供たちがすくすく育ち、家族みんなで食卓を囲んで食事をしたい”という夢も芽生えた。

おうち時間で、時間がある最近は、毎日のように料理をしている。今では、以前よりも手際よく料理できるようになり、成長を実感する。”慣れ”って素晴らしい。

手作りの料理って、とても温かみが感じられる。母はいつも人が作ってくれた料理はなんでも美味しいわぁ、、、とつぶやく。人の手で作ってくれた料理には、感じられる人の手のぬくもりがあるのだろう。それが、時に人の心を癒し、時に喜ばせ、時に元気の源になり、、、人間をつくるものは、まさに”食”であることは間違いない。人間の基本は、食べることだ。良いものを食べると、良い心が育つ。そんな気がする。

私は食べることが大好きだ。カフェやレストランに行って、美味しいものを食べる喜びを、大切な人と一緒に分かち合い、同じひと時を過ごす。この時間が大好きだ。時間を忘れて、たくさん語り合う。こんな素敵な時間を彩る”食”に携わる仕事ができたら幸せなんだろうなぁ、楽しいんだろうなぁ、ワクワクするんだろうなぁ、そんな想いが最近芽生えている。このワクワクするような想像を与えてくれた”料理”に感謝したい。

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