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伝えたい、11年で学んだ働くということ〜5年の壁〜


こんにちは、Nanakoです。
今回はシリーズ第3弾〜5年の壁〜になります。このシリーズは、新卒の頃の自分に伝えたい、組織で働くことに関連する内容を軸として発信しています。1つの意見として誰かの助けになれば幸いです。

<第2弾をまだ読んでいない方は合わせてぜひ↓>


1.はじめに

 
 この世にごまんとある仕事ですが、その内容は業界職種によって全く異なります。最近、広報PRやインハウスデザイナーのお仕事について知る機会があり、改めて実感しました。人の仕事について聞くのは面白いですね。
 さて、そうではあるのですが、仕事内容とは別にフェーズ(領域)という面では共通のものがあると私は思っています。今回は何も分からない新卒さんが徐々にレベルを上げて、仕事が分かる第2フェーズに入り、5年くらい経つと部下をつけてもらえるようになるイメージで、大体この頃にぶち当たる壁について書いていきます。

2. やることが溢れてる

 
 入社5年目ともなると、社内では荒削りだけれど頼れる存在になっていると思います。若手の部類でもあるので、妙に役回りや幹事をさせられそうになり、それを3年目くらいの子になすりつけたり笑 あるあるではないでしょうか。 順調であれば精算関係の仕事も任されているかもしれません。そうなってくると、起こるのが”やることが溢れてる”現象です。
 ある程度の社歴と仕事上の正しいラインが分かるようになったからこそ、仕事の手直し・頼られて相談・細かい雑務一式(トイレが詰まったとかね笑)が押し寄せるということが発生します。仕事そのものでも、職場環境でも、チラっと目に入ったことの異変に気が付くことができるようになっていると思います。それはそれで素晴らしい進化だと思いますが、本人としてはたまったものではありません。常に消化されないタスクが溜まっていき、机の上がどんどんぐちゃぐちゃになっていきます。私もよく部下に、資料の上に資料を置かないで!とお叱りしてました笑 混ざって、分からなくなっちゃうんですよね。
 5年目でなくても、誰しもいつかはこのフェーズを通ります。

3.5年目の壁  

 
 スペックの高い人は類稀なるパワーでこの”詰み”の状況を打破するのですが、大体の場合は仕事に疲れきります。このフェーズで退職、もしくは精神の病気になる人を何人か見ました。(スペックで乗り切った人もどこかのフェーズで必ずこの壁に当たります。)つまり働き方の問題です。会社は1人1人に配慮はしてくれません。できる人には仕事が回ってくる、それが必然です。そしてできる人は、なんとかしようと頑張る人です。平然を装っていたり、活発に働いている、責任を持って仕事している、最近忙しそうにしているね〜くらいに見られがちです。でも、内情はとてもえらいこっちゃな状態になっているのです。
 私も5年目でこの洗礼を受けました。誰が悪いわけでもありません。やり方を変えるという発想がなく、ひたすらにこなし続けました。会社だって、こいつできそうだから・・・程度で割り振っているに過ぎず、社員を苦しめようとしているわけではないのですが、結果は同じになります。

4.壁をぶち破れ!!!!

 さて、壁のぶち破り方には色々あるのかもしれませんが正攻法があります。大きく括ると”仕事のやり方を変える”です。あなたがそのフェーズにあると思ったら、仕事のやり方を変えるタイミングということです。

 
ここからは具体的にやることをステップで書き出してみます。

  1. まず、今持っている仕事を全て書き出す

  2. 自分が実行できる範囲を見極めて、縦割り(まるっと誰かに)か横割り(一定ラインまでは誰かに、自分は上がってきたもののチェックをする)で仕事を分類する

  3. 上司に方針の報告・相談をする>どの人に引き継ぎたい、部下に欲しいなども

  4. 部下もしくは、同僚に仕事をレクチャーして引き継ぎする

 
 ついつい自分でやりたくなることも人に任せる、自分はチェックやフォローをメインで行う。そう、この”5年の壁”はプレーヤーから管理者への移行時に発生する壁なのです!

 私も自分が渦中にある時は、こんなに仕事回してバカじゃないの!と思っていました。でも、やってもやっても終わらない〜と思いながらも働く快感を感じたりもしました。まぁ最終的には体調が悪くなり、病院に行ったら心療内科へと言われて絶叫!でしたが(笑) 今では笑い話です。
 そうなってから自分で気がつきました。結局のところ、自分の視野が狭く、プレイヤーとしての働き方に縛られていたと。誰も”そうしろ!”とは言っていないのに、自分で勝手に人に任せるより自分でするのを良しとして過剰な業務量をこなしていたと。誰かに頼っていいのか?任せていいのか?そういう働き方はどうすればいいのか?を知らなかったこともありますが、これは教わるものではなく気が付くものなのかもしれません。誰かに相談できれば良かったのですが、弱音を吐くみたいで嫌だったし、任されたことを完遂したい、期待に応えたいという思いが先行して体がSOSを出すまで働いてしまいました。

5.おわりに

 
 ちなみに、私はその後、上司に相談をして2つの役回りを外してもらい(縦割り)、自分の部下・同僚に1年かけて仕事を段階的にレクチャーしました。(横割り)このタイミングで他の業務についても体系的にチェックし直すことができ、管理体制も整いました。この部分もポイントだったと思います。ただ単純に自分以外の人の仕事を増やすのではなく、”自分のこの仕事をやってほしい、その為に現状何に時間使っていて、どうすれば引き継げるか”の全体を見直さないと不満が溜まるだけになってしまうからです。
 これを読んでいるあなたがもし当てはまっていたら、ステップを実行してみて下さい。へ〜〜と思ったあなたはこの予備知識で、似た場面に遭遇した時にスムーズに乗り切って下さいね。最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。次回もお楽しみに♪


〜最後までお読み頂きありがとうございました〜
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Nanako









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