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生理中に考えること

特に今朝は本当にしんどくて、早朝に目が覚めてからずっと眠れなかった。しょうがないので眉間にシワを寄せながら「生理 ストレッチ」「生理 料理」「生理 力が入らない」とかひたすら検索して対策を考える。

すると、あるネット記事(コラムみたいなの)が出てきた。内容は、筆者の生理初日の使用後ナプキンを、男性のパートナーに見せてみた、というもの。(みせるまでの経緯もちゃんとあって、突然みせたわけではないし、それを薦めているわけでもない。)

https://laundrybox.jp/magazine/showed-to-husband/
(もとはnoteで公開されたものみたい)

アンサーとして、その配偶者が書いた記事もあった。筆者もその配偶者も、それによって大きな発見が確実にあったと言い切るでもなく、戸惑いと、まだ思考中なかんじだったのだけど、その素直な入り混じった感情がリアルで、とても誠実な書き方だと思った。

https://laundrybox.jp/magazine/wife-napkin/
(こっちは、パートナー目線で書かれた記事)

自分だったらどうするかな。
私が共に暮らす人は辛さをわかってくれていると思うし、けど、それは私の自己申告と様子から推し量ってもらってるのであって、実際生理が起きているかは、割とヴェールに包まれている部分なのかもな、と。

見えてないけどどうやらある、みたいな曖昧さが相手を戸惑わせていたりする部分もあったりするのかなあとか。(いや、もしかしたらめちゃめちゃ詳しいかもしれないけど。)

どうしても、体の違いで起こる生理現象は、相手に体験してもらうことができない。けど、もっと知ってもらうことも、できるよなあと思った。だってこんなにしんどい。これはしょうがないことだし、これで無理しながら動くことが割と当たり前みたいになってることがおかしいよなって、思ったりもする。
もちろんピルを服用することもできるし、劇的にそれで楽になるのに、自分自身いまだにそれにハードルを感じてしまう空気は、私たちが作ってるんだなとも思ってる。我慢できるもの、ではないのに。
そして、確実に楽にできることなのだ。

まあ私は、使用後のナプキンをみせることはしないと思うけど、もうちょっと、例えば風邪をひいてるときはこのタオルがいいんだとか、この料理が効くんだとか、この薬を飲むんだとか、それくらいの話として、どんなナプキン買ってて、1日どれくらいナプキン替えて、どれくらい量が出てしまうんだよね、みたいなことを伝えていってもいいのかなと思ったりもした。

いや、それが相手にとってどうかはわからないから、とりあえずそれを伝えてみてもいいかな、という話をするとか、が一歩目だろうか。

得体の知れないものにただただ眉間にシワを寄せていて、その姿を見せて困惑させてしまうよりも、知ってもらってある程度見当がつく方が見守りやすくなったりするのかなとか。自分の中で、見守ってもらう前提で話が進んでいることに今気付いたけど。

お腹の痛さはちょっと弱まってきてる。駅前までナプキンのストックを買いに行かなきゃ、鉄分とカルシウムを摂れるレシピ、なんかないかな。

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