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脳内お花畑

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以前書いていた、自分との距離感を探るためのエッセイ
運営しているクリエイター

#いま私にできること

脳内お花畑 day7

脳内お花畑 day7



ある朝、ベッドから体を動かせなくなった。
心身共に、参っている時期だった。

喉はどんどん渇くのに、水を飲みに行く気力すら起きない。
部屋に入る光は朝から昼へ、昼から夜へ。
何時間もベッドから動けずに、その光を見ていた。
夕方になると、差し込む光がわずかになり、部屋の中は暗くなっていった。

「このまま、水を飲まなかったら、死んだりするのかな」

翳りゆく部屋をぼんやり感じながら、そんなこ

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脳内お花畑 day6

脳内お花畑 day6



昨日のネコの話を読んで、友達2人が連絡をくれた。
二人とも褒めてくれたり、ネコはきっと大丈夫だよと励ましてくれたりした。とても嬉しかったのと同時に、読んでいることに驚いた。

誰かが読んでいることを意識しているはずなのに、
心のどこかで「全部読んでいる人はいないだろう」という謎の悟りを開いていた部分があった。そのくせ更新したことをインスタグラムで告知しているのだから、行動がちぐはぐである。

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脳内お花畑 day3

脳内お花畑 day3



さっそく1日空いてしまった、描いてはいたのだけれど、スキャンしていなかった。こういう小さな怠惰があるから私はいつまで経ってもマトモになれないのかもしれない。

さて、もう少しだけ、髪の毛の話。
社会人になってからは、お金がないときを除いて、髪を短くしていた。
とても相性のいい美容師さんとも出会えて、
「モテる髪型」じゃなくて「私がしたい髪型」「私が私らしくいられる髪型」を汲み取り、ときには提案

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脳内お花畑 day2

脳内お花畑 day2



こんなにも「女性らしいこと」に執着して、拒絶しながら近づこうとしているのはなぜなんだろう。そこから考えることが、「女であること」を読み解くための糸口になる気がした。

自分が執着したり、拒絶したり、気になったりする大体のことは、幼少期〜高校生くらいまでの経験(トラウマめいたもの)が起因していたりする。まあ、ほとんどみんな、そういうものだろうけど。

なんとなく、髪の毛を伸ばすことが、女性らしさ

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