やめどきって難しい4

エッセイのつもりが、どんどんと事実の羅列になっていっていっている・・・。

が、仕方がない。1年3ヶ月の間に起こった気持ちの変化を短い文章でまとめているのだから・・・。

教えることは精神的に難しく、それは自分の自信のなさからきていたり、人とのコミュニケーションが苦手な性質からきていると感じていた。
でも、英語力がとびぬけて優れていたら、そんなのへっちゃらじゃない?乗り越えられるんじゃ?とも考えていた。

でも、問題は、それ以上であることが次第にわかってきた。

私の所属していた場所は、英語を学ぶプラットフォームだけど、日本語で会話を楽しみたい人、日本語を学んでいる日本人以外の人もいて、日本語で話をすることもときどきあったのだけど、

日本語だから楽?って思っていたが、そうでもなかった。
なかなか、話が弾まなかったり、相手の考えを否定してはいけないから、(低評価つけられるのが怖かったので)無理に相手に合わせていて、なんだか、自分らしくいれないというか、、、、

考えてみてほしい。
語学に関係なく、自分と性質の合わない人とお話をしている場面を。
なかなかに、厳しいということが想像してもらえるのではなかろうか。

それに加えて、オンラインでも対面でも同じだけど、相手の言っている言葉が明瞭に聞こえないとき、もう一度言ってくださいって聞かないといけないのも辛かった。

もう一度言ってもらっても、よくわからないときもあった。

なんとなくきまずい雰囲気を避けようと、聞き取れない言葉も前後の文脈で想像して会話を続けるのだけれど、、、これは、絶対、理解しとかないと、受け答えができないぞってときは、何度も確認した。そうするより仕方がなかった。

何度も聞かれても苦にならない人もいると思うけど、私自身が何度も聞かれて、嫌だなと感じるタイプなので、相手も嫌かなって思ってしまっていた。

自分を基準に物事を見ている。
それに加え、悪い想像をしてしまう。

私は人とのコミュニケーションに向いていない・・・
そう強く感じるようになってしまった。

自信を持ちたくて始めた仕事だったし、自信をもってもいいはず、むしろ、もたないとやっていけない類の仕事?

仕事は全部自信を持たないといけないのかも?

ここで私の本業についても話しておきたい。
本業と副業のかけ合わせでしんどさが増してしまったので。

私の本業は、同じくサービス業で常に相手に合わせるしかなく、自分を殺している。できるだけ毅然と対応するようにはしている。なめられると、話がややこしくなることが多いので。

どちらの仕事でも常に評価がつきまとってきて、ストレスだ。

副業では、点数がつけられ、コメントもいただく。
ほとんどのコメントが肯定的なものなのだけれど、点数は、尋常ではなく低いときもある。

どうして?と思う。こんな安い対価であんなに全力で色々お話し、教えて上げたのに・・・・虚しい。

こんなもの!と割り切るしかないのだけど、心すり減る。

本業もひどい。
私の特徴を上げて、ひどいことを書かれたり、ひどいときは、話もしていない人にSNSで「あの人やる気ない」的に挙げられている。

ほんの些細な行動をチェックされている・・・
そんなふうに感じるようになってしまった。

気にしてはだめ!と言われたり、自分がいけないから書かれるのでは?
と言われたり、もういろんなことが煩わしく、遠く距離をおきたい・・・

人間、嫌いね・・・

それが真実なのかもしれないが、生きていく上でそこは、頑張るしかない
ので、その場限り、相手に合わせる、それが終われば忘れる。
そうやって生きてきた。

そういうわけで、先生としては、向いていない自分がどうして1年3ヶ月も続けてこれたか、その原動力が、月謝を安くして、生徒として英語を学びたいという気持ちだった。つづく


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