⑭【裁判編】弁護士探しに難航してたどり着いた先は⁈ 費用の高さにビックリ仰天!(◎_◎;)
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やっとの思いで案件を受けてくれる弁護士を見つけ、面談に行ったが、どうにも頼りなくて、自分から断った私。
その時の心境は・・・
お先真っ暗!
本当に断って良かったのだろうか?と自問自答したり、全く、先が見えない状態。
これ以上考えても、何もいい案は浮かんできそうもないので、とりあえず、
身も心もちょっと小休止する事にした。
この時、熊本の実家で父の介護をしたことや
兄夫婦、姪っ子とのいざこざで、精神的にも
肉体的にもかなり疲れていて熊本滞在中に
高熱を出したばかりだった。
とりあえず、何も考えず眠ろう。
そして、エネルギーが充電できたら
また、がんばればいい!!
「きっとなんとかなる」と自分に言い聞かせた。
そして、小休止した後、また新たに弁護士探しを始めた。
小休止する前の私は、熊本から帰ったばかりの疲れた心と体に鞭打って、気持ちばかりが焦っていた。
今度は、心に余裕を持って、弁護士リストではなく法律の相談ページで回答している弁護士をチェックしながら、丁寧に探していく。
その中で、目に止まった弁護士へ連絡をしてみると、翌日が休日にもかかわらず、面談してくれると言ってくれ、私の複雑な案件も受けてくれると言う。
信じられない気持ちだったが、
取り敢えず会ってみよう!!!と思った。
その弁護士事務所は新宿の大きな大きなビルに、オフィスを構えていて、
ちょっと気後れしてしまいそうな雰囲気だったし、この頃の私は、弁護士という肩書きの人と話しをする事に慣れていなくて、すごく緊張していたことを憶えている。
でも、私の緊張とは裏腹に、割と気さくな感じの弁護士さんだった。
頼り甲斐があるかどうかは分からなかったが、少なくともダメだった時の話もしないし、父の奪還に関しても、他の弁護士も含め2名で熊本まで行きます、と言ってくれたので、
今度はお願いすることに決めた。
そして、これまでの記事に書いてきたように、弁護士2名と共に熊本に行ったのだか、父は奪還できず、探すこともできず、私は父の葬儀の日に、この弁護士事務所を訪ねて、新たな案件を依頼することになったのである。
⭐︎その時のお話しはこちら⬇︎
因みに、ここまでにかかった費用だが、
◉父を病院から救出する着手金 40万円
東京⇄熊本間の往復航空運賃 2名分。
熊本まで行く出張費 弁護士一人に付き
10万円の2名分。
そして、現場でかかる交通費や食事代など。
全て、クライアンである私持ちである。
これは、まだほんの触りで、この後、更に
びっくり仰天することになる。
新たな案件を依頼すると料金が提示された。
⚫︎着手金 一件に付き 40万円
⚫︎法廷に出廷する場合、弁護士一人に付き
10万円 (三名で出廷する時もあった。)
⚫︎書類作成 一通につき 10万円
⚫︎面談費用 30分 5千円✖️弁護士人数分
⚫︎その他、経費などなど。
そして、
成功報酬 1件につき40% 💣
しかも、案件はいくつかに分割されたため、
4件の依頼となった。
着手金だけで、160万円にものぼる。
頭がクラクラした😵💫
私は、この時、こんな高額の裁判費用は全然
持っていなかったが、父の遺産を相続し、そのお金を、父の願いを叶える為に全部使い切ってもいいと思っていた。
最初は、裁判費用も分割払いにしてもらえるようお願いしていたが、結果的には、父の遺産を裁判費用として使うこととなり、
父が遺したお金を父の為に使うことで、
少しは気持ちが楽になった。
それにしても高い!
でも、その時はワラにもすがる思いだったし、
これだけ自信満々に高い金額を提示してくるのだから腕がいいのだろう!と…
私のポジティブ思考が働いてしまった💦
この時の私は、今よりもっと世間知らずで
「名誉や地位など関係ない」と言いながら
弁護士という肩書きの前にひれ伏していたように思う。
私のバカ〜〜〜‼️って感じ。
そんな私が、これから歩む裁判の中で、徐々に
意識が変わっていったのであります( ̄^ ̄)ゞ
続きは次の章にて。
《本日の締め》
裁判費用は、エベレストの山々をしのぐほど
高いのだ!
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