コラム サイズに合わせて作りたい!糸選びのおはなし~太さ比べのおはなし
この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。
コラム サイズに合わせて作りたい!糸選びのおはなし
タティングレースはシャトルと呼ばれる小さな糸巻きに糸を巻いてを作ります。シャトルに巻けるどんな太さの糸でも作れます。
糸を選ぶ時は、作りたい物に合わせる、色で選ぶ、結びやすさで選ぶ…など、様々な選択肢がありますね。前回は「色」で糸を選ぶのおはなしでしたが、今回は、「サイズ」に合わせて選ぶお話です。
はじまり
タティングレースを始めたばかりのころは、小さなモチーフをたくさん作っていました。小さなモチーフは、様々な用途があり、サイズのリクエストも多かったです。リクエストの内容によってサイズに合わせた糸選びを考えるようになりました。
サイズに合わせる方法はふたつ
ひとつは目の数を変えること
1~2㎜のサイズ変更の場合は、目の数で調整するのがお勧めです。モチーフのデザインにもよりますが、チェインの引き加減なども気を付けるだけでサイズを変えることが出来ます。
もう一つが糸をかえること
こちらは、糸についてよく観察しているとわかってきますが、一見同じ太さに見えても結び上りのサイズが全く違うことがあります。理由は糸の撚りのかかり具合により、ぎゅっと引き締めることが出来ると小さめに仕上がるからです。風合いもふんわりとした感じになりますね。
イメージを変えずに糸を変更したいときは同じメーカーの番手違いを探します。サイズに合わせたものを作るときは、番手違いがあるメーカーの糸を使うこともお勧めです。
私の好きなDMCは糸の種類がいろいろあり、風合いも異なりますので、仕上がりも少し変わります。小さなモチーフでふんわりとした仕上がりが求めるときは、DMCの刺しゅう糸もお勧めです。刺しゅう糸を使うおはなしは、また改めて書きますね。
硬さがあり、色も豊富なリズベスはサイズの展開があります。巻きが多いので高く感じてしまうかと思いますが、こだわりの色とサイズを出したいときは、こちらも良いかと思います。
オーダーで、好みの色とサイズに合わせた小さなモチーフを作るときによく使うのは、ミシン糸です。小さいモチーフは太い糸より、細い糸の方が需要がありますので、ミシン糸や手縫い糸などを使うとサイズの調整ができます。
こんな風に、前回の色で選ぶことも考えて、サイズを調整しながら使いたいものに合わせた作り方も楽しんでいただけると嬉しいです。
最後に、こちらのコラム「メーカーによって糸の太さが違う」も参考にしてくださいね。
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