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コラム 欲しい色が探せない?糸選びのおはなし~色を見つけるおはなし

この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。

コラム 欲しい色が探せない?糸選びのおはなし

 タティングレースはシャトルと呼ばれる小さな糸巻きに糸を巻いてを作ります。シャトルに巻けるどんな太さの糸でも作れます。

糸を選ぶ時は、作りたい物に合わせる、色で選ぶ、結びやすさで選ぶ…など、様々な選択肢がありますね。まずは、作りたい物をイメージすることから始めましょう。今回は「色」で糸を選ぶのおはなしです。

欲しい色が好きなメーカーに無い色だったらどうしていますか?



はじまり

今回のおはなしのきっかけは、ネットショップで糸をお買い求めいただいた方との出会いでした。ショップでは、オリジナルパターンに合わせた糸をご用意しています。足りなくなった時に追加できるように、小さな巻き糸を1枚単位で販売しています。

ところが、小さな巻き糸を1枚お求めいただくこと、結構多くあります。きっと糸の色や風合いを見たいのかな…と想像して送り出しています。

そんな気持ち、よくわかります。

私の暮らす札幌も、次々と手芸店が閉店しています。ネットショップでも購入できるのですが、風合いまではわからないですものね。

そんな時は、購入しやすい糸で色を見つける方法もためしてみてください。
手芸店へ出掛けて糸のサンプル帳を見せてもらいましょう。置いていない糸でもサンプル帳がある場合もありますね。取り寄せていただけることもあるかもしれないですね。ついでに、一般的なミシン糸や刺しゅう糸で欲しい色番号を控えておいて、好きな糸を取り扱っているネットショップへ問合せて、希望の色を伝えて探してもらうのも方法のひとつです。

おすすめは、DMCの糸帳です。DMCは、カセ巻きの刺繍糸(一般的な刺繍糸、太さ違いもあります)の他、玉巻きの刺繍糸やレース糸も扱っています。その色番号は統一されていますので、色の確認がしやすいのです。好きな色の糸を見つけてみましょう。

次におすすめなのはミシン糸や絹糸、ボタンつけ糸です。手芸店で必ず購入できるのも良いところです。厚地用のミシン糸はレース糸80番手くらいです。糸色も豊富ですね。ボタン付け糸や、絹穴糸は40番手くらいです。差し込糸も色が豊富で、お取り扱っているお店も多いかと思います。

ツヤのないスパン糸はレース糸より滑りが悪いため、少し結びにくく感じるかもしれません。反対に絹糸は滑りが良いので、結び終わりは解けないようにしっかり糸端の始末をするように気をつけましょう。
糸の色を選んで様々な糸を結んでみると、それぞれの特徴が見えてきますね。糸の特徴を知ると、アクセサリーには絹糸を使うと映えるかな、刺繍糸でふんわり仕立てたいな…などアイデアが浮かぶと思います。作品によって糸を選ぶ選択肢も増えるとタティングレースがもっと楽しくなりますね。

タティングレースの良いところは、シャトルに巻ければどんな糸でも作れるところですね。いろんな糸で試してみてくださいね。意外とおうちに眠っている糸が大活躍するかもしれませんよ。

糸選びには、出来上がりサイズを変えて作りたい時の方法もありますね。こちらはまたの機会におはなししましょう。


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もっと自由に
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ナナイロタティングとは

札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
(教室を見る→https://inankl.shopinfo.jp/
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