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コラム 2つのシャトル 糸を繋げて巻くとき~少しだけ巻く?たくさん巻く?

この記事は、札幌の小さなタティングレース教室からお届けしています。
タティングレースとは、シャトルという糸巻きを使ってつくるレース編みです。

コラム 2つのシャトル 糸を繋げて巻くとき

今回はpattern №165を作るために糸を巻いていた時のレッスンでのお話です。ふたつのシャトルに繋げてたくさん巻きたいとき、糸が絡まないようにする工夫のお話もします。

2つのシャトルに繋げて巻くのはどんなとき?

シャトルをふたつ繋げて使うときは、チェインの上にリングがあるときや、向きの変わるチェイン、向きの変わるリングがあるときですね。

繋げて巻く方法は動画でも紹介していますので、まずはこちらをご覧ください。

movie シャトルふたつ 繋げて糸を巻くとき


2つ目のシャトルに少しだけ巻くとき

少ない量の糸を繋げて巻くときは、第1シャトルに巻いた糸を巻き取って巻くのが一番わかりやすいですね。上級者さんは必要な巻き数から予想をつけて糸端を残してカットし第2シャトルに結んで巻くこともおすすめです。
40番手の糸でしたら、3mで60回くらいという具合です。

2つ目のシャトルにたくさん巻きたいとき

はじまりはどこ?

こちらの写真は、第1シャトルに糸を巻いたら、必要な分(今回は5mくらい)を巻き糸から解いてカットし、糸端を第2シャトルに繋いだところです。

たまに絡まった糸を解くのが好きな方もいらっしゃいますが、絡まるのが苦手な方はここでお手上げですね。

そこで、次の方法を紹介しました。


第1シャトルに巻いたら、巻き糸(今回はカード巻き)とシャトルの間に新しい巻板を置き、巻き糸の方を巻き取ります。幅3cm程度の厚紙だとシャトルに巻きたい回数と同じ回数を巻き取ると良い感じだと思います。

右側が玉糸の代わりのカードの糸です。

巻き取り終わったら、糸端を第2シャトルに付けて巻きましょう。手間は掛かりますが糸絡みに悩んでしまう方にはおすすめです。

こちらは、折を見て動画に残しておきますね。


困った!どうしよう?こんなときは…

途中で糸が足りなくなった!
糸が切れちゃった!
解けずに切っちゃった!

そんな時もありますね。

ふたつのシャトルに糸が残っている場合は、また別な機会でお話したいと思います。


このコラムは、pattern№126を作っているときに書きました。
どうぞご一緒に
タティングレースと楽しい時間を


タティングレースが初めての方はこちらから

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札幌にある小さなタティングレース教室です。「わからない、難しい」タティングを「楽しい!」にするお手伝いをしています。難しい技法は簡単にアレンジしています。
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