紫暢*𝕊𝕙𝕚𝕟𝕠𝕓𝕦*

小さいころから本が好き。 いつか児童文学作家としてデビューしたいな……という淡い夢を抱…

紫暢*𝕊𝕙𝕚𝕟𝕠𝕓𝕦*

小さいころから本が好き。 いつか児童文学作家としてデビューしたいな……という淡い夢を抱きながら、小さな出版社で編集の仕事をしています。 30代女性、既婚。 何がチャンスにつながるかわからないので、統一感にこだわらず、創作・考察・まとめなど、好きなことを自由に発信していきます。

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𝕄𝕪 𝔽𝕒𝕧𝕠𝕣𝕚𝕥𝕖* - わかったさんシリーズ〔幼年童話〕

小学1年生~2年生の1年間だけ、祖父母の家で暮らしていた時期がありました。岩手県の祖父母の家には、テレビがなく、わたしはいつも図書館にお世話になっていました。 そのときに出会った児童書は、大人になった今も、わたしにとって大きな糧となっています。 ■わかったさんのおかしシリーズ同世代の方は、このイラストを見ただけで、ピーンと来るのではないかと思うのですが、わたしは小学生のころから、寺村輝夫先生の「わかったさん」シリーズが大好きです。 図書館でも、全10巻あるうちの全巻が書架に

    • 『ぎんいろ教室』#こんな学校あったらいいな

      保健室の前をとおりすぎて、廊下をまっすぐ進むとたどりつく、みんなの憩いの場。 「花ちゃん聞いてよ! 今朝、友達と登校してたら、知らないおじさんにわざとぶつかられたんだ!」 「あらあら、まあまあ。痛かったでしょう」 「うん! 痛かった! ぼく、腹が立っちゃったよ!」 教室の扉を開くと、そこには顔なじみのおばあちゃんが、のんびりした笑顔で座っていた。 ここは、「ぎんいろ教室」。うちの学校はちょっと変わっていて、どこから来たのかよくわからないおじいちゃんやおばあちゃんが、

      • 𝔾𝕣𝕒𝕟𝕕𝕞𝕒'𝕤 ℝ𝕖𝕞𝕖𝕕𝕚𝕖𝕤*- おばあちゃんが教えてくれたこと

        Grandma's Remediesとは、英語で「おばあちゃんの療法」という意味で、日本でいうところの「おばあちゃんの知恵袋」を指すようです。 わたしは、ひとりっこのシングルマザー家庭育ちなので、母方の祖父母との思い出というと、いろいろと浮かんできます。 母は良い意味での放任主義で、私のやりたいこと・したいことは、親から見てどうしても良くないと判断できること以外は、基本的には自由にさせてくれましたし、叱られる・注意されるといった経験はあまりなかったように思います。 一方、

        • 𝕀𝕞𝕒𝕘𝕚𝕟𝕒𝕣𝕪 𝕊𝕚𝕓𝕝𝕚𝕟𝕘𝕤* - 空想の兄弟

          ひとりっこ、シングルマザー家庭、カギっ子。 そんな環境で育ったわたしの家での遊び相手は、「本」「ぬいぐるみ」「テレビゲーム」「おえかき・うつしえ・ぬりえ」「おりがみ・工作」「幼児向けドリル・クイズブック」「人形を使ったままごと」「ドールハウス遊び」……。 思えば、ひとりっこのおうち遊びは、想像力や空想力、アイディア力の必要なものが多い。ある意味、自分自身と遊んでいるようなものだからだ。 Imaginary friend(イマジナリーフレンド)イマジナリーフレンド(英: I

        𝕄𝕪 𝔽𝕒𝕧𝕠𝕣𝕚𝕥𝕖* - わかったさんシリーズ〔幼年童話〕

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