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雑記録

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眼鏡は考える。
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記事一覧

note という私の武器庫

--- 言葉は武器である、という言葉を聞いたことがある。 言葉はあらゆる感情に、現実に輪郭…

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七色メガネと日本語の秘密

需要と言葉需要は不足から生まれる。不足は認識から生まれる。そして認識は、言葉によって喚起…

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差別の無い所に個性は生まれないという話

多様性の彼岸 昔、私が国語の教員をしていた頃、教育現場では声高に「多様性」というテーマが…

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ダレカにスキを求めるのは悪いことか?

スキと好意と下心誰かの note にスキを押す。note に住んでいる人ならば、誰もが行なったこと…

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挑戦と逃避は、きっと世界の表と裏なのだ

挑戦という言葉が好きだ。 既存の枠を打ち破り、固定された観念を捨て去り、未踏の地を夢見て…

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CommonとUncommon

職業と貴賎むずかしき仕事をする者を身分重き人と名づけ、やすき仕事をする者を身分軽き人とい…

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教師と聖性、平等と公平

知識ではなく品性が、頭脳でなく霊魂が拓磨啓発の素材として選ばれる時、教師の職業は神聖なる性質を帯びる。「我を生みしは父母である。我を人たらしむるは師である」。 新渡戸稲造『武士道』 教師と聖性教師が聖職であると謳われたのは昔の話。今や誰もこの職業に対してそのような畏敬の念を覚える人はいないだろう。意識の変化が起きたのは被教育の側だけではない。教鞭を取る側の人間ですら、己の内に聖なる義務があると感じるものはほとんどいない。 これが頽廃だと断じるつもりはない。時代の要請に応

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一年と抱負

ご挨拶あけましておめでとうございます。 そしてお久しぶりです。七色メガネです。 久しくnot…

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風と歩く   #デザインフェスタ

「どこか遠く。それでいいんです。決めないほうが。終わりのないほうがね」  『帽子と来客』…

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言葉が感情を追い越す

私の部屋を見事なスクラップにするのにどれくらいの時間がかかったのか、私にはわからなかった…

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誰が為のシンボル

ペルソナとブランドシンボル【symbol】 ① 「象徴① 」に同じ。 ② 任意に作られた、意味を…

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ブランドと差異

 仕事を終えて電車に乗るときには、朝の満員電車とはうってかわって多様な人をその箱の中に見…

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色々なブランドのコンセプトをまとめてみた [ ファッション編 ]

 電車に乗っていると、全身ユニクロと思わしき服を着ているのにも関わらずバッグだけはシャネ…

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共感と向上

精神的に向上心のない者はばかだ。  『こころ』夏目漱石  僕は元先生だけれども、あんまり人と話すのが得意ではない。  授業や会議、論議だったりすると全然苦手意識はなくて、むしろ好きなくらいだけれども、テーマの無い雑談であったりすると、口が重くなる。話すことが無いのに話すことができる人には、ちょっとした感動を覚えさえする。  そんなわけで、無意識に自分の不足を補おうとする本能が働いているのか本屋などに行くと、しばしば「コミュニケーション術」などを謳う書籍に目を奪われる。

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