物撮り解説③ | イチゴと色画用紙と2灯ライティングと
こんにちは、写真を撮ってるななはな ( @nanahana_k ) です。
Twitterで活動しており、主にブツ撮りを中心撮影しています。私の自己紹介と作例は以下の記事をご覧ください。
さて、今回は以下の写真の解説です。
近所のスーパーで200円引きでイチゴが売っていたので買いました。値引きされてるわりにちゃんとしたイチゴです。柔らかい光でかわいく撮りたくなり、背景もかわいくしてみました。
1. 機材とセッティング
機材は以下を使用します。
カメラ: α7iii
レンズ: SIGMA 70mm Macro
ストロボ: Godox AD300Pro(メイン), Godox V860-II(サブ)
コマンダー: Godox X2-TS
アクセサリー:
折り畳み透過アンブレラ(メイン), 折り畳み透過アンブレラ(サブ),
ライトスタンド(メイン), ライトスタンド(サブ)
背景: 色画用紙2枚
セッティングは以下の画像のようにしました。
う、埋もれている。。。
いつも通り生活感は気にしてはいけません。アンブレラを使うのは大げさかもしれません。光を柔らかくしく、また背景の色画用紙も均等に照らしたいのでできる限り被写体へ近づけました。より柔らかく影をなくす感じで撮りたく、今回はメインのAD300ProとサブのV860-IIの2灯ライティングにチャレンジしました。またパステルカラーな背景は100均で売っている色画用紙です。ピンク色と水色をいい感じに重ねて、その上にイチゴを載せて撮影します。
2. 撮影
まずはメインのみ撮ってみます。
SS 1/250, F22, ISO 100
メイン(AD300Pro): 1/2, サブ(V860-II): 発光なし
メインは左から発光させています。上の写真はサブを発光させる前提で少しアンダーに撮っています。被写体が小さいのもあってかメイン1灯だと影ができます。イチゴのヘタのあたりや右側をもう少し明るくしたいです。右側からもサブを発光させてより光を柔らかくしていきます。
サブのみだと以下のようになります。
SS 1/250, F22, ISO 100
メイン(AD300Pro): 発光なし, サブ(V860-II): 1/2
メインだと影になるイチゴのヘタの辺りと右側を照らします。同じ1/2でも使用しているストロボの違いにより、サブのみだとメインのみよりもアンダーになります。
メイン・サブ両方を発光させると以下のようにいい感じになります。
SS 1/250, F22, ISO 100
メイン(AD300Pro): 1/2, サブ(V860-II): 1/2
レタッチは以下のようにしました。いつも私がブツ撮りで使用しているプリセットを当てて少し各パラメータをいじっています。Lightroomでいじっただけですが、画用紙の重なっている部分の影はPhotoshopに入れて消した方がよいです。もっというと撮影時にぴちっとしないといけないのですが。。。
3. まとめ
いかがでしたでしょうか。私は普段1灯でライティングしてレフでシャドウを上げることが多いですが、それでは足りないとき、特に今回の作例のようにより光・影を柔らかくしたいときなどはこのように2灯目を使用しています。みなさんもぜひ挑戦してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。お仕事のご依頼いただけるとうれしいです。ご連絡はTwitterのDMまで。
Twitter: @nanahana_k
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?