タロットカードの話でもしようか？

「趣味で占いをやる」
と私がいうと
「占って！！」
という人と
「え……そうなんだ…」
という人がいる。

占いに対するイメージってホント様々だな…と答で感じ取りながら、話をさせてくれそうな人には私なりの占いに対する思いを話す。

「占いを、『当たる当たらない』では見ない。靴選びみたいなもの。長い道を歩くための靴を一緒に選ぶのが占う側。でも、実際履いて歩くのはあなた。あなたが違和感がある靴では、どんなにそれ自体が良くても長くは歩けないよ。」　

私の気持ちを聞いて、趣味程度でいいというなら占うよ。というスタンス。

占った人から概ね好評。
有り難や。

今回は私の占い方を書いてみようと思う。

まぁ、お遊びみたいなものだから占いに興味ない人も、おかしなkoedananafusiの生態でも観察してっておくれ。　

一つ注意点があるとすれば、私は写真を撮るとき物に声掛けするように、使う道具にも心の中で話しかけがちだ…ということだ。
心にピーターパンがいるとはこういうことだと思っといてくれ。

私の占いは細かいことをカードにたずねない。
タロットはYES、NOに適している。
でも、そのタロットに曖昧な答えを聞いている。

私がカードをシャッフルする時、その人の名前（ネットならネット名で）だけを思い浮かべ、カード達に『そう、_____さん。知ってるでしょ？わかった？みんな好きな位置に移動してね？』と話しかける。

混ぜてる間に「あ、ここかぁ」となる。
大抵先頭に来たいカードが目立つ。
その子を先頭に、集まりたいように集まる。
カード達を立たせて『倒れたい方に倒れてね？…あ、こっち？え？あなたはこっち？そう……あなたは…迷ってる？うん。あ、そっちにするんだ。へー』カード達の雰囲気で左右どちらかに倒す。

そして上下を決める。これもカードの雰囲気で。

更に山を3に分ける。
このとき目を瞑って手の感覚でわける。

そして、目を開いた時どの順番で山に戻すのかカードの雰囲気で決める。

戻した山から7枚目をとり、順に並べていく。

私は捨てカード達も開いて眺める。
私のタロットは捨てカードが主張してきて先頭に来るので、捨てカードが選ばれたくない理由を知るために読む。

納得。捨てカードには捨てカードなりの考えがあるのだ。

スプレッドは様々あるが私の占いはもっぱらケルト十字である。
私のふわふわした占いにはこれがいい。

シンプルにワンオラクルでもいいけど…それだとYES、NOを決めないとで苦手。　　

その時も、どの時も、私はカードを山にする派だ。

他人に占ってもらう時、私の指は嘘つきなので扇にカードを開かれると目のいくカードを選べない。
どうしても何時も選べない。私の引きたい子を、私の指は選ばない。

たぶん自分でやってもそうやって指が嘘をつくと思うから逃げ場のない山にしている。

まぁ、指の選んだカードだって解釈のしようでは当てはまる。これがバーナム効果。笑

私はカード達が示したものをメモにとってお話を組み立てるように流れを読む。

そうそう。
カードの表情を読む事も私は大切にしている。
カードは何時も同じ顔をしているわけじゃない。

スプレッドの中でやたら『私を見て！！』としてきたカードは例え最終結果でなくても重要だ。

例えば明るい「太陽のカード」だって、どれぐらいの光なのかは何時も違うものだ。

時々は、カードだけで足りなくて星に関しても聞いておいてそれを軸に考えたりもする。

占いは統計学でもある。
試験対策に、1つのテキストなんてことはないでしょ？
様々な観点からその人を見つめる。
それが私の「占う」ということ。

私に不思議パワーはないのよ。
ただ読むのがちょっと得意なだけ。
　

……私自身の事を占うとき、カード達は辛辣だ。
他人を占うときはお行儀いい（でも駄目なものは駄目っていう）のにね。

因みに、私は誰に占われてもブレないので結果はわかりきってたりする。
でも、他人の言葉で語られるのって自分だけで思ってるより受け取りやすかったりするから、ほんとーにたまーに誰かに見てもらう。

ハッとするような言葉に出会うことに多少憧れはあるけれど、私はハッとさせる側かな？なーんて思ったりして(*´艸`*)ひひひっ。

占うにしろ、そういうのは信じないにしろ、嫌いにしろ

あなたの歩く道がどんな道で、あなたがどんな装備かくらいはたまに見てあげてね。

疲れたら一休み、寄り道も素敵だわ。

そして、必要だったら…私で良かったら一緒に靴を選びましょうね。

ここまで読んでくれた画面の前のあなたが
素敵な人生を歩まれますように。

あ、トップの写真は私のカード達の中でもそうそう出てこない「隠者」です。本当に隠者なの。笑