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私は虫が好きだっ!って話

どうも、どうも。
はじめましての方は、はじめまして。
また来てくれた方は、どうも有難う。
koedananafusiです。


子供の頃は『ファーブル昆虫記』を読んで虫の世界にワクワクしたものです。

幼稚園では友達と一緒に、プリンカップに沢山のダンゴムシとヤスデを集め、芋虫がいたら空き箱に拾い上げ、先生や母親にはウンザリされていました。

小学生になっても、中学生になっても…大人になった今もずっと虫達の世界にワクワクした気持ちが生まれる。皆が苦手になっていく中で、私は『虫を恐れない女』として重宝されるようになりました。

職場で虫が出ると高確率で呼ばれるのです。
「なんかっ!変なのがいるのっ!」
「虫!虫いる!」
とか(笑)

確かに、虫達は毒を持っていたり、噛み付いてきたり、臭い匂いをだしたり、様々な攻撃手段を持っていて、こわいと思うのもわかります。ですが、丁寧に対応すればそれなりに回避できたりするのです。虫達だって、わけもわからない大きな人間に騒がれたら怖いでしょう。

(画像暗いですが京都で出会ったナナフシです)

私のハンドルネームには「ナナフシ」が入っていますね。ナナフシってなに?と聞かれることがありますが、木の枝のような虫の名前です。(種類が沢山います)

初めの方は「小枝」だけだったのですが、ある日ユーモア溢れるお兄さんが「小枝ちゃんの手はナナフシみたいで綺麗だね!」と褒めてくれた事がありました。
元々、ナナフシは可愛い虫だと思っていた私は『なんて素敵な感想かしら!』と感激しネームに追加したのです。

(全く手入れのされていないナナフシ似の私の手)

普通の女の子なら「ナナフシみたい」をそんなに喜ばないだろうと友人達には言われました。
確かに、虫が苦手な人からすれば嫌かもしれません。しかし、今日の記事の題名にも書いたように私は『虫が好き』なのです。

(小さなカタツムリ。職場の草むしり中に発見)

カタツムリがのんびり歩いているのを幸せな気持ちで眺めます。そして、マイマイカブリがカタツムリの殻に頭を突っ込んで食事をしているのも面白いと観察します。

虫の世界も弱肉強食!


食うか食われるか、生きるか死ぬかの世界が、あの小さな命の中にあるという当たり前の事に、私の心は踊るのです。人間だからかなと思います。

(フリー素材から頂いたオオスカシバ)

エビフライのような尻尾のオオスカシバという虫がいます。蛾です。「蝶々はいいけど蛾はねー」って言われがちな蛾です。
オオスカシバはハチドリのように美しい蛾で、ストロー状の口で花の蜜を吸います。
私はこのオオスカシバが好きで、見つけた時は花の蜜を吸うところをウットリ眺めます。なんて可愛いのでしょう!自分でも写真に撮りたいのですが、忙しなく飛び交う虫の撮影が出来る腕前がありません。

虫の世界は奥深く、分類が難しいため思い違いをしている事も多々あります。

画像がないのが悔しいのですが『座頭虫』という蜘蛛そっくりの虫がいます。「蜘蛛だ!」と思われている虫は、もしかしたら座頭虫かもしれませんよ?(笑)
家の中にも居たりする足の長いザトウムシは前足で探りながら歩くため動きが面白いです。なにより米粒のような体と足の長さのアンバランスが可愛いのです。先日、フォローしている方が座頭虫を載せていて思わずコメントをしました。ザトウムシは私の貧乏生活の傍らに何時も居た虫で、とても好きな存在です。

(ザッ!虫って見た目のイガラの幼虫)

このイガラの幼虫は私が撮影したのですが、足元を見て気づいた瞬間にでた言葉が「苔の妖精かな?!なんて綺麗な色!」でした。美しい緑の棘に毒々しい斑点模様。触ると怪我するぞーって全身で匂わせてきます。
イガラの幼虫の毒は強いので、人間ごときの薄い皮膚では勿論触れません。触れば激痛とのこと……『美しい薔薇には棘がある』と同じですね。

(麗しのアサギマダラ)

虫達の中には鳥のように「渡り」をする種もいます。つい最近知ったのですが、アサギマダラと呼ばれる写真の蝶は季節で移動をしているそうです。黒い縁に映える浅葱色。鬼滅の刃の胡蝶忍さんのモチーフだとか。確かに、小柄で儚げで、しかし芯のしっかりした彼女はアサギマダラのようですね。 

(身近なトンボも魅力がいっぱい)

皆さんも1度くらいはトンボとりをして遊びませんでしたか?トンボは身近な虫ですが、私はトンボに驚かされっぱなしです。まず、肉食だと知った時の衝撃。ミツバチがモチーフの絵本で、ミツバチの子がハエと話をしていると、後ろからトンボがやってきてハエを食べてしまうのです!小さな私は、トンボは草食だと思っていたので、とんでもなく驚きました。トンボは気性も荒く、オスは縄張り荒らそいをするそうで…確かに獲ったトンボに噛みつかれて痛かった記憶があります。
後、驚いたことにトンボの中には「渡り」をする種が結構いるんだとか。なかには何世代もかけて一周するものもいるらしく、まだまだトンボについても知らないことだらけだなーと思います。

まだまだ、大好きな虫達はいるけれど今回はこの辺で終わりにしよう!

虫達についてたくさん書きました。図鑑を手に持ち、野原を駆け回り、祖父にゴマダラカミキリの飼育を任され、ファーブル昆虫記を読んで胸踊らせ、ミツバチを見つめ歩き電柱に激突し、タランチュラの可愛さに悶え、日々名前も知らない小さな命を見かけて生きている私は、苦手意識を持つことなく虫が好きなままです。

苦手な人が多いことも理解しています。
虫と人とでは身体の作りや世界が違うし、虫達の攻撃は小さいながら強力ですよね。
どうしても嫌なイメージの虫も多いです。

けれど、小さな命は懸命で、知るととっても可愛いものです。それに、奥が深くて面白い!好きになってくれとはいわないけれど、少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

最後に。
私は蜘蛛の中では「ハナグモ」が好きです。
小さな妖精のような愛らしい蜘蛛です。
(画像がないのが……本当に悔しい。虫、撮れるようになります。)

ここまで見てくださって有難う御座いました!長かったでしょう?お疲れ様です(*ᵕ ᵕ)⁾⁾

今回は虫について書きましたが、何時も虫というわけではないです(笑)また遊びに来てくれたら、嬉しいです!

締めの画像はカラスアゲハにします!

(カラスもカラスアゲハも好き!!)





サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。