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『今度は愛妻家』

私がこの作品を知ったのはCMだったかな。

電気もつけない部屋で短くまとめられた映画の予告編を見て、なんとなく『観たいな……』と思った。

けれど、当時の私はとっても精神が不安定だったから、映画館が恐くて観に行かない。代わりに、行きなれた本屋で小説になったのを見つけて買って来て、やっぱり電気もつけない部屋で読んだ。

そして10数年の時が流れた今日。

思い出した。
そうだ、今は便利なサブスク時代。アニメばっかじゃなくて、たまには邦画を観よう!あの時観れなかった『今度は愛妻家』を観ようじゃないか。


結果は、小説を読んだ時と同じ。私はボロ泣きだ。結末まで、すっかり知っている癖に。

内容は言わない。私の感想というか思ったことだけ書く(察しの良い人はわかっちゃうかな…そもそも、皆も知ってるかもなぁ…)

男の人ってさ(別に性差別じゃないよ。私の今までの経験上の男の人ね)純粋だよね。

純粋って、良い言葉みたいに言われるけどそうでもないと私は思ってる。紙一重だと思っている。

そして、男の人は何時までもどこか純粋。良くも悪くも。
恋愛シュミレーションゲームをさ、男女目線どっちのもやった事あるけど、男目線のシナリオの方が、よっぽど…キラキラ眩しくて可愛いんだもん。笑っちゃう。欲望もわかりやすくてさ、笑っちゃう。

そんなことないって?
うん。勿論、そうじゃない人もいるよね。でも、私の経験上の人達はそういう所あるのよね。

でさ、『今度は愛妻家』もそう思う。男の人の純粋さをまとめて見てる感じ。

ヒーローものとか、まぁ、男目線の話?とかってさ…ヒーローもそりゃ、格好よくて、努力家だったりするんだけど
『しょうがないんだから、もう』ってしてくれる人がさいるから出来るんだよなぁって思う。駄目な時も、隣でさ、見ててくれる人がいるから存在してるんだなって思うの。

男目線ってさ、女目線とやっぱり違う。
男女平等って言ったって、やっぱり脳の作りも身体の作りも違う。
その中で、お互いどれだけの事知っていられるんだろうね?
お互いどれだけ理解しあえるんだろうね?
どれだけ大切にしあえるんだろうか…………。


題名の『今度は』
ここが私的にグッとくる。


今度の意味を調べると(google辞書引用)
✽何回か行われる事柄の中で、いま行われていること。また行われたばかりであること。
✽最も近い将来。この次。次回。
 最近。このごろ。

最も近い未来。この次、次回かぁっ……て。
この『今度は』って言葉にグッと力が入っている。キラキラして、滲んで、夢みたいな純粋な気持ちがグッと入ってるなぁって私は思う。

古い事と、今現在と、新しい事がいっぺんに見れると思う。
あー…月日が流れるってこういう事なんだって思う。そして流れてるそれは、今現在ではそんなに流れていないんだなって事も思う。


私はどうだろ。男女どっちの気持ちも解るかな。でも、やっぱり私が女の身体だから、女目線のが強いのかなぁ。

小説が先だったからか、映画のがさっぱりまとまっているように感じた。小説は細かく登場人物を知れるのが好き。映画は音とか色がついてるのが好き。それぞれ良さがある。

興味があったら観てみて欲しい。
『今度は愛妻家』

私の観たい邦画ってさ、映画館では観られないのばっかり。笑
だって涙が溢れるんだもの。いや、私が物語だと涙もろいだけかな?でもドラマとかは泣かないんだよなぁ…… 

そんな午後でした。

ここまで読んでくれて有難う御座いました!

私が思った事や、撮った写真、興味のある事から、過去への恨み言まで、『書きたい!』と思った事を書いています。

また遊びに来てくれると嬉しいです。

広い電子の海でこの記事を読んでくれたあなたが素敵な日々に居ます様に。

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