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トランプ氏が去り、今、世界のマスコミから注目される格好の悪役。森さんは世界的有名人になれるかも…。●【東京五輪】森喜朗会長の「必ず開催」発言に世界メディアあぜん「日本の人々に対する顔面への平手打ち」


東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)は2日、今夏の開催について「私たちはコロナがどういう形であろうと必ずやる」と明言し、さらに「一番大きな問題は世論とコロナ」「やるか、やらないか、という議論ではなく、どうやるか」などと語った。これに世界メディアがかみついた。  
「五輪組織委員会が、東京に巨大な中指をおっ立ててみせた」とは、豪州の大手ニュースサイト、ニュースドットコムau。相手に中指を立ててみせるのは、西洋社会では最大の侮辱を意味するジェスチャーだ。同サイトは森会長の一連の言葉を報じ「東京五輪のボスが、緊急事態下にある五輪の運命について公然と“とんちんかん”な主張をした」と伝えた。
 仏AFP通信も森会長のコメントを伝え「大会を開催するという絶対的な決意表明の協調努力は、日本の人々に対する顔面への平手打ちだ。日本の人々は大会を推進したくないという意志を(世論調査などで)世界に発信している」と冷徹に報じた。  
インドネシア放送局CNBCは「コロナ変異株の脅威にさらされる中、東京五輪はゴーサイン!」の見出しで「世界の多くの国々が再びロックダウンを強いられている中、東京五輪への疑念が湧き起こっているが、森会長の口調は自信満々だった。それなのに、外国人観客は来日可能なのか、可能ならば何人規模かなど、多くの重要な決断はいまだ五里霧中。日本は2月末まで一般の人々のワクチン接種が開始されない」と報じた。
●森喜朗会長を黙らせろ! 五輪暗雲でIOCが〝失言王〟に怒髪天 1/26(火) 5:15配信【東京スポーツ 抜粋】
〝失言王〟への不満がついに海外でも爆発だ。森喜朗会長(83)が国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとした海外の五輪関係者から「もうしゃべらせるな!」と怒りを買っている。いったい、どういうことなのか――。  
森会長の失言癖は国内では広く知られるところ。フィギュアスケートの国民的ヒロイン、浅田真央(30)の2014年ソチ五輪の演技について「大事な時には必ず転ぶ」と発言して国民の怒りを買った。この時はさすがに反省のコメントを残したが、〝持病〟が治ったわけではない。  
新型コロナウイルス禍が深刻になった昨年2月のイベントでは「選手諸君は気を付けて、ウイルスをもらわないように」と注意した後に「私はマスクをしないで最後まで頑張る」と言ってひんしゅくを買った。
首相時代から数々の失言でバッシングを浴びた〝実績〟はダテではなく、五輪開催へ厳しい目が向けられる最近も「(開催へ)不安は全くない」「こういう時期になぜあえて世論調査するのか」など五輪反対派を逆なでする発言を連発。これにはIOCも看過できなくなってきたという。  
IOCは21日に各委員との電話会議、22日と25日には各国・地域オリンピック委員会(NHC)、各国際競技連盟(IF)とそれぞれ会議を行った。その出席者から「森が日本で発言するたびに状況が悪くなる」「国民への誠意がなく、言葉が足りなすぎる」「自ら首を絞める発言ばかりだ」とクレームが殺到。
関係者によると「IOCは日本の全ての新聞をチェック。その分析はCIA(米中央情報局)並み」とのことで、森会長の発言は一字一句、海外へ筒抜けとなり、問題視されるようになった。いまや五輪への風当たりの強さは「森の失言が起因」と結論付けられているほどだ。  
当の本人は年頭あいさつで「私の悪口ばっかり。(首相の)菅(義偉)さん以上。森内閣でもこんなにひどくなかった」と自虐的に話したが、もはや不人気ぶりは世界規模。本来なら一致団結しなければならないIOCやIFをも敵に回すとは…。失言癖は冗談では済まされないレベルになってきており、先行きは暗くなるばかりだ。
【その他のひんしゅくをかった森氏の発言】
●森喜朗氏「文科省がうるさくいうんでね」 JOC評議員会での女性理事についての発言
毎日新聞より抜粋 2/3(水) 22:41配信
(会議がオンラインで報道陣に公開されており)テレビがあるからやりにくいが、女性理事4割は、これは文科省がうるさくいうんでね…女性がたくさん入っている理事会が時間がかかります。…
 女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される。  
あまり言うと新聞に漏れると大変だな。また悪口を言ったと言われる。女性を増やしていく場合は、「発言の時間をある程度、規制を促しておかないと、なかなか終わらないので困る」と言っておられた。誰が言ったかは言わないけど。
私どもの組織委にも女性は何人いる? 7人くらいかな。みんなわきまえておられる。みんな競技団体からのご出身、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。お話もきちっと的を射ており、欠員があればすぐ女性を選ぼうとなる。
●森喜朗会長「有名人は田んぼを走ればいい」五輪聖火リレー“密”対策で持論
デイリーより抜粋 2/2(火) 19:22配信
聖火リレーには知名度の高いタレントやアスリートの参加も見込まれているが、森会長は「一番の課題は、できるだけ国民感情を考えて派手にやらないという点が強い。要は密を避けたい」と、沿道に人が集まることへの懸念に言及した。
ただ、地方自治体にとっては大会の目玉イベントでもあるだけに「出る方も見る方も楽しみにしていた。それに水を掛けたらダメなんじゃないか」と話し、「人気のあるタレントはあまり人が集まらないところを走ったらいいじゃないか。田んぼ(の沿道)で走ったらいいんじゃないか」と、人の少ない場所であれば“密”を避けられる可能性を挙げた。
【引用終わり】
 森さんの失言壁は国内では有名ですが、五輪の無理やり開催問題で悪役を務め続ければ、世界的な有名人に慣れるかもしれません。
 悲しい事に、悪役ではありますが…。
 私は、どうしても五輪を開催しようとしているのはIOCではないかと思います。なぜなら中止になれば放映料収入がなくなってIOCは無収入=破産状態になるからです。
 ですから、日本の方から中止にしますと言い出すと、IOCから損害賠償訴訟を起こされるなどと心配して、日本からは中止が言い出せないと言っている人もいます。
 なんともはや…。
 逆にこちらから、IOCから損害の一部補填を要求できるように、国際社会に訴えようとするのが当然なのに、脅せば金を支払う国だと見切られると、妙な事になったりします。
 最も、それにしても森さんの失言はひどすぎます。
 例えば「国民感情を考えて(聖火リレーを)派手にやらない」と「地方自治体は(派手に人目を引きつけて、わが町の宣伝をしたい) のでタレントやアスリートを走らせたい」を、両方叶える為の提案が「有名人は田んぼを走ればいい」ですが、何だそれです。
 有名人が○○街の田んぼを走れば、地元の人々は見に行かないがテレビ放映されて宣伝になると言いたいのでしょうが、(箱根駅伝じゃあるまいし)聖火リレーを何十日もテレビに張り付いて見ている人がいるわけでもないですし、吉永小百合さんクラスの超有名人が走るならばともかくとして、それでは街の宣伝にはなりませんよ。
 聖火リレーが全国を走るのは、地方の人達が、東京に来て実際の試合を見ることはできなくても、オリンピックのイベントを実際にその目で見て手を振って、自分もオリンピックに参加した事を胸に刻むためではないですか。
 それなのに、有名人が孤独に田んぼを走っている所をテレビで放映すれば、「私だけは、両方が満たされる自己満足するよ」というのでは、余りに心無い発言です。
 逆説で言えば、全く悪気がないからこんなにカラッと言えるのかもしれませんが、それにしても軽率の極致です。
 このように軽率な方なので、もし一万人ものアスリードか集まって、その中にコロナ感染者がいたらどんなことになるのか、アスリート間で感染が広がったらどんなことになるのか、全く考えておられないと思います。
 今年の全豪オープンは、ホテル関係者が一人コロナ陽性になったので、1日分の全試合が中止になりました。
 つまりオリンピックをやりますと言っていて、前日・当日試合を中止せざるを得ない事も十分考えられます。そうなったら、全世界のテレビ局から損害賠償訴訟を起こされます。
また、アスリートが感染でもして後遺症が残ったら、またその後で成績不振になったら損害賠償訴訟を起こされる可能性も大いにあります。
外国人はテレビ局もアスリートも取れると思えば、何にでも損害賠償訴訟を起こすのです。
兎に角、少しは知恵を働かせて、日本の損失が最小になるように動いて欲しいと、切実に思います。
最も、このままいくとサダムフセイン元イラク大統領のように悪役としての大物扱いはされなくても、森さんが世界のマスコミのイライラの憂さ晴らしに使われて、結局は辞任・中止に持っていかれる気がします。
(追伸)
4日の全試合が中止に…全豪出場者宿泊ホテルの従業員がコロナ感染、600人外出禁止
2/4(木) 6:00配信【スポーツ報知】



ATPカップの会場(ロイター)
メルボルンのあるビクトリア州のアンドリュース知事は3日、全豪出場選手や関係者が入国後の隔離期間を過ごしたホテルの従業員1人が、新型コロナウイルス陽性と判断されたと発表した。接触した可能性のある全豪関係者500~600人も検査結果が出るまで外出を禁じられた。
州政府の決定を受け、全豪を主催するオーストラリア・テニス協会は4日に予定されていた男子3大会、女子3大会の全試合中止を決めた。  
州知事は1日上限3万人の観客を入れる予定の全豪への影響について、「現時点ではない」としている。チャーター便で入国した選手らは複数のホテルに分かれて約2週間の隔離期間を過ごしたが、今回は半数が影響を受ける。  
当該従業員は1月29日までホテルに勤務し、今月3日に症状が出て陽性と判明。ビクトリア州では28日連続で新規の市中感染者ゼロが続いていた。屋内でのマスク着用義務など対策強化が発令された。

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