見出し画像

元男性のトランスジェンダー選手が「女子スポーツをしたい」と表明するのは自由ですが、一方で女子選手達にも「元男性と、一緒に競いたいのか、競いたくないのか」を表明する自由な権利がありますので、選挙をすべきだと思います。【引用開始】●トランスジェンダー選手が女子スポーツに出場するのは「悪い冗談」 ライバルの女子選手が批判


DEAN LEWINS
東京オリンピック。トランスジェンダー選手の出場をめぐって議論が巻き起こっている。
渦中の人物となっているのはニュージーランド出身の重量挙げ選手ローレル・ハバード。
1978年に男性として生まれたハバード選手は、20代の頃は男子選手として活躍。30代でホルモン治療を受けて女性となったのち、2013年に女子選手へと転向。2020年、イタリア・ローマで開催されたワールドカップの女子+87kg級で金メダルを獲得した注目アスリートだ。
「新時代のアスリートだ!」「歴史的快挙になりそう」と彼女をサポートする声もあるなか、ライバルとなる女子選手からは「不公平だ」という批判も噴出。
沈黙を破ったのはベルギーのアンナ・バンベリンゲン選手。ハバード選手とは同じ階級のため、オリンピックに彼女が出場するとなれば大きな影響を受けることとなる。


Anadolu Agency
バンベリンゲン選手は「まず最初に私はトランスジェンダーコミュニティを全面的に支持しています。今から言うことは、このアスリートのアイデンティティを拒絶しているわけではありません」と述べつつ、「トランスジェンダー選手が女子スポーツに出場するのはまるで“悪い冗談”のように感じます」「重量挙げを高いレベルでトレーニングしたことのある人なら誰でも、この特殊な状況はスポーツとアスリートにとって不公平だとわかるはずです」「思春期から35歳までの20年間を男性ホルモンシステムのもとで生きたことが、女子スポーツにおいてどれほど有利になるか、なぜいまだに問題になっているのでしょうか?」とコメント。
ハバード選手がオリンピックに出場することによって「人生を変えるチャンスを逃してしまうアスリートもいる」「誰もがスポーツにアクセスできるべきだと信じていますが、ほかの人を犠牲にしてはいけません」と、トランスジェンダー選手が女子スポーツに参加することに“断固反対”の姿勢をとった。


SOPA Images
トランスジェンダー選手の活躍について、否定的な意見を述べる人は少なくない。モントリオール五輪の陸上・十種競技で金メダルを獲得したケイトリン・ジェンナーは、自身もトランスジェンダー女性という立場ながら「公平性を守るため、生物学的には男子であるトランスジェンダーが学校で女子スポーツに参加することを禁じる法案を支持する」と発言したことで話題に。
「LGBTQ+コミュニティへの裏切り行為だ」「差別的」という声が相次いだ。
実際にアメリカ・フロリダ州では、6月に「出生時の性と自認する性が異なるトランスジェンダーの女性を、学校の女子スポーツから追放する」という法律が知事の署名を経て成立。
トランスジェンダーのアスリートたちにとって風当たりが強い状況が続いている。
世の中の意見も真っ二つにわかれるこの議論、オリンピックまでになんらかの“答え”が見つかることを願いたい。
【引用終わり】
スポーツは男女平等ではなくて男女別々の世界です。
この男女平等の時代に、なぜスポーツは男女を分けて行われているのかといえば、男女を分けないとオリンピックの金メダルは全部男性がとる事になるからだと思います。
ですから、女子スポーツ選手たちは、男性達から「女性は女性だけでスポーツで競って下さい。私たちはその中に入りません」という約束を貰っていたのであります。
それなのに、トランスジェンダーが女子の仲間入りをするということは、世界中でスポーツをするすべての女子選手が、「昔の約束を反故にされて、新しい約束を受け入れろ」と、《一部のスポーツ権力者に、迫られている状態なのだ》と、私は判断します。
どんな契約であっても、契約内容の変更には、双方の合意が必要です。よって、私は、このような世界的な《従来の約束事の変更》に対しては、全世界での選挙が必要だと思います。
少なくても、女子スポーツ選手の意向確認が必要です。女子スポーツ選手こそが当事者なのであります。彼女らは自分の運命を決める権利があるのです。
現代民主主義とは、「多数派の要望 > 少数者の要望。 しかし少数派は迫害されない」であります。
だから、「女子ではないトランスジェンダーが女子スポーツ界でプレーすべきか否か」という問題は、全世界で選挙をして投票によって決めるべきなのです。
今の状況をみておりますと、リベラルマスコミと知識人が少数派であるトランスジェンダーに《善》のレッテルを貼り付けて「多数派の要望 < 少数派の要望」に、世の中を無理やりに動かそうとしているように見えます。
多数派の意向を無視する権力者は横暴な権力者であって、デモや反乱を誘発させて、この世を不安定にさせます。
即ち、トランスジェンダーに善のレッテルを貼り付けて「多数派の普通の女子選手の要望 < 少数派のトランスジェンダーの要望」を実現させることは争乱の元です
正直な所を申し上げますと、私は (スポーツを自分がしないので) 個人的には「どっちでもいい」です。
しかし、世界の平穏を望んでいるので、キリスト教文明社会とイスラム教文明社会と中華文明社会のゴタゴタにスポーツが火に油を注ぐことになりそうだと考えるので、この非常識な善の押し付けを止めて選挙をして欲しいと熱望します。
理由は色々あります。
1 もともとゴタゴタしているアメリカ世論が、保守派にとっては「あまりに非常識な善の押し付け」によって、リベラルと保守でもっと真っ二つになってしまう。
2 イスラム社会は絶対に元男性の女子スポーツ参加を認めないだろう。というか、元男性との対戦を拒否する事もありうる。とすると、スポーツを通じたキリスト教文明社会とイスラム教文明社会の交流が阻害されるばかりか、却ってスポーツによって亀裂が深まる事態になる。
3 一部の国は国策として、1.5流の男子選手に性転換をすすめて元男性が、女子として五輪に出場させるだろう。そして、スポーツ国策国家の五輪出場選手は男性と元男性ばかりとなり、五輪女子種目の金メダルの独占を図るだろう。別段、精子を冷凍保存しておけば後でも子供はつくれますし、先に子供を作ってから性転換するぐらいのことをする人は、世界を探せば少なくない。
歴史を振り返れば、宦官がいた国もあるので、メダル目当ての性転換が発生する事は、充分にありうる事だと思う。すると、7年後11年後の五輪では金銀銅メダルは元男性が独占するなど言う事もありうる。その異様な様を想像すると、五輪はもはや国際的友好の場ではなくて、どの国が異様かを宣伝する場所になってしまうと思うので、こんな非常識な少数派の優遇は止めるべきだと、私は思います。
最後に、私の体感では「世の中の意見は、真っ二つにわかれている」訳ではありません。「トランスジェンダーの元男子選手が女子競技に参加して、金メダルを総取りする事はあってはならないことだ」と感じている人の方が圧倒的に多いです。(リベラルマスコミ・知識人村の意見だけが、真っ二つなのではないでしょうか?)
元男性のトランスジェンダーの人達が「女子チームでプレーしたい」と発言する事は自由であります。一方で女子スポーツ選手達にも「元男性のトランスジェンダーの人達と、一緒に競いたいのか、競いたくないのか」を表明する自由な権利があります。
ですから、選挙をすべきだと思います。
いずれにしても、どんな人間だって自分の希望がすべて叶う訳ではないのです。願ってもかなわない中で、「自分はどうしていこうか」と、日々選択してゆくのが普通の人間です。
故に、元男性のトランスジェンダーのスポーツ選手の人達の願いが叶わなくても、「それは、善でも悪でもない普通のことだ」と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?