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習近平主席を戴く中国人は、本当に「我が国は、龍の指が5本の世界の中心の国だと信じ込んでいる」のかもしれないような気もします。とすると冬季北京はプロパガンダ五輪になりそうな…。【引用開始】●「金がゼロ? 屈辱的な一日だ!」卓球混合ダブルス決勝にも敗れた中国勢に母国メディアが嘆き節!「なにかがおかしい」

混合ダブルス決勝 金メダルを決め抱き合って喜ぶ伊藤美誠(左)、水谷隼と敗れた中国ペア (中日スポーツ)
東京五輪 7月26日…にエンジンがかからなかったのがスポーツ大国・中国だ。全国紙『新浪体育』は「盤石だと見られていた3つの競技がことごとく銀メダルに終わった。まさに屈辱的な一日だ」と嘆いた。   
まずは男子シンクロ高飛び込みで世界王者の陳艾森/曹縁組が英国コンビの後塵を拝し、こちらも優勝候補筆頭だった女子重量挙げ55キロ級の廖秋雲も僅差で金メダルを逃した。
そして極めつけが、卓球・混合ダブルスの世界最強ペアである許昕/劉詩雯組の決勝敗退だ。日本の水谷隼/伊藤美誠組との歴史的な激闘で競り負け、まさかの銀メダルに終わったのである。  
同紙は「中国代表チームがオリンピックでひとつも金メダルを獲れない日があるとは……。信じられない状況であり、東京でなにかおかしなことが起こっている」と記した。…
中国の総メダル数は18個で出場国トップだが、やはり金メダルで1位にならないと気が済まないお国柄のようだ。大会4日目終了時点で6個 (26日現在で1位は 8個の日本)。
●【卓球】中国メディアが水谷隼、伊藤美誠のコロナルール破りを指摘「台を手で触った」【7/27 東京スポーツ】
試合中、中国チームによる大声援が問題視される一方で、中国でもみまじゅんの新型コロナウイルスルール違反が指摘されている。  
ポータルサイト「新浪体育」では、伊藤と水谷が試合中に禁じられている手で台を触る様子や、ボールに息を吹きかける姿があったと写真付きで報じる複数の報道を掲載。「日本がルール違反をしている!」と騒いだ。
記事に対する中国読者コメントでは「もういいんじゃないの?」と冷静なものも多いが、一度火が付くとやっかいな問題なのは確か。とはいえ、いちゃもんをつけたくなるほど衝撃の敗戦なのは間違いない。
●中国ペア 自国メディアに責められうなだれる「国民が応援していたのになぜ勝てなかったのか」【東京五輪卓球】
【7/27(火) 中日スポーツ 抜粋】
中国人ペアは、試合後の会見でも終始うつむきがちで悲壮感をにじませていた。  
中国メディアから「大勢の国民が応援していたのになぜ勝てなかったのか、何が起きたのか信じられなかった」などと質問が飛び交うと、劉詩雯は「この結果について受け入れるのがとてもつらい。とても申し訳なく思う。全力を出し切れなかった」とうなずいた。  
左のペンホルダー、許昕も「期待してくれたのはよく分かっている。競技においては決勝が全てで、その前にどうプレーしたかは関係ない。一番高いところに立った人だけが人々の記憶に残る。中国チームにとってもこの結果は受け入れられない」と語った。
【引用終わり】
韓国ほどでもないのでず、やはり中国からは、金メダルへの異質な執念を感じます。
と同時に、声を出しての声援をしてはいけないルールなのに、全く無視して平気で自国ペアを応援するのは、「目下のお前たちは、我々がしたい事をするのに文句をいうな」と思い込む中華意識のせいだと思います。
そして、中国人のこのようなルール無視を、どういう訳か周りの国が許してしまう空気感があります。だから、中国人が余計に図に乗って、既成事実化してしまう訳です。
だから、中国人の勘違いは一層ひどくなり、金メダルが1つも取れなかっただけで「屈辱的な一日だ」などという表現が飛び出してくるのだと思います。
中国人以外の大抵の人でも自国の選手が負ければ「残念だ」感じますが、負けた本人は自分ではありませんので、屈辱までは感じないのが普通です。
だから普通の国の記者は「大勢の国民が応援していたのになぜ勝てなかったのか?」などという質問もしません。国民が応援しているから、勝てるというものではないからです。
なのに中国人の記者は、この不思議な質問をして、選手もまた「決勝が全てで、その前にどうプレーしたかは関係ない」「一番高いところに立つ」ということが五輪スポーツをする目的なのに、「出来なくてすいません」と謝って、「中国チームにとっても、この結果は受け入れられない」と語る。
結果は、もうでているのですから「受け入れるとか、受け入れないとか」言ってたってしょうもないのに、全く不思議な事をいうものです。
ということは、やはり中国にとって、今スポートの国際大会で勝利する事は、「中国人は凄い。中国人は優秀だ」とプロパガンダだと考えるのが、妥当なのかもしれません。
そういえば、卓球のユニフォームにも世界の支配者の化身5本指の龍が描かれています。


卓球混合ダブルス決勝、許昕/劉詩雯ペア(写真)は日本ペアと死闘を繰り広げたが、最終ゲームで力尽きた。(C)Getty Images
こんな図柄をユニフォームに核という事は、キリスト教徒が大きな十字架か描いたユニフォームを着るとか、日本人が旭日模様のユニフォームを着る事に等しいような気も、ちらっとします。

5本指の龍は単なる図柄ではなくて、「中国が世界の支配者だ」と主張する図柄だからです。

1936年のベルリンオリンピックが脳裏に浮かびます。

ナチスドイツによって、アーリア人=ゲルマンドイツ人が優秀だというプロパガンダに使われた五輪です。

この時には、ナチスのユダヤ人排斥に対しての抗議から、多くの国でボイコットが議論されましたが、(ユダヤ人の選手が個人的に参加を辞退したことはあったようですが)、

結局はボイコットされることなく開催されました。

来冬の北京オリンピックも、中国のウィグル人・モンゴル人・チベット人・香港人に対する弾圧から、今ボイコットが議論されています。

しかし、中国は国威発揚の絶好の機会ととらえて、なんとしても開催するつもりのようです。

1936年のベルリンオリンピックの次に予定されていたのは1940年の東京オリンピックでしたが、これは戦争のために中止になりました。

奇しくも、世界征服を望む全体主義国が五輪を国威発揚に利用しようとする時に、その後・その前に東京オリンピックが予定されるのです。

うがちすぎかもしれませんが、今回大会組織委員会が「どんな事をしても、開催したい」と考えたのは1940年の東京五輪の中止のトラウマがあったためかもしれない気がしてきました。

あの時には、翌年から戦争になってしまいました。また中止にしたら、今度も遠からず戦争に…。「そんなことは考えたくもないから、何としても開催したい」と考えた人もいたかもしれないと、ふと思いました。

いずれにせよ、北京冬季五輪は、1936年のベルリンのように異様な大会になるような気がします。

とすると、今世界にむけて、日本は中国とは違うと発信する重要なチャンスなのかもしれません。

★ お隣の韓国は、「中華文明国の韓国は、国際標準の感覚のあなた達の国とは一味違いますよ」と、自分で世界中に発信してくれています。

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