人生を変えてくれた風と桜
私は「パニック障害サバイバー」です。
6年の闘病が最近終わって、今は薬なしで外出できるようになりました☆彡
パニック障害って簡単に言うけれども、外出恐怖は本当にすごくて、人間らしい生活なんてできたもんじゃない。
抗不安薬を飲みながら、ほんの1~2時間以内なら何とかかんとか外出できるようになった、子ども5年生の春。
目の前に桜の花を見た。
ああ、花が咲いている!
2年以上ほぼ引きこもりだった私には、桜の花びらを今この手で触れていることは本当に奇跡だと思えた。
ふと空を仰ぐ。きれいな青空。気がつくと気持ちのいい風が吹いている。
ああ、生きているんだ。ここにこられた。
手足が動くこと、
目が見えること、
桜を見られること、
風を感じられること
その日、すべてがキセキだと知ることができた。
すっかり元気になって、最近空を見てないな。
晴れたら青空を思いきり仰ごう。風を感じよう。
そしてまた、その奇跡に感謝しようと思う。
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