見出し画像

ドライイーストは大事

ステイホームで時間があったので、ホームベーカリーでパンを焼いてみることにした。近所のスーパーをまわっても強力粉やドライイーストは売り切れていたので、ネットで調達。レシピを見るとドライイーストは3グラムとか書いてあるから、できるだけ小さいポーションのものを探し、10グラム入りのを購入してみた。

わくわく材料を計量して、焼いたのが右の写真。ぺたんこで味も酷い。

みっしりつまっていて、小麦粉の塊を食べている感じ。

そのままでは食べにくいので、フレンチトーストにしたり、オープンサンドにしたり、オットは食べないので一人で頑張った。

温度を変えたり、レシピを変えたりを三回ほど繰り返したが、毎回これ。

きっとこれはホームベーカリーが壊れているのだ。ということにした。元々、私が買ったものじゃない。オットの前のヨメが買ったものだ。きっと怨念がこもっているのだ。捨ててしまおう。

。。。と思いつつ、せっかく小麦粉がまだあるからと”はるぱん”ちゃんの動画を見て、手捏ねパンを作ってみた。やはり膨らまなかったけど、オーブンの中で中央部がバリバリ盛り上がって、富士山みたいになった。

でも手捏ねの作業が楽しかったし、ハードタイプのパンだからそんなに膨らまなくても、フランスパンみたいで美味しい。

ワインのおつまみにおかずもなく、夫婦で小麦粉300グラム分を完食してしまい、初めてパンを焼いて良かったと思った。

ここで最初に買ったドライイーストが無くなったので、新しいのをネットで購入することに。その時、初めて気づいた!私が前に買ったのはドライイーストではなかった!!(遅)

ドライイーストタイプ天然酵母と袋に書いてあったのだ。多分、それはそれで役に立つけれど、ドライイーストと同じ量で同じ仕事をしてくれなかったというわけ。

そこで、次はネットで評判の”サフ”のドライイーストというのを注文することにした。ただし、小さいポーションは品切れのようで、500グラム入りである。

一回3グラムとすると166回もパンを焼かなくてはならない。もし、またぺちゃんこパンになったら、166回も一人であのパンを食べ続けるのか?

数日悩んだ結果、酔った勢いでポチしてしまった。

数日後届いたドライイーストのすぐ使わない(使えない)分を冷凍保存するために、小分け用タッパーを買いに行くことから始めて、いよいよパン作り。

手捏ねパンは膨らまなくてもおいしいということは実証済なので、あえて捨て損ねたホームベーカリーで挑戦するチャレンジャー精神。膨らむようにマジナイの言葉もかけて焼いてみた。ま、計るだけで、ホームベーカリーにおまかせなんだけど。

するとなんと、めちゃくちゃ美味しいのができた(左の写真)!!

どうしても膨らむようにと、ちょっと大目にドライイーストを入れたせいか、蓋を開けたらケースから盛り上がってて、思わずオットとハイタッチ!

ふわふわの食感でおいしくて、6枚に切って1枚だけ食べて翌朝の楽しみにしていたら、寝ている間にオットが5枚も食べてしまった。

自分で作ったのをこんなに喜んで食べてもらうって嬉しいでしょ?って言い訳するオットをパンチしながら、ドライイーストって大事と思った。

だって全くおなじレシピなんだもん。ドライイーストってすごい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?